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論文

ユーグレナにおける$$gamma$$線耐性と重イオンビーム耐性の概日リズムの比較検討

Bolige, A.*; 坂下 哲哉; 柿崎 竹彦*; 舟山 知夫; 浜田 信行*; 和田 成一*; 小林 泰彦; 後藤 健*

JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 117, 2008/03

本研究では、${it Euglena gracilis}$ Zにおける$$gamma$$線耐性と重イオンビーム(以降Cイオン)耐性の概日リズムを明らかにした。恒暗恒温の下で両耐性とも概日リズムを示したが、最強位相は主観的真昼より2-4時間前であった。このリズムはどの線量を用いても認められたが、振幅は半数致死線量付近で最高となり、$$gamma$$線で45%、Cイオンで20%ほどであった。また、照射時の温度にかかわらず生存率は不変であった。UV耐性の場合と同じく放射線耐性も酵素的防御反応には依存しない。これに対し、照射後の温度は生存率を大きく左右し、温度依存的な生命活動が死を促進する可能性が示された。$$gamma$$線耐性やCイオン耐性を増強する抗酸化剤は微妙に異なるが、還元型グルタチオン+システイン+$$beta$$カロテンが最適な組合せである点で互いに共通し、UVB耐性ともUVC耐性とも異なる抗酸化機作を示唆した。ただし、低線量の場合は非酵素的な抗酸化能だけで説明できるが、高線量照射の場合には抗酸化能以外の要因も関係している。また、Cイオン照射の場合には、FITCデキストランの取り込みが認められたため、致死に対して生体膜損傷が関与している可能性が示唆された。

論文

Magnetic linear dichroism in angle-resolved photoemission of nickel

斎藤 祐児; 上田 茂典*; 室隆 桂之*; 菅 滋正*; 木村 昭夫*; 柿崎 明人*

Physica B; Condensed Matter, p.1 - 3, 1997/00

強磁性体ニッケルの3P及び2P内殻準位の角度分解光電子放出における磁気線二色性を測定し、顕著な二色性を観測した。3P内殻については、すでに報告されている磁気円二色性の実験結果と類似した形状を示し、理論的に示唆されていた、両者の比例関係を実験的に確認することができた。2P内殻については、電子間相互作用を取り入れた不純物アンダーソンモデル及びスモールクラスターモデルによる理論計算との比較を行った。2P$$_{3/2}$$領域では、実験結果は理論計算によりよく再現されるが、2P$$_{1}$$/2領域では実験と理論計算と大きく異なった。これは、計算にとり入れられている電子間相互作用、軌道の混成状態等の見積りが正しくないことを示しており、磁気線二色性により電子状態の詳細な情報が抜き出せることがわかった。

論文

Spin-resolved core-level photoemission spectra of ferromagnetic nickel

斎藤 祐児; 菅 滋正*; 柿崎 明人*; 松下 智裕*; 今田 真*; 大門 寛*; 小野 寛太*; 藤沢 正美*; 木下 豊彦*; 石井 武比古*; et al.

Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 78, p.329 - 332, 1996/05

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.03(Spectroscopy)

強磁性体ニッケルの3pおよび3s内殻準位とM$$_{23}$$VVオージェ電子とスピン分解光電子分光で調べた。内殻準位については、多重項をとり入れた不純物アンダーソンモデルに基づき解釈することができた。オージェ電子については従来の予想に反して正のスピン偏極度が観測された。また、本構造により高エネルギー側にも正のスピン偏極度が観測された。主に3d$$^{8}$$終状態と考えられていた主構造は、3d$$^{8}$$と3d$$^{7}$$終状態が強く混成していることがわかった。主構造より高エネルギー側の正のスピン偏極度は、大きくスピン偏極した2次電子励起に由来するという解釈を初めて行った。

論文

Photoemission and ion-scattering study of Ce/Ni(110) and Ce/Cu(110) systems

岡根 哲夫; 山田 みつき*; 鈴木 章二*; 佐藤 繁*; 木下 豊彦*; 柿崎 明人*; 石井 武比古*; 小林 峰*; Shimoda, S.*; Iwaki, M.*; et al.

Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 80, p.241 - 244, 1996/05

 被引用回数:4 パーセンタイル:26.09(Spectroscopy)

ニッケル及び銅の単結晶表面にセリウムを蒸着した系の電子状態を、X線光電子分光並びにシンクロトロン放射を利用した真空紫外光電子分光により調べた。この系では界面において原子の拡散が起こる結果、希土類金属-遷移金属合金から成る表面相が形成されることを確認した。そこで、構成原子の試料表面から深さ方向についての分布を調べるために中エネルギーイオン散乱実験も行った。実験の結果、ニッケル表面上にセリウムを蒸着した系では、セリウム4f準位と伝導電子帯の間の混成強度が表面層におけるセリウム濃度と強い相関関係を有していることを見出した。一方銅の表面にセリウムを蒸着した系においては、この混成強度が表面層でのセリウム濃度にほとんど依存しないことが解った。

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