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論文

Magnetic excitations from the singlet dimerized state in Na$$_2$$Co$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$

松田 雅昌; 脇本 秀一; 加倉井 和久; 本多 善太郎*; 山田 興治*

Physical Review B, 75(1), p.012405_1 - 012405_4, 2007/01

 被引用回数:4 パーセンタイル:22.69(Materials Science, Multidisciplinary)

Na$$_2$$Co$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$では、Co$$^{2+}$$モーメントが2本足梯子格子型に配列している。さらに、Co$$^{2+}$$モーメントが$$S$$=1/2を持ち、弱いイジング異方性があると予想されるため、$$S$$=1/2イジング梯子反強磁性の研究に適していると考えられる。この物質の磁性が実際に梯子構造に由来するものかを判定し、さらに磁気相互作用に関する情報を得るためには中性子非弾性散乱実験が不可欠である。粉末試料を用いて中性子散乱実験を行った結果、1.7meVと3.4meV付近に鋭い磁気励起ピークが観測された。また、分散幅は小さく、孤立ダイマー系から予想される結果に近いと考えられる。解析の結果、Na$$_2$$Co$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$はイジング異方性を持った$$S$$=1/2孤立ダイマー系としてよく記述されることを明らかにした。

口頭

スピネル磁性体GeFe$$_2$$O$$_4$$の磁気構造

松田 雅昌; 本多 善太郎*

no journal, , 

GeM$$_2$$O$$_4$$(M=Fe, Co, Ni)は立方晶スピネル構造を有しており、低温で反強磁性長距離秩序を示す。磁気構造は物質により異なっており、この系における磁気フラストレーションの効果を理解するために、GeM$$_2$$O$$_4$$を系統的に研究することは重要である。われわれは、GeFe$$_2$$O$$_4$$の磁気構造を決定するために粉末試料と単結晶を用いて中性子回折実験を行った。実験の結果、磁気特性ベクトル($$delta$$,$$delta$$,0)($$deltasim$$2/3)を持つ磁気構造を有することがわかった。単結晶では若干試料依存性が見られ、$$delta$$=2/3に近い試料ほど長い磁気相関距離を示す(長距離秩序に近づく)ことがわかった。酸素欠損などの影響であると思われる。

口頭

スピネル磁性体LiCrMnO$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLiCrMnO$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

スピネル磁性体Li(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

スピネル磁性体Li(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*

no journal, , 

スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACr$$_2$$O$$_4$$(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn$$_{1-x}$$Cr$$_x$$)$$_2$$O$$_4$$のスピン相関に関する研究について報告する。

口頭

スピンラダー物質Na$$_2$$Fe$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$の中性子散乱

松田 雅昌; 本多 善太郎*

no journal, , 

Na$$_2$$Fe$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$(以降SIOと略す)ではFe$$^{2+}$$イオンが2本足スピン梯子鎖を形成している。同様の結晶構造を持つNa$$_2$$Co$$_2$$(C$$_2$$O$$_4$$)$$_3$$(H$$_2$$O)$$_2$$(以降SCOと略す)では、梯子の桟方向の相互作用が支配的で孤立反強磁性ダイマー模型でほぼ説明可能であり、梯子鎖としての性質は見られなかった。一方、磁化測定の結果からSIOでは梯子の足方向の相互作用も有限であることが報告されている。われわれは、中性子散乱実験でSIO粉末の磁気励起を測定することにより、この物質の桟方向,足方向の相互作用を調べた。実験の結果、$$sim$$3.5meVと$$sim$$5.3meVに鋭い2つの磁気励起ピークを観測した。この結果から、観測された磁気励起は反強磁性ダイマーの第1励起状態(triplet)が単イオン異方性により2つに分裂したものに相当すると推測される。また、これらのピークのエネルギー幅は分解能程度に狭いため、孤立系からの磁気励起であると推測される。このようにSIOの磁性はSCO同様に異方的な孤立反強磁性ダイマー模型でほぼ説明可能であることが示唆された。

口頭

Spin correlations in a frustrated spinel antiferromagnet LiCrMnO$$_4$$

松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*; 植田 浩明*; 上田 寛*; 三田村 裕幸*; 金道 浩一*

no journal, , 

LiCrMnO$$_4$$ shows an interesting behavior in magnetic field. Magnetization in LiCrMnO$$_4$$ gradually increases and saturates at $$sim$$1/2 of the full moment (3$$mu_B$$). This phenomenon is similar to the half-magnetization plateau observed in ACr$$_2$$O$$_4$$ (A: Cd and Hg), which originates from a strong spin-lattice coupling. We performed neutron scattering experiments in LiCrMnO$$_4$$4 in magnetic field up to 10 T to clarify the origin of the plateau-like state. It was found that the magnetic peak at $$Qsim$$0.6 $AA$^{-1}$$ is suppressed with increasing magnetic field although the magnetic peak at $$Qsim$$1.6 $AA$^{-1}$$ is robust. This result suggests that the saturation of the magnetization is not related with the spin-lattice coupling as in ACr$$_2$$O$$_4$$ but spins in phase 2 first align ferromagnetically in low magnetic field. This indicates that the magnetic interactions in phase 2 are relatively small, suggesting that the phase 2 is formed by further-neighbor interactions.

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