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仙田 郁夫; 荘司 昭朗; 荒木 政則; ITER国内設計チーム; ITER Joint Central Team
International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, 13(1-4), p.349 - 357, 2001/00
ITER(国際熱核融合実験炉)の工学設計活動において検討された、ITERの磁場配位制御系のシステム設計について報告する。システムとして最適化を行うためには、個々の部分でのモデル化及び検討では不十分であり、さまざまな部分からなるシステム全体を考慮した解析を行う必要がある。ITER工学設計においては、炉心プラズマ,真空容器などの機器に誘起される渦電流、及びコイルから構成されるプラントモデルに、計測・データ処理,制御器,アクチュエーターのモデルを加えた総合的な解析モデルを作成し、システムの特性を検討し、最適化を進めている。講演では、電磁応用機器としての特性を、解析結果を示して、紹介する。
ITER物理専門家グループ議長及び共同議長; ITER共同中央チーム及び物理統合班
Nuclear Fusion, 39(12), p.2137 - 2174, 1999/12
「ITER物理の基礎」は、ITERの設計の基盤となる物理法則及びプラズマ性能予測の方法論について提示及び評価を行う。ITERは核融合エネルギーの平和利用が科学技術的に成立することを実証する装置である。この章では、後の章でITER物理専門家グループによって詳述される、DT反応プラズマの予測に用いる物理的基礎の要約である。トカマクプラズマの挙動は、多様な物理過程の複雑な作用で決定される。主要な物理現象及び物理過程、すなわちエネルギー及び粒子の閉じ込め、MHD安定性、粒子及び熱制御、プラズマ対向材の損耗、高エネルギー粒子の輸送、加熱過程、計測について予測の原理と精度について論じる。
ITER物理専門家グループ議長及び共同議長; ITER共同中央チーム及び物理統合班
Nuclear Fusion, 39(12), p.2627 - 2638, 1999/00
磁気核融合炉においては、プラズマ、原子、及び材料に関する多様な物理過程が、広範囲の時間・空間のスケールでかかわり合う。この章においては、ITERが、これらの物理過程が核融合炉のパラメーターで現出できる、貴重な環境を提供することを論じた。デモ炉の設計のためには炉規模の燃焼プラズマの装置において、確実なデータを取得することが不可欠である。このような実験研究によって得られた物理的知見は、現存のプラズマ閉じ込め装置では取得することのできない、独創性の高いものとなるであろう。