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春日井 敦; IFMIF原型加速器統合プロジェクトチーム*
no journal, ,
核融合炉材料開発のため、加速器駆動型中性子源であるIFMIFの工学実証として原型加速器の開発が実施されている。これは重陽子線形加速器であり、RFQ、超伝導RFライナック、RFパワーシステム、ビームダンプ、及びビーム輸送系からなる。目標性能は9MeVで125mAの重陽子ビームを連続的に作り出すことである。2014年春よりこの入射器の本格的な組立・据付作業が六ヶ所サイトで開始された。後段加速器であるRFQへの入射に必要なビームのため、あるいはより高品質のビームを生成するため、入射器の試験がまさに2014年11月より開始されたところである。
春日井 敦; IFMIF/EVEDA原型加速器統合チーム*
no journal, ,
日欧の幅広いアプローチ(BA)活動のもと、核融合原型炉の材料照射試験のためIFMIF(国際核融合材料照射施設)の工学設計・工学実証活動(EVEDA)が進められている。この活動の一部として、IFMIF/EVEDA原型加速器(LIPAc)の組立・調整・試験がIFMIFの初段加速(重陽子で9MeV/125mA/CW)の工学実証段階に入っている。LIPAcの入射器の調整・試験はまさにちょうど六ヶ所サイトで始められたばかりである。入射器のビーム試験が完了した後には、RFQ, MEBT, 診断系, HEBT, ビームダンプの据付け・調整・試験を、BA活動の期間内に段階的に実施する予定である。