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三枝 幹雄*; 金澤 貞善; 小川 俊英; 井戸 毅*; 川島 寿人; 菊池 一夫; 福山 淳*; 神谷 健作; JFT-2Mチーム
Proceedings of 2000 International Congress on Plasma Physics (ICPP 2000), Vol.3, p.844 - 847, 2000/00
トロイダルプラズマ電流駆動方式として有望な速波電流駆動方式の物理的研究をJFT-2Mにおいて行った。従来は電流が駆動されたか否かをマクロにループ電圧の減少、モーショナルシュタルク効果による電流分布解析を用いて行っていたが、より詳細な波動物理の研究を可能とするため、直接トカマクプラズマ中の高周波電界分布を測定する新しい方法を提案し、実験,理論及び数値計算により実証を行った。具体的な方法としては2つの周波数の速波を同じアンテナから励起し、そのビート波により生じるポンデロモーティブポテンシャルの振幅分布を、重イオンビームプローブで測定した結果、Full waveコードの計算結果とほぼ一致することを確認した。
滝塚 知典; 三浦 幸俊; JT-60チーム; JFT-2Mチーム
Chinese Physics Letters, 362, p.9 - 13, 1999/00
原研ではJT-60UとJFT-2Mを用いてトカマクプラズマの物理研究を行っている。大型トカマクのJT-60Uにおいて、内部輸送障壁のある負磁気シアプラズマで等価的臨界条件を達成した。JT-60U及び中型装置のJFT-2MにおいてHモードプラズマの研究を精力的に行い、これらの実験データはITERHモード閉じ込めとパワー閾値データベースに不可欠なものとなっている。JT-60Uの改造型W型ダイバータでは、不純物の減少、ダイバータ板熱負荷の減少及びヘリウム排気を効果的に達成した。負イオン源中性粒子入射による電流駆動も確認された。JFT-2Mでは閉ダイバータにバイアスを加えてスクレイプオフ層の流れを制御し不純物を減少させた。コンパクトトロイド入射によるプラズマへの燃料供給の実験も進めている。
森 雅博; JFT-2Mチーム
KAERI/TR-515/1995, p.6_1 - 6_12, 1995/00
JFT-2Mにおける最近の実験研究の現状、および1995年度の研究計画を報告する。[最近の成果](1)プラズマ周辺部制御によるプラズマ性能改善に関して、ヘリカル磁場摂動を加える方法でHモードの定常化、ダイバータバイアスによりダイバータへの熱・粒子束の内外非対称性を制御することに成功した。(2)局所的にECHや外部ヘリカル磁場印加により、ティアリング不安定性を安定化することに成功し、デスラプション制御において進展があった。[1995年度の研究計画]ダイバータのクローズ化による低温ダイバータプラズマの実現を目指した実験を中心に、その他速波電流駆動用アンテナの改善、さらに高密度領域におけるECHを用いた密度限界ディスラプションの制御実験を計画している。
森 雅博; JT-60チーム; JFT-2Mチーム
Plasma Physics and Controlled Fusion, 36(SUPPL.7A), p.A39 - A49, 1994/07
被引用回数:21 パーセンタイル:59.53(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおける1992年、1993年のHモードに関する研究結果、及び、JFT-2Mにおける1992年~1993年の結果を、比較しつつ、発表する。特にJT-60Uでは高圧力モードにH-モードが重畳して、nTi値の最高を記録した。このHモード重畳による閉じ込めと安定性の改善についてもふれる。またHモードの定常化に関する進展がJT-60U及びJFT-2Mであったので、これについても報告する。
仙石 盛夫; JFT-2Mチーム
Journal of Nuclear Materials, 176-177, p.65 - 76, 1990/00
被引用回数:13 パーセンタイル:75.75(Materials Science, Multidisciplinary)JFT-2Mトカマクにおいては、ダイバータを用いないHモード(改善閉込めモード)の実現など、Hモード生成の最適化を他装置にさきがけて行ってきた。本講演では特にJFT-2Mにて行なった種々の粒子リサイクリングの制御の手法とそれがHモードの運転領域及び閉込め特性等に与える影響について総説する。すなわち、1.チタンゲッタリング、2.分布ガスパフによる粒子補給、3.ECHによる周辺加熱、4.ポンプリミターによる粒子制御、5.ペレット入射による粒子補給、等の手法を紹介する。
松崎 誼; JFT-2Mチーム
Journal of Nuclear Materials, 162-164, p.752 - 756, 1989/00
放電洗浄において重要な役割を果たしている水素粒子束を、JFT-2Mのテーラ型放電洗浄(TDC)、ECR放電洗浄(ECR-DC)、グロー放電洗浄(GDC)の各放電洗浄において、昇温脱離法(TDS)によって測定した。プローブのカーボンは12C/sの昇温速度で1000
C迄上昇した。TDSのスペクトルは800
Cにそのピークを持った。水素粒子束の空間分布では、TDCとECR-DCで指数的に減衰し、その減衰長さは各々7.4cm、5.8cmであった。これはスクレープオフ層の長さの理論式とほぼ一致した。