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Yang, Z. H.*; 久保田 悠樹*; Corsi, A.*; 吉田 数貴; Sun, X.-X.*; Li, J. G.*; 木村 真明*; Michel, N.*; 緒方 一介*; Yuan, C. X.*; et al.
Physical Review Letters, 126(8), p.082501_1 - 082501_8, 2021/02
被引用回数:43 パーセンタイル:96.7(Physics, Multidisciplinary)ボロミアン核であり中性子ハロー構造が期待されるBに対する(,)反応実験を行った。断面積の運動量分布を分析することで、と軌道の分光学的因子を決定した。驚くべきことに、の分光学的因子は9(2)%と小さいことが明らかになった。この結果は、連続状態を含むdeformed relativistic Hartree-Bogoliubov理論によってよく説明された。本研究の結果によると、現在知られているハロー構造を持つとされる原子核の中でBはおよび軌道の成分が最も小さく、または軌道成分が支配的であることが必ずしもハロー構造の前提条件ではない可能性を示唆している。
Yu, R.*; 北條 元*; 綿貫 徹; 水牧 仁一朗*; 溝川 貴司*; 岡 研吾*; Kim, H.*; 町田 晃彦; 榊 浩司*; 中村 優美子*; et al.
Journal of the American Chemical Society, 137(39), p.12719 - 12728, 2015/10
被引用回数:34 パーセンタイル:70.17(Chemistry, Multidisciplinary)立方晶ペロブスカイトPbCrOが常温常圧において、鉛の価数に関する電荷ガラス状態であり、その結果、鉛の位置にランダムネスのある構造をとっていることを明らかにした。鉛の価数は2価と4価に価数分離しており、鉛の位置は、A-site中心からのシフトが3倍周期の縦波型変調を持つ2つの副格子で表される短距離秩序を持つことを明らかにした。加圧すると鉛-クロム間の電荷移動が生じ、それにより電荷ガラスが解消され、絶縁体-金属相転移が起こることも明らかにした。この圧力誘起の電荷ガラス融解が、PbCrOで知られていた大きな体積収縮を伴った立方晶-立方晶の同型構造相転移の起源であることが分かった。
岡根 哲夫; 藤森 伸一; 間宮 一敏; 岡本 淳; 村松 康司; 藤森 淳; 鈴木 博之*; 松本 武彦*; 古林 孝夫*; 磯部 雅朗*; et al.
Journal of Magnetism and Magnetic Materials, 272-276(Suppl.), p.e297 - e298, 2004/05
被引用回数:5 パーセンタイル:29.77(Materials Science, Multidisciplinary)金属-絶縁体転移を示すスピネル・カルコゲナイドCuIrSの温度に依存した電子状態の変化を高分解能軟X線光電子分光により実験的に調べた。試料温度が転移温度以下になると、フェルミ準位近傍でギャップの形成が見られる一方、価電子帯全体の構造も高エネルギー側にシフトしていることが明らかになった。またIr 4内殻準位の光電子スペクトルの形状は転移温度の上と下で非常に顕著な形状変化を示した。このことは金属-絶縁体転移に伴うIr 5電子状態の変化に対応したものと考えられる。
宮崎 一輝*; 髭本 亘; 網田 裕斗; 伊藤 孝; 磯部 雅朗*
no journal, ,
Recently, barium-iridium silicide BaIrSi including Ir with 5d electron was discovered. This compound has noncentrosymmetric crystal structure and superconductivity appears below Tc=6K. To clarify the superconducting properties, we have measured the temperature dependence of the magnetic penetration depth in BaIrSi using muon spin rotation measurement at J-PARC. The structure of the superconducting gap and time reversal symmetry of Cooper pair will be discussed.
宮崎 一輝; 髭本 亘; 伊藤 孝; 磯部 雅朗*
no journal, ,
構造に反転対称性がない系で生じる超伝導は、パリティ混合など特異な状態が発現することが理論的に示唆されているが、特に実験的には明確でない部分が多い。我々はミュオンスピン緩和法を用い、反転対称性の破れたSrAuSiにおける超伝導状態を詳細に調べた。その結果、対称的な超伝導ギャップの存在と、時間反転対称性が保たれていることなどを明らかにした。この結果は特異な超伝導状態の発現が見られていないことを意味し、講演ではその理由を議論する。