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論文

Lessons learned in protection of the public for the accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

Callen, J.*; 本間 俊充

Health Physics, 112(6), p.550 - 559, 2017/06

 被引用回数:2 パーセンタイル:42.02(Environmental Sciences)

福島第一原子力発電所事故は、原子炉過酷事故及び使用済み燃料事故時に公衆を防護するための意思決定に実際のところ如何なる洞察をもたらすだろうか。この問いに答えるため、そして原子力発電所の過酷条件による将来の如何なる影響も制限するために、本論文では、時間軸に沿って緊急事態への対応として措置された対策を提示した。論文では、特に公衆を防護するために理解していなければならない軽水炉の過酷条件に起因する事故の進展に関連した洞察に着目している。

報告書

島根県内における原子力災害時の避難施設に関する調査(受託研究)

高原 省五; 渡邊 正敏; 小栗 朋美; 木村 仁宣; 廣内 淳; 宗像 雅広; 本間 俊充

JAEA-Data/Code 2016-016, 65 Pages, 2017/02

JAEA-Data-Code-2016-016.pdf:2.32MB

本調査では島根県からの委託を受けて、原子力事故時の避難施設の被ばく低減効果の評価に資するため、島根県松江市において、避難施設の構造と材質に関するデータを調査した。調査の対象となった施設は合計22施設(290部屋)であり、教育施設(12施設、235部屋(付属の体育館等を含む))、公共施設(7施設、42部屋)と体育館(3施設、13部屋)が含まれている。各施設の構造や規模、用途を考慮して、教育施設の一般教室、教育施設のその他の特別教室(一般教室以外)、公共施設(公民館、福祉センターなど)、体育館の運動場、体育館の運動場以外という施設分類を設定し、構造と材質の調査結果を整理した。また、材質については密度も調査し、重量厚さを算出して整理した。先行研究と比較すると、本調査での調査結果は過去の日本国内及び欧米のコンクリート建物に対する調査データと整合性のある結果となった。ただし、体育館運動場の屋根についてはコンクリートではなく薄い金属板が使われている場合がほとんどであり、コンクリート施設や瓦を使った木造家屋よりも屋根の重量厚さは小さくなる傾向が見られた。

論文

原子力事故後の住民への介入はどのようにして正当化されるのか?; 国際放射線防護委員会の放射線防護体系に基づくアプローチ

高原 省五; 本間 俊充; 米田 稔*; 島田 洋子*

保健物理, 51(3), p.147 - 159, 2016/09

原子力事故後の汚染地域における放射線リスクの管理には、(1)リスク・トレードオフ、(2)パターナリズム、(3)管理の決定にする責任の個人化という3つの課題が伴う。本稿では、国際放射線防護委員会(ICRP)の放射線防護体系の倫理的背景を文献調査して、これらの倫理的課題へどのようにして対処しうるのかを検討した。ICRPの放射線防護体系は3つの規範倫理学(功利主義、義務論及び徳倫理学)に基づいて構築されており、目的と状況に応じてこれらの倫理学を組み合わせることで、汚染地域のリスク管理に伴う3つの課題に対応することができる。また、個人に対する防護措置を行う場合には以下のような条件を満たす必要がある:(1)事故直後の緊急性の高い状況で行われる防護措置については、事故の発生確率やその影響について事前に説明を行い、被介入者の理解と合意を得なければならない、(2)事故後時間を経て緊急性の低い状況で行われる防護措置については、住民の自律を促進する方法で行われねばならず、十分な情報提供のもとで多様な選択肢に関する批判的検討を行えるように意思決定プロセスを構築しておく必要がある。

報告書

軽水炉の過酷な状況に起因する緊急事態において公衆を防護するための措置(翻訳資料)

本間 俊充; 高原 省五; 飯島 正史; 佐藤 宗平; 木村 仁宣; 嶋田 和真

JAEA-Review 2016-013, 162 Pages, 2016/07

JAEA-Review-2016-013.pdf:16.95MB

本報告書は、国際原子力機関が2013年5月に出版した「Actions to Protect the Public in an Emergency due to Severe Conditions at a Light Water Reactor」を邦訳したものである。

論文

Changes in risk perceptions before and after nuclear accidents; Evidence from Japan

西川 雅史*; 加藤 尊秋*; 本間 俊充; 高原 省五

Environmental Science & Policy, 55(1), p.11 - 19, 2016/01

We quantitatively analyzed changes in residents' perceptions of the net benefits derived from the Kashiwazaki Kariwa Nuclear Power Station (KK) before and after the accident at the Fukushima Daiichi Plant (FD). From this analysis, we found that KK's perceived net benefits declined after the FD accident. This decline resulted from changes in respondents' relative weightings of KK's costs and benefits. We also found that residents living near nuclear facilities are more concerned about health risks from nuclear accidents than the likelihood of such accidents caused by human error. We suggest that a more effective policy entails changing people's relative weighting of nuclear facilities' costs and benefits by protecting lives through enhanced evacuation planning and post-disaster support for rehabilitation, although Japan's current nuclear power policy aims to assuage people's risk perceptions by reducing the probability of nuclear accidents to zero.

論文

Investigating the gap between actual and perceived distance from a nuclear power plant; A Case study in Japan

加藤 尊秋*; 高原 省五; 本間 俊充

Journal of Disaster Research, 10(4), p.627 - 634, 2015/08

This study investigates the factors of the gaps between perceived and actual straight line distances to the Kashiwazaki-Kariwa NPP. Randomly selected adult citizens living in the two municipalities were surveyed in 2005, 2010 and 2011. Geographical and personal attributes, as well as experiences of the events that highlighted nuclear safety were the three groups of factors considered in this study. The Niigataken Chuetsu-oki earthquake hit the NPP between the first and the second surveys. The Fukushima nuclear accident in March 2011 happened between the second and the third surveys. Before the Fukushima accident, overestimation of the straight line distance was common among the respondents and geographical attributes affected the bias between actual and perceived straight distances. After the Fukushima accident, underestimation became common and personal attributes became more influential as the factor of the perceived-actual distance gap.

論文

より実効性の高い原子力防災対策の構築に向けて,1; 緊急事態への備えと対応; 国際基準と福島の教訓

本間 俊充

日本原子力学会誌, 56(10), p.661 - 668, 2014/10

原子力規制委員会が新たに定めた原子力災害対策指針は、福島第一原子力発電所事故(以下、「福島第一事故」)の教訓を踏まえ、国際原子力機関(IAEA)を中心とした緊急事態への備えと対応に関する国際基準に準拠したものとなっている。本稿では、IAEAの安全要件とその基礎となっている緊急時対応における防護戦略の基本的な考え方について解説する。

論文

Study for shielding efficiency of evacuation facilities in nuclear emergency

小栗 朋美*; 高原 省五; 木村 仁宣; 本間 俊充

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 4, p.767 - 770, 2014/04

屋内退避は原子力災害時における防護措置の一つであり、放射性プルームと地表沈着核種による外部被ばく(以下、それぞれクラウドシャインとグランドシャイン)と吸入による内部被ばくを低減するために実施される措置である。屋内退避には、自宅や職場など通常家屋への退避と、遮へい効果及び気密性の観点から優先的される施設への退避(コンクリート屋内退避)が考えられる。コンクリート屋内退避を効果的に実施するためには、施設の収容能力や立地条件に加え、施設の遮へい効果を評価しておく必要があるが、個別の施設の同効果は評価されていないのが現状である。そこで本研究では、地域防災計画に記載された避難施設のコンクリート屋内退避としての利用可能性を検討するために、遮へい機能評価に必要な施設の建築材料及び構造に関する情報を調査した。また、これらの調査結果に基づき、退避施設の被ばく低減効果を評価する方法について検討した。

論文

Probabilistic assessment of doses to the public living in areas contaminated by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident

高原 省五; 飯島 正史; 嶋田 和真; 木村 仁宣; 本間 俊充

Radiation Monitoring and Dose Estimation of the Fukushima Nuclear Accident, p.197 - 214, 2014/02

AA2013-0338.pdf:0.29MB

本研究の目的は、福島第一原子力発電所事故時の避難において住民が受けた線量の範囲を科学的根拠に基づいて評価することである。この目的を達成するために、本研究では確率論的な線量評価を実施した。$$^{137}$$Csの地表面濃度の実測値及び生活行動時間の現地調査の結果を利用して評価した。避難区域から避難した住民の95%値はおおよそ1-10mSvの範囲となった。屋外での滞在が長い住民及び計画的避難区域から避難した一部の住民については、実効線量の95%値が10-50mSvの範囲となった。

論文

放射線防護の最適化における単位集団線量の貨幣評価値

高原 省五; 加藤 尊秋*; 本間 俊充

保健物理, 48(4), p.180 - 192, 2013/12

単位集団線量の貨幣評価値は、防護措置による削減リスクを貨幣価値に換算するために用いられ、放射線防護の最適化において欠くことのできない原単位である。本論文では、我が国の経済状況及び人口構成を反映して単位集団線量の貨幣価値の評価を試みた。支払意思額アプローチ及び人的資本法を用いて単位集団線量の貨幣評価値を評価したところ、それぞれ約2000万yen/person-Sv及び数百万yen/person-Svとなった。また、単位集団線量を回避するために要する費用を文献調査し、費用と便益とを比較すると、家庭での防護策や施設内従事者の防護策については、回避に要する費用よりも便益の方が大きくなる傾向がみられた。しかし、施設からの放出管理に関する施策については、公衆にもたらされる費用の方が大きくなる傾向がみられた。

論文

A Case study of economic incentives and local citizens' attitudes towards hosting a nuclear power plant in Japan; Impacts of the Fukushima accident

加藤 尊秋*; 高原 省五; 西川 雅史*; 本間 俊充

Energy Policy, 59, p.808 - 818, 2013/08

AA2012-0147.pdf:0.43MB

 被引用回数:16 パーセンタイル:16.73(Economics)

本研究では、2005年11月,2010年1月,2011年12月に東京電力柏崎刈羽原子力発電所の立地地域(柏崎市及び刈羽村)で行った社会調査をもとに、原子力発電所が地域にもたらす経済的・財政的利点や事故で被害を受ける不安感に関し地域住民の考え方の変化を探る。これらの調査は、同じ設問を含み、比較可能である。特に、東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響に着目する。調査期間中、2007年7月には新潟県中越沖地震、2011年3月には東北地方太平洋沖地震が生じ、後者は福島第一原子力発電所の事故をもたらした。2011年調査では、2010年調査に比べ、各種の経済的・財政的利点の意義、またこれらの利点によって発電所が地域にもたらす問題点の埋め合わせが可能かという問いに関し、多くで否定的な回答が増えた。ただし、財政的利点の1人あたり規模が極めて大きい刈羽村では、その変化の程度は限定的であり、否定的な回答が増えた項目であっても2005年調査時の水準と大差がなかった(2010年調査では、2005年調査に比べて全体的に上記項目に肯定的な回答が増えていた)。

論文

Evaluation of the precautionary action zone using a probabilistic consequence analysis

木村 仁宣; 高原 省五; 本間 俊充

Journal of Nuclear Science and Technology, 50(3), p.296 - 303, 2013/03

 パーセンタイル:100(Nuclear Science & Technology)

To develop the effective emergency plans for a nuclear accident, the size for the precautionary action zone (PAZ) was evaluated using the PSA code of the OSCAAR. For derived accident scenarios based on a Level 2 PSA analysis for the BWR and PWR representative plants, the radiation dose at each distance was calculated for all weather sequences in a year and then the distance was assessed below the criterion for the absorbed dose to red marrow. Consequently, our study indicated that the size for the PAZ was estimated at approximately 3 km radius under average weather conditions using the action level for acute exposure of the Basic Safety Standards (BSS) of the IAEA.

報告書

安定ヨウ素剤服用による甲状腺被ばく低減効果の評価手法の開発

木村 仁宣; 高原 省五; 本間 俊充

JAEA-Research 2012-039, 24 Pages, 2013/02

JAEA-Research-2012-039.pdf:1.91MB

原子力事故での早期防護措置の適切な実施方法を検討するため、原子力機構が開発した確率論的事故影響評価(レベル3PSA)コードOSCAARを用いて、さまざまな事故シナリオに対し、防護措置実施による被ばく低減効果の評価を進めている。放射性ヨウ素の吸入による甲状腺被ばく線量を低減させるため、安定ヨウ素剤服用は効果的な早期防護措置である。しかし、安定ヨウ素剤の効果を最大限にするためには服用時期が重要であり、そのため、緊急時計画策定にあたり安定ヨウ素剤服用の最も効果的な実施方法をあらかじめ検討しておく必要がある。本研究では、安定ヨウ素剤の服用時期に応じた被ばく低減効果を評価するため、ヨウ素代謝モデルをOSCAARに導入し、環境への放出が大きい格納容器バイパス事故シナリオを例に取り、屋内退避又は避難と安定ヨウ素剤服用の組合せによる被ばく低減効果を甲状腺被ばく線量の観点から評価した。

論文

Assessment of radiation doses to the public in areas contaminated by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station accident

高原 省五; 飯島 正史; 嶋田 和真; 木村 仁宣; 本間 俊充

Proceedings of International Symposium on Environmental monitoring and dose estimation of residents after accident of TEPCO's Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, p.212 - 220, 2012/12

福島第一原子力発電所事故の影響を受けた地域では、日常生活を通じて、住民が放射線を被ばくする状況となっている。本研究では、住民の被ばく線量を包括的かつ現実的に評価するために、確率論的評価手法を採用し、環境中の放射性物質濃度及び生活習慣の測定・調査結果をもとに評価を実施した。避難区域及び計画的避難区域から避難した大部分の住民に対する事故後一年間での実効線量の95%値は1-10mSv/年であった。ただし、屋外での滞在時間が長い集団、高濃度で汚染された地域からの避難の場合には、実効線量の95%値が10-50mSv/年の範囲となった。年間線量に対して支配的な被ばく経路はグランドシャインであり、約90%が同経路から生じているものと評価された。また、福島県内の主要都市に定住した場合に生涯で受ける被ばく線量の3分の1は、汚染後の初めの1年で既に生じたものと評価された。

論文

A Preliminary dose assessment for the population in an area outside the 30 km zone after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident

木村 仁宣; 木名瀬 栄; 高原 省五; 本間 俊充

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 3, p.19 - 24, 2012/10

2011年3月11日に発生した福島第一発電所での事故から約1か月の間にある地点で公衆が受けた被ばく線量について、モニタリングデータを用いて推定した。外部被ばくについては、事故10日後からの空間線量率の測定データをもとに事故後の空間線量率を推定することで、累積線量を求めた。また、$$^{131}$$Iの摂取及び吸入による内部被ばくについては、ダストサンプリングデータ及び水道水の放射能濃度を用いて線量を評価した。外部及び内部被ばくによる線量の合計は、20mSvより小さい結果となった。さらに水道水の摂取制限により回避された被ばく線量についても評価した。

論文

Using ICRP/ICRU voxel models to evaluate specific absorbed fractions

木名瀬 栄; 木村 仁宣; 高原 省五; 本間 俊充

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 3, p.69 - 71, 2012/10

At the Japan Atomic Energy Agency, SAFs have been evaluated using human voxel models and a Monte Carlo code to update a level 3 probabilistic safety assessments (PSA) code which provides doses after an accidental release of radioactive material to the atmosphere. In the present study, the ICRP/ICRU voxel models were applied to evaluating SAFs for both photons and electrons in some organs. The sources were assumed to be monoenergetic in the energy range from 10 keV to 10 MeV. The radiation transport was simulated using the Monte Carlo code EGS4 in conjunction with an EGS4 user code, UCSAF. Consequently, it was confirmed that SAFs evaluated in the present study agreed well with those evaluated by the task group on dose calculations of ICRP committee 2, except for the cross-irradiation SAFs for electrons with low energies. The cross-irradiation SAF evaluations were found to be subject to the treatment of bremsstrahlung photons and the set of cutoff energies in the radiation transport.

論文

Assessment of doses from external exposure in contaminated areas resulting from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident

高原 省五; 木村 仁宣; 木名瀬 栄; 石川 淳; 須山 賢也; 細山田 龍二; 本間 俊充

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 3, p.25 - 29, 2012/10

福島第一原子力発電所事故による汚染地域においては、適切な被ばく管理及び必要な措置の特定のために被ばく線量の評価が重要な課題の一つである。被ばく線量の評価は、あらゆる被ばく経路を考慮して、予測的かつ遡及的に行われるべきである。汚染地域での被ばく線量を評価するうえで最も重要な被ばく経路の一つとして、地表面に沈着した放射性物質からの外部被ばくが知られている。線量評価では環境モニタリングの結果を入力情報として利用できるが、寿命の短い核種に関する情報を入手しにくいため、線量評価にその寄与を反映することが困難である。本研究では、核分裂によって生成する54核種を対象として、事故発生時に炉内に存在した放射性物質の量と事故シナリオから予想される放出割合を決定し、環境中に放出された各核種の量を評価した。この放出量をもとに被ばく線量を評価したところ、福島第一原子力発電所北西方向の汚染地域におけるモニタリングデータとよく一致しており評価の妥当性が確認された。

論文

Sensitivity analysis of a passive decay heat removal system under a post-loss of coolant accident condition

劉 峭; 本間 俊充

Journal of Nuclear Science and Technology, 49(9), p.897 - 909, 2012/09

 被引用回数:1 パーセンタイル:85.4(Nuclear Science & Technology)

次世代原子炉の開発に向けて、受動的安全システムは信頼性が高いと考えられるため、脚光を浴びているが、システム挙動の不確実さが大きいと指摘されている。受動的安全システムの信頼性を高めていくため、システム挙動への影響の大きい因子を特定し、その因子の不確実を低減させる必要がある。本研究は、分散に基づく不確実さ重要度指標を用いて、あるガス冷却高速炉の冷却材喪失事故発生後の残留熱除去システムの挙動を対象に、感度解析を行った。その結果、システムの圧力は、システムの挙動の不確実さに最も寄与することがわかった。また、熱交換器の壁面温度、混合対流区のヌセルト係数や摩擦係数もシステムの挙動に影響することがわかり、受動的安全システム設計の信頼性向上に有益の情報を提供できた。

論文

福島第一原子力発電所事故後の水道水摂取制限による乳児の回避線量評価

木名瀬 栄; 木村 仁宣; 高原 省五; 本間 俊充

日本原子力学会和文論文誌, 10(3), p.149 - 151, 2011/09

There has been some concern in reviewing the effectiveness of making decisions on the implementation of protective measures in the emergency exposure situations. After the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident, characterization of the concentration of radioiodine-131 in tap water has been studied using the validated measurements from some authorities in Fukushima, Ibaraki and Tokyo. Levels of averted doses to infants -1-year-old children- due to intakes of radioiodine-131 by tap water restrictions were calculated using the measurements. Consequently, it was found that the concentration of radioiodine-131 in tap water provided by the authorities had an apparent half-life 2.8 days. The averted equivalent doses to the thyroids of 1-year-old children were found to be a maximum value of 8.3 mSv in a local area of Fukushima. Hence the tap water restrictions implemented by the authorities would be acceptable in the early phase of the emergency exposure situation.

報告書

健康と環境への影響を指標とした各種発電システムの比較手法

高原 省五; 松木 良夫*; 本間 俊充; 村松 健

JAEA-Review 2010-060, 73 Pages, 2010/12

JAEA-Review-2010-060.pdf:1.52MB

各種発電システムに関する比較影響評価の手法と代表的な評価結果を調査・整理した。比較影響評価は幾つかの影響評価手法を用いて実施されるが、一般的な方法として影響経路(損害関数)法が知られている。同手法は、発電所等の放出源から有害物質が環境中を移行して対象に影響を及ぼす過程を評価する。また、評価の目的に合わせて評価範囲(燃料チェーン,時間的及び空間的)を限定すること、評価過程でデータとモデルの妥当性を示すことに本手法の特徴がある。同手法は、国際原子力機関(IAEA)が12か国の研究機関と共同で実施した比較影響評価に関する共同研究プログラム(CRP)及び欧州共同体(EC)の外部性評価プロジェクト(ExternE)において採用され、国際的に広く認識された手法である。IAEAのCRP及びExtern Eの評価結果では、化石燃料(石炭,石油及び天然ガス)チェーンによる影響が特に大きく、その傾向は二次汚染物質や地球温暖化の影響を考慮した場合に顕著である。一方、原子燃料チェーンによる影響は、過酷事故のリスク及び長寿命核種による地球規模の影響評価について議論の余地がある。

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