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竹下 英文; 石田 一成*; 吉井 文男
放射線と産業, (90), p.19 - 23, 2001/06
最近絹を繊維以外の分野に応用する気運が高まっている。原研では絹の微粉末化と水溶化の研究を行っている。本稿では得られた成果と繭から絹を製造する工程について紹介する。繭はセリシンとフィブロインからなるが、通常はセリシンを除きフィブロインが絹の主成分である。照射効果の研究では絹くずを用いた。絹の微粉末化は、機械的粉砕のみでは困難であった。しかし、250kGy以上の照射の後ボールミル粉砕により径が100m以下の微粉末が得られた。微粉化粉砕では、分子量低下が起きるため、500kGy照射では60%が水に可溶になる。可溶成分の分子量は15,000~20,000である。絹は機能性のタンパク質であるため、生体適合性にすぐれており、本技術で得た材料は、化粧品や吸・放湿性、触感性を改善する添加剤としての用途が期待できる。
竹下 英文; 石田 一成*; 上石 洋一*; 吉井 文男; 久米 民和
Macromolecular Materials and Engineering, 283, p.126 - 131, 2000/11
絹は古代より優れた衣料素材として利用されている。さらに近年では絹タンパクとしての機能に着目して衣料分野以外への応用も進められている。絹の微粉末化は、このような分野においては重要な加工処理の一つである。絹繊維は機械的強度が高く、機械的な粉砕のみで微粉末を得ることは困難である。そのため微粉末化にあたっては、酸またはアルカリで機械的強度を落としたり、あるいはいったん濃厚塩水溶液を用いて高温で溶解するなどの前処理が必要となる。しかしながら、これら湿式法では、溶解-透析などの手間や、廃液処理の必要が生じるなど、問題が残る。著者らは、乾式前処理として放射線照射法の適用を検討し、絹の微粉末化に有効な手段であることを示した。
竹下 英文; 石田 一成*; 上石 洋一*; 吉井 文男; 久米 民和
食品照射, 35(1-2), p.49 - 53, 2000/10
最近、絹タンパク質の優れた生理学的な特性が着目され、新しい機能材料としての利用開発が期待されている。特に、人の肌との親和性から、医療材料や化粧品素材への応用が期待され、微粉化は、このような分野においては重要な加工プロセスの一つである。絹繊維は機械的強度が高く、機械的な粉砕のみで微粉末を得ることは困難である。このため微粉化にあたっては、水を加えて凍結固化する、アルカリ処理で脆化させる、あるいは濃厚中性塩水溶液に溶解後乾燥するなどの前処理が必要になる。しかしながら、これら湿式の方法では、溶解-透析-乾燥などの手間や、廃液処理の必要が生じるなど問題が残る。演者らは乾式前処理として放射線照射法の適用を検討し、絹の微粉化に有効な手段であることを示した。
竹下 英文; 石田 一成*; 上石 洋一*; 吉井 文男; 久米 民和
JAERI-Conf 2000-003, p.139 - 145, 2000/03
絹は古代より優れた衣料素材として利用されている。さらに近年では絹タンパク質としての機能に着目して衣料分野以外への応用も進められている。特に人の肌との親和性から、医療材料や化粧品素材への応用が期待される。絹の微粉末化は、このような分野においては重要な加工処理の一つである。絹繊維は機械的強度が高く、機械的な粉砕のみで微粉末を得ることは困難である。このため微粉末化にあたっては、水を加えて凍結固化する、アルカリ処理で脆化させる、あるいは濃厚中性塩水溶液に溶解後乾燥するなどの前処理が必要になる。しかしながら、これらの湿式法では溶解-透析-乾燥などの手間や、廃液処理の必要が生じるなど問題がある。演者らは乾式前処理として放射線照射法の適用を検討し、絹繊維の微粉末化に有効な手段であることを示した。
日夏 幸雄; 辻 俊秀*; 石田 一成*
Journal of Solid State Chemistry, 120, p.49 - 53, 1995/00
被引用回数:8 パーセンタイル:36.76(Chemistry, Inorganic & Nuclear)擬NiAs型構造を持つ(CrFe)Teの磁気的性質を調べた。強磁性転移温度はFe置換するにつれ、減少した。強磁性転移温度の変化から、Feの固溶量x=0.18を決定した。単斜晶(CrFe)Te (x=0~0.04)では弱い反強磁性転移を見出した。x=0~0.02の範囲では、(CrFe)Teの飽和磁化はxとともに増加し、これはFeがCrより大きな磁気モーメントを持つことによる。x≧0.04では、飽和磁化はxが増加するにつれ、減少するが、これはFe置換するにつれ、Cr間の磁気的相互作用が弱くなるためである。
石田 順一郎; 二之宮 和重; 田崎 隆; 小池 雄二*; 石松 信彦*
PNC TN8410 95-041, 27 Pages, 1994/12
放射性物質の吸入摂取による内部被ばく線量評価では、年摂取限度(以下「ALI」という。)が吸入した放射性物質の空気力学的放射能中央径(以下「AMAD」という。)を1mと仮定して得られた値であるため、実際に吸入した放射性物質のAMADが著しく異なる場合は粒径による補正を行う必要がある。しかし、実際の放射線作業環境中における放射性エアロゾルの粒径分布等に関する報告例はほとんどないのが現状である。そこで、プルトニウム転換技術開発施設(以下「転換施設」という。)で実施された工程設備の更新工事に伴う代表的な放射線作業環境中におけるPu(酸化プルトニウム)エアロゾルの粒径分布測定を行った。その結果、更新した各工程設備の切断作業に伴い発生するエアロゾルの粒径分布に有意な差はなく、AMADとしては約3m、幾何標準偏差(以下「g」という。)は約2であった。