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論文

Multiple lines of evidence for crustal magma storage beneath the Mesozoic crystalline Iide Mountains, Northeast Japan

梅田 浩司; 浅森 浩一; 二ノ宮 淳; 金沢 淳; 及川 輝樹

Journal of Geophysical Research, 112(B5), p.B05207_1 - B05207_9, 2007/05

東北日本の飯豊山地は、非火山地帯にもかかわらず高温の温泉が分布し、温泉放熱量も火山地帯のそれに匹敵する。本研究では、これらの高温の温泉の熱源を明らかにするため、飯豊山地周辺の温泉ガスのヘリウム同位体比の測定を行った。その結果、温泉ガスのヘリウム同位体比は、MORB-typeのヘリウム同位体比と同程度の値を示すことから、温泉ガスのヘリウムはマントルヘリウムを主体としている。この山地の周辺には、中新世の貫入岩が分布する。温泉ガスの高いヘリウム同位体比は、これらの貫入岩を起源とするマントルヘリウムの量からは説明できないことから、飯豊山地の下には、最近になって貫入したマグマが存在することを示唆する。また、この結果は他の地球物理データとも整合的である。

論文

Variations in the $$^{3}$$He/$$^{4}$$He ratios of hot springs on Shikoku Island, Southwest Japan

梅田 浩司; 金沢 淳; 角田 地文*; 浅森 浩一; 及川 輝樹

Geochemistry, Geophysics, Geosystems (Internet), 7(4), p.Q04009_1 - Q04009_11, 2006/04

西南日本の前弧域における温泉ガスのヘリウム同位体比の分布を明らかにするため、これまでデータが得られていない四国地方を対象に温泉ガスの採取,分析を行った。その結果、東北日本の前弧域の温泉に比べて高いヘリウム同位体比が四国全域で認められた。沈み込み帯の前弧域におけるヘリウム同位体比の異常については、スラブから脱水した流体によって運ばれるマントル起源の$$^{3}$$Heの影響が指摘されている。しかしながら、四国下の地殻内地震の活動が極めて乏しいこと、震源メカニズムが圧縮応力場を示すこと等を考慮すると、深部流体による$$^{3}$$Heの寄与は小さいと考えられ、ヘリウム同位体比の分布は、中新世の火成岩体,地殻及び大気起源のヘリウムの混合によって説明できる。

論文

Unusual cooling of the Middle Miocene Ichifusayama Granodiorite, Kyushu, Japan

及川 輝樹; 梅田 浩司; 金沢 淳; 松崎 達二*

Journal of Mineralogical and Petrological Sciences, 101(1), p.23 - 28, 2006/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:4.3(Mineralogy)

南部九州の西南日本外帯に貫入した市房山花崗閃緑岩から黒雲母K-Ar,ジルコンFT,アパタイトFT年代を求めその岩体の冷却史を明らかにした。その結果、市房山花崗閃緑岩は約10-13Maに300-100$$^{circ}$$C冷えた。この花崗岩体の約13Maの急冷は、九州外帯がフィリピン海プレートへオブダクションしたことが原因と考えられる。

口頭

日本列島における火山・温泉ガスのヘリウム同位体比データベースの作成

金沢 淳; 浅森 浩一; 梅田 浩司; 島田 耕史

no journal, , 

ヘリウム同位体比は、大気・上部マントル・地殻で大きく異なることから、地殻内の流体に含まれるガスの起源を探るうえで重要なトレーサーとなりうる。日本列島における火山ガスや温泉ガス等に含まれるヘリウム同位体比の測定は、Nagao et al. (1981)やSano and Wakita(1985)等によって進められきた。当時約150点であったデータ数は最近では600点以上と約4倍に増えている。今回これらのデータから、日本列島全域におけるヘリウム同位体比の大局的な特徴や地理的な分布傾向を明らかにするためにヘリウム同位体比のデータベースを作成した。データベースの主な内容は、測定点の温度・位置情報や$$^{4}$$He/$$^{20}$$Neの他、同点の主要ガス成分,蒸気凝縮水あるいは温泉水の水素酸素同位体比($$delta$$D-$$delta$$18O)データが存在する場合はこれらを加えて編集したものである。

口頭

瑞浪超深地層研究所における花崗岩を対象とした地中レーダ探査

山田 信人; 鈴木 敬一*; 金沢 淳*; 柘植 孝*

no journal, , 

地下坑道の周辺に存在する割れ目位置の把握は、高レベル放射性廃棄物の地層処分において重要である。ところが、ボーリング調査などの地質調査のみではその分布を十分に把握することは難しい。そこで、瑞浪超深地層研究所の周辺地質が花崗岩である地下坑道で地中レーダ探査を実施し、坑道周辺の割れ目分布の把握を試みた。その結果、地中レーダ探査を用いて割れ目分布を把握できることが分かった。

口頭

川崎地質株式会社と原子力機構の共同研究; ミュー粒子を利用した深部地質構造探査手法の開発

山田 信人; 笹尾 英嗣; 鈴木 敬一*; 窪島 光志*; 金沢 淳*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構と川崎地質は、両者の共同研究として、瑞浪超深地層研究所の研究坑道を利用し、断層等の地質構造の検出を目的としたミュー粒子測定を実施している。本研究では、地下坑道にミュー粒子の検出器を設置し、ミュー粒子を用いた探査手法の地質構造推定手法としての適用性評価を行う。2013年11月から2014年8月までに得られたデータを用いて坑道周辺の密度構造を推定したところ、深度300mの花崗岩中に設置された坑道においても、データ解析に必要な量のミュー粒子を取得できることがわかった。

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