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論文

オートラジオグラフィーを用いた福島第一原子力発電所起源の放射性降下物の局所的な分布解析

坂本 文徳; 大貫 敏彦; 香西 直文; 五十嵐 翔祐*; 山崎 信哉; 吉田 善行; 田中 俊一*

日本原子力学会和文論文誌, 11(1), p.1 - 7, 2012/01

福島県内で採取した植物,土壌などをオートラジオグラフィ解析を行い、樹木については事故以前に生育した葉や枝にほとんどの放射性Csが存在すること、及び地表植物では根部ではなく茎と葉にほとんどの放射性Csが分布していることを明らかにした。これらの結果は、樹木や植物が放射性Csの移行を遅延する働きが顕著であったことを示している。

口頭

$$gamma$$線照射によるDNA切断の一塩基対ごとの位置特定

坂本 文徳; 五十嵐 翔祐*; 大貫 敏彦

no journal, , 

DNAは放射線によって損傷を受けることが知られており、損傷の種類,修復機構などが研究されている。しかし、これまでその切断位置の特定や切断位置の特異性などは詳しく研究されてこなかった。そこで本研究では、$$^{60}$$Co$$gamma$$線を照射してDNAを切断し、独自に開発した手法により一塩基単位でその切断位置を特定した。その結果、80%以上の切断が、DNA二次構造におけるループ状で発生しているとの結果を得た。

口頭

オートラジオグラフィーを用いた放射性降下物起源Csの植物、土壌中における局所的な分布解析

大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; 五十嵐 翔祐*; 山崎 信哉; 吉田 善行; 田中 俊一*

no journal, , 

放射性降下物により汚染した植物,土壌の局所分布をオートラジオグラフィー法により調べた。その結果、樹木に降下した放射性Csは降下以前に存在した幹及び葉に濃集した。さらに、ごく一部の放射性Csが降下後に成長した枝及び葉の部分に分布した。牧草,イネの切り株に降下した放射性Csは牧草及びイネにほとんどの部分が濃集し、土壌鉛直方向への移行はほとんどなかった。

口頭

Cisplatin添加と放射線によるDNA損傷の相乗効果の塩基レベルでの機構解明

五十嵐 翔祐*; 大貫 敏彦; 坂本 文徳; 立花 章*

no journal, , 

cisplatinを結合させたDNAに放射線を与えた時の切断位置を、サンガー法を用いた切断位置特定法により、DNAの塩基レベルでの切断位置を特定した。その結果、cisplatinの存在によりX線による塩基レベルでの新たな切断が生じること、及び切断位置がcisplatinが結合している位置に特異的であることが明らかとなった。

口頭

抗ガン剤とX線との相乗効果によるDNA切断の塩基レベルでの位置特異性の同定

五十嵐 翔祐; 大貫 敏彦; 坂本 文徳

no journal, , 

本研究では白金製剤を結合させたDNAにX線を照射し、サンガー法を用いた切断位置特定法により、DNAの一塩基レベルでの切断位置を特定し、相乗効果を塩基レベルで解明することを目指す。DNAにX線を100Gy照射すると、切断が確認できる。しかしこの切断には塩基特異性が見られなかった。シスプラチンを結合させてX線を照射しないDNAでは、塩基レベルでの切断は起きていなかった。一方、シスプラチンを結合させたDNAに100GyのX線を照射した場合、X線を照射した場合の切断位置に加え、新たな位置での切断を確認した。その切断位置は、DNAのアデニンとグアニンの位置に一致した。さらに、DNAのすべてのアデニンとグアニンの位置で切断が起きているわけではなかった。また、シスプラチンを結合させたDNAへのX線照射量を150Gyに増加させても、切断位置がほぼ同じであることを確認した。これらのことから、シスプラチンの存在によりX線による塩基レベルでの新たな切断が生じること、及び切断位置が、シスプラチンが結合している位置に特異的であることが明らかとなった。Zhengら(2008)は、シスプラチンの白金原子に放射線が当たったときに発生する二次電子がDNAに損傷を与えるために、DNAの損傷が増加することを示唆している。われわれの結果は、白金原子で発生した二次電子がシスプラチンの結合したアデニンとグアニンに作用して切断する可能性を示している。

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