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論文

Possible collective spin excitation in the spin-triplet superconducting state of Sr$$_2$$RuO$$_4$$; Multi-band theory

野村 拓司; 平島 大*; 山田 耕作*

Journal of the Physical Society of Japan, 77(2), p.024701_1 - 024701_10, 2008/02

 被引用回数:8 パーセンタイル:49.99(Physics, Multidisciplinary)

Sr$$_2$$RuO$$_4$$のスピン三重項超伝導状態における動的スピン帯磁率を計算することで可能な集団的スピン励起を調べた。揺動的な三重対凝縮体の帯磁率への効果が考慮される。三重項対対称性は${bf $d$}$(${bf $k$}$)$$sim$$($$k_x$$+$rm i$k_y)hat{z}$$と仮定する。小さな(現実的な)相互作用の異方性では、低エネルギーのスピン波励起のモードが帯磁率の虚部にピーク構造として現れる。本研究では現実的な多バンド模型を用いて研究するがこれは以前に1バンドの模型でなされた研究の自然な拡張である。

口頭

Theory of magnetic properties in the spin-triplet superconducting state of Sr$$_2$$RuO$$_4$$

野村 拓司; 平島 大*; 池田 浩章*

no journal, , 

Sr$$_2$$RuO$$_4$$のスピン三重項超伝導状態におけるスピン帯磁率$$chi({bf q}, omega)$$とNMR緩和率$$1/T_1$$の計算結果を示す。現実的な電子構造を有した3バンドのHubbard模型から出発する。計算されたNMR緩和率は$$T_c$$以上でKorringa則を示し、$$T_c$$以下ではHebel-Slichterピークを伴うことなく$$T^3$$的振る舞いを示す。この温度依存性は実験と整合しているが、$$1/T_1$$の異方性($$[1/T_1]_c/[1/T_1]_{ab}$$)は実験で得られるような約2倍の大きさを説明できない。$$chi({bf q}, omega)$$の異方性,波数振動数依存性について議論する予定である。また、同じ超伝導ギャップ構造について、可能なスピン波モードについても議論する。

口頭

Sr$$_2$$RuO$$_4$$のスピン三重項超伝導状態におけるスピン波励起の理論; 多バンド模型による計算

野村 拓司; 平島 大*

no journal, , 

本研究では、ルテニウム酸化物超伝導体Sr$$_2$$RuO$$_4$$のスピン三重項超伝導状態におけるスピン波励起を議論する。現実的な多バンド構造を考慮し、微視的計算から求めた超伝導ギャップ構造を用いたうえで、面平行帯磁率を計算し、スピン波励起のスペクトルを導く。スピン帯磁率への三重項対凝縮体の揺らぎの寄与が考慮される。スピン空間における回転対称性の破れの結果として、スピン波励起のモードが面平行帯磁率に現れることが示される。

口頭

Sr$$_2$$RuO$$_4$$のスピン三重項超伝導における集団的スピン励起の多バンド理論

野村 拓司; 平島 大*

no journal, , 

酸化物超伝導体Sr$$_2$$RuO$$_4$$ではスピン三重項対状態が実現していると考えられている。スピン空間における回転自由度が超伝導状態においても完全には失われないことから、超伝導状態におけるスピンの集団励起モードの研究がなされてきた。これまでになされてきた研究では、現実的な多バンド構造を無視して1バンドの模型を用いている、ギャップ関数の関数形をはじめから仮定しているなどの単純化がなされていた。本研究では、現実的な多バンド構造を考慮し、微視的計算から求められた超伝導ギャップ関数を用いることでそれらの研究を拡張する。具体的にはスピン帯磁率への三重項対凝縮体の揺らぎの寄与を考慮し、ギャップ関数はクーロン相互作用に関する摂動計算で求めたものを用いる。結果としてスピン空間における回転対称性の破れに起因する長波長の集団的スピン励起のモードが面平行帯磁率に現れることを示す。なお、この励起モードの中性子散乱実験による観測可能性について議論する。

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