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広瀬 量一*; 神門 剛*; 奥井 良夫*; 宮田 斉*; 渋谷 和幸*; 尾崎 修*; 坂本 慶司
IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 18(2), p.920 - 923, 2008/06
被引用回数:15 パーセンタイル:61.02(Engineering, Electrical & Electronic)ジャイロトロン用超伝導コイルの開発結果である。室温ボアは240mm,中心磁場は7Tである。コイルは、メインコイルとガンコイル,スイープコイルで構成されており、それぞれ独立に給電される。中心磁場を0.2Tスイープできることが特徴であり、スイープ時間は10秒である。スイープコイルはACロスによるクエンチを避けるため、ニオブ3スズが使用されている。このコイルは、ジャイロトロンの周波数高速可変実験にも使用される予定である。
神門 剛*; 辺見 努; 布谷 嘉彦; 礒野 高明; 松井 邦浩; 小泉 徳潔; 奥野 清
no journal, ,
ITER超伝導コイル用に原子力機構が開発したNbSn超伝導素線の広範な磁場,温度,歪み中での臨界特性評価を目的に、物質材料研究機構の強磁場センターが所有する評価試験設備の改良,調整及び臨界電流の測定を共同研究により行った。本装置は酸化物超伝導素線の計測を目的に開発されたため、より温度領域が低いNbSn超伝導素線に使用した場合、目的の温度領域において温度が不安定となり正しい測定ができない問題があった。そこで、新たにサンプル部にヒータと極低温温度計を追加し、ヒータ出力を温度でフィードバック制御し、さらに、サンプルを冷却する冷媒の流量を温度により調整する、新しい試験手法の確立を行った。そして、本試験手法を用い、ITER用NbSn素線の臨界電流を磁場領域11-14T,温度領域4.2-10K、及び歪み領域-1-1%で測定を行った。その結果、低い温度領域で安定した測定を行うことができ、臨界特性の評価が可能となった。開発したNbSn超伝導素線は、ITERの運転条件での臨界電流密度が要求値に比較し19%大きく、十分な裕度が確保できることが確認できた。