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論文

Estimation of deposition velocities of HT and $$^{14}$$CO$$_{2}$$ and their fluxes from surface environment with a development of a simultaneous sampling system for the speciation of atmospheric H-3 and C-14

天野 光; 小嵐 淳*; 駒 知孝*; 安藤 麻里子; 飯田 孝夫*

JAERI-Conf 2003-010, p.221 - 225, 2003/09

大気中に放出されるH-3とC-14に関して、フラックスと沈着速度を解析する新しい方法を開発した。最初に、大気中に放出されるH-3とC-14の存在形態を弁別できるシステムを開発した。このシステムは、トリチウムについて水蒸気状(HTO),ガス状(HT),メタン形(CH$$_{3}$$T)を、C-14について二酸化炭素状($$^{14}$$CO$$_{2}$$)とメタン状($$^{14}$$CH$$_{4}$$)を同時に弁別できる。次に、通気法チェンバーを用いたフラックスと沈着速度を測定できる手法を開発した。これらの方法を実際に適用しHTと$$^{14}$$CO$$_{2}$$につきフラックスと沈着速度を求めその有用性を確認した。

論文

Estimation of $$^{14}$$CO$$_{2}$$ flux at soil-atmosphere interface and distribution of $$^{14}$$C in forest ecosystem

小嵐 淳; 天野 光; 安藤 麻里子; 飯田 孝夫*; 森泉 純*

Journal of Environmental Radioactivity, 60(3), p.249 - 261, 2002/06

 被引用回数:15 パーセンタイル:34.15(Environmental Sciences)

陸域環境において主な炭素リザーバーである土壌と大気の間での$$^{14}$$Cの動的挙動を解明するために、地表面$$^{14}$$CO$$_{2}$$フラックスを実環境で定量することのできる手法を開発した。この手法によって最小限の環境攪乱で$$^{14}$$CO放射能を測定するために必要なCO$$_{2}$$を集めることができ、森林土壌からの$$^{14}$$CO$$_{2}$$フラックスを2.33$$times$$10$$^{-5}$$Bq.m$$^{-2}$$.s$$^{-1}$$と見積もった。さらに森林生態系における$$^{14}$$Cの移行挙動を議論するために、周辺の植物や空気CO$$_{2}$$中の$$^{14}$$C比放射能測定も行った。松葉中の比放射能は大気中とほぼ等しく平衡に達していた。土壌空地中CO$$_{2}$$の比放射能は極めて高く、地表面近傍大気中で比放射能は濃度勾配を持って分布していることが明らかになった。地表環境では核実験起因の$$^{14}$$Cを含む土壌有機物の分解によって、高い$$^{14}$$C比放射能をもつCO$$_{2}$$が生成されていることがわかった。

論文

Numerical modelling and laboratory experiments of tritium transport in unsaturated soil

小嵐 淳*; 飯田 孝夫*; 安藤 麻里子; 山澤 弘実; 天野 光

Fusion Science and Technology, 41(3), p.464 - 469, 2002/05

環境中に放出されたトリチウムの影響を評価するためのモデル構築の一環として、地表面に近い不飽和土壌中でのHTO輸送モデルの開発と、モデル検証のためのトリチウム水を模擬した重水を用いた土壌カラム実験を行った。モデルには、土壌水分についてRichardsの式とVan Genuchtenタイプの土壌水分特性曲線の組み合わせを用い、HTO輸送については移流拡散方程式を用いた。実験では、重水を添加した水盤上に砂質土壌を均質に詰めた0.5m高のカラムを設置し、一定時間後の土壌中の重水濃度と堆積含水率の分布を測定した。実験で得られた土壌中での重水の拡散係数及び分散係数と、実験で得られた濃度分布とモデル計算結果の比較によるモデル検証結果について議論する。

論文

Characteristics of a simultaneous sampling system for the speciation of atmospheric T and $$^{14}$$C, and its application to surface and soil air

天野 光; 駒 知孝*; 安藤 麻里子; 小嵐 淳; 飯田 孝夫*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 252(2), p.353 - 357, 2002/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:39.48(Chemistry, Analytical)

空気中H-3,C-14について、化学形別同時サンプリング装置を開発し、その特性を調べた。また、その装置を用い、屋外空気,土壌空気についてサンプリングを行い、化学形ごとの濃度を定量した。本装置では、H-3について水蒸気,水素ガス,及びメタンの化学形を、C-14について二酸化炭素及びメタンの化学形のものを同時に採取できる。

論文

A New method for determining HT deposition velocity and dependence of the velocity on environmental factors

小嵐 淳; 天野 光; 安藤 麻里子; 飯田 孝夫*; 駒 知孝*

Radiation Protection Dosimetry, 93(3), p.237 - 243, 2001/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:52.3(Environmental Sciences)

土壌へのHT沈着速度を測定するためだけでなく、どの環境因子が土壌へのHT拡散及び土壌中での微生物活動によるHTOへの化学形転換の2つの沈着過程に影響を及ぼすかを調査するために新しい手法を開発した。チェンバーと2台のトリチウムサンプラーを用いる本手法によって、大規模な野外実験やトリチウムソースを用いることなしに野外環境でHT沈着速度を測定することができる。本手法で評価された原研・東海研におけるHTの沈着速度は1.26$$times$$10$$^{-5}$$~3.73$$times$$10$$^{-5}$$m.s$$^{-1}$$の範囲であった。HT沈着速度はおもに土壌の含水率及び気相率に依存してきた。含水率の増加に伴うHT沈着速度の増大から、本サイトの条件下では物理的なガス拡散よりも微生物による化学形転換がHT沈着速度に支配的に影響を及ぼしていることが示された。HT沈着速度と大気温度、大気湿度、土壌温度の間には明確な関連性は見いだせなかった。微生物活動に強く影響を及ぼすであろう土壌温度について、HT沈着速度を制御する要因としての重要性は副次的なものであった。

論文

Estimation of $$^{222}$$Rn flux from ground surface based on the variation analysis of $$^{222}$$Rn concentration in a closed chamber

小嵐 淳*; 天野 光; 安藤 麻里子; 飯田 孝夫*

Radiation Protection Dosimetry, 87(2), p.121 - 131, 2000/01

 被引用回数:24 パーセンタイル:80.77(Environmental Sciences)

放射性ガスであるラドンの地表からの湧出を評価するため、アクリル製のチェンバーを土壌に埋設し、チェンバー内のラドン濃度をはじめ主な環境因子を連続的に測定した。チェンバー内のラドンの濃度変動を、ラドン濃度勾配に起因する拡散フラックスと、チェンバー内の気圧の時間変化に起因する移流フラックスとを仮定することで解決できた。この解析により、チェンバー内のラドン濃度変動を表すことができ、土壌から大気へのラドンフラックスが推定できた。同時に、拡散フラックスパラメーター、移流フラックスパラメーターがそれぞれ1.71$$times$$10$$^{-5}$$ms$$^{-1}$$,1.62$$times$$10$$^{-2}$$mhPa$$^{-1}$$という値で得られた。これらのパラメーターは、拡散及び気圧変化による土壌からのラドンフラックスに及ぼす影響の大きさを表す指標になるのみならず、土壌-大気間のガス交換に関する基礎的な知見を与える。

論文

Development of model for dynamical behavior of water and $$^{222}$$Rn in unsaturated soil

小嵐 淳; 天野 光; 飯田 孝史*; 山澤 弘実; 永井 晴康

Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 9 Pages, 2000/00

H-3,C-14等の放射性ガスの地表循環モデルを開発するため、水蒸気,及び希ガスであるラドンを用いて、土壌からのガスの湧出機構を解析した。不飽和土壌中の水の動き,及びラドンガスの動きをそれぞれに表す1次元の数値モデルを同時に解くことにより、ラドンの地表からの散逸を評価し、チェンバー法による乾季及び雨季それぞれについての観測結果と比較した。その結果、提示したモデルで地表からのラドンガス散逸の時間変動を良く表すことができることがわかった。

口頭

森林斜面からの浅層地下水流出によるCs-137移行フラックスの推定

庭野 佑真*; 加藤 弘亮*; 恩田 裕一*; 佐藤 ひかる*; 飯田 光*; Anderson, D.*; 中西 美夕*; 新里 忠史

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故により森林に沈着した放射性セシウムは、水系を通じて下流へ流出している。既往研究により、出水時には表流水の溶存態Cs-137濃度が上昇することが報告されており、土壌水の流出や堆積リターからの溶出の影響が指摘されている。一方で、森林源頭部の斜面には、様々な滞留時間、流動系をもつ地下水が存在し、それらが混合して表流水を形成するが、表流水の溶存態Cs-137濃度形成に与える影響は十分に調査されていない。そこで本研究では、森林源頭部斜面の地下水の詳細な水文観測により、浅層地下水が表流水のCs-137濃度形成に及ぼす影響を定量評価した。

口頭

Cs-137 transport flux to surface water due to shallow groundwater discharge from forest hillslope

庭野 佑真*; 加藤 弘亮*; 赤岩 哲*; Anderson, D.*; 飯田 光*; 中西 美夕*; 恩田 裕一*; 佐藤 ひかる*; 新里 忠史

no journal, , 

In this study we investigated that the influence of Cs-137 concentration in shallow groundwater systems in forest slopes. Our results showed that the average concentration of dissolved Cs-137 in shallow groundwater was 0.64 Bq/L, which was higher than that in surface water (average 0.10 Bq/L). Furthermore, it was also observed that a part of the shallow groundwater on the slope moves toward the river channel at the time of water runoff. This suggests that shallow groundwater may have flowed into the surface water during the outflow and contributed to the increase of Cs-137 in the surface water.

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