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報告書

安全設計評価事象の区分に関する研究

栗坂 健一; 可児 吉男

PNC TN9410 97-050, 127 Pages, 1997/05

PNC-TN9410-97-050.pdf:5.03MB

高速増殖炉の実用化に当たっては、合理的な安全設計評価事象の区分を策定することが重要である。本研究では、事象区分のために有益な情報を提供することを目的として、様々な異常事象について発生頻度データを整備するとともに、主として発生頻度に基づく事象区分案を提案してその有用性を検討した。国内外の高速増殖炉プラントおよび国内の軽水炉発電所における異常事象事例を調査・分析した。この分析結果に基づいて、電気出力600MWおよび1,000MWの高速炉モデルプラントにおける異常発生防止系(PS)の故障発生頻度を定量化した。また、確率論的安全評価の研究成果を活用して異常影響緩和系(MS)の機能喪失確率を定量化するとともに、PSの故障とMSの機能喪失の重ね合わせ事象を幾つか選定して、その発生頻度を定量的に評価した。現行の安全設計評価事象の区分の課題点を検討して、新たな事象の区分案を提案した。新たな区分案の主な特長は、現行の区分の「事故」を「小事故」と「希有事故」に細分化したこと、多重故障事象を単一故障の重ね合わせという付帯的解析条件としてでなく明示的に評価事象としてあつかうこと、そして設計基準を超える事象ではあるが深層防護の観点から安全設計の深みを評価するために想定すべきと考えられる事象のための区分を設けたことである。幾つかの安全設計評価事象の候補を摘出して、新区分案を適用してみた。現行の区分と比較して、特に後備炉停止系、自然循環による崩壊熱除去機能といった安全設計の厚みの評価が行えること等のよりきめ細かで有効な安全設計評価が可能である見通しが得られた。

報告書

高速炉プラントの系統・機器信頼度評価

中井 良大; 日置 一雅; 佐久間 孝志; 可児 吉男

PNC TN9410 91-335, 62 Pages, 1991/10

PNC-TN9410-91-335.pdf:1.86MB

高速炉プラントの運転実績から得られる知見を大型炉の安全設計検討へ有効に反映することを目的としてCREDOデータベースを利用して系統・機器の信頼性の分析を実施した。高速炉用機器の信頼性の特徴を把握するために代表的な機器について安全系・非安全系の違い、設計パラメータによる信頼性依存性の特性を整理した。機器の信頼度評価を通じて各種使用条件に於ける信頼度を把握し、適切な安全設計方針を策定する上で、決定論的な要求条件、例えば、単一故障基準や試験効果等について確率論的検討を加え、それらを検討するための定量的基盤を整理した。また、崩壊熱除去系を対象として系統信頼度を定量化し、系統構成、成功基準等の影響度を分析した。強制循環除熱時のサポートシステムの重要性や自然循環除熱の効果等の系統の信頼度を決定する主な因子を整理し、崩壊熱除去系の合理的な信頼度向上方策に関する知見を得た。

論文

高温ナトリウム中におけるオーステナイト・ステンレス鋼の腐食速度評価式

丸山 昭; 野村 茂雄; 河井 雅史; 高荷 智; 太田 芳雄; 厚母 栄夫

日本原子力学会誌, 26(4), p.327 - 338, 1984/04

 被引用回数:5 パーセンタイル:51.32(Nuclear Science & Technology)

オーステナイト・ステンレス鋼構造材料SUS304,316,321の国産材料に関しては、高速実験炉「常陽」及び高速原型炉「もんじゅ」のNa条件を模擬したNa試験装置に長時間浸積し、各材料の腐食・質量移行及び機械的性質に関するデータの蓄積を行い、これらのデータを評価して実験炉の運転・保守ならびに原型炉の設計に反映させてきた。本報では、このうちNa冷却系機器、配管材の設計くされ代決定の際に必要とされる。オーステナイト・ステンレス鋼構造材料の腐食速度評価式と、式を導くにあたって基礎となる各実験データの検討結果とについて述べる。

口頭

もんじゅの安全性の国際レビュー

中井 良大; 齋藤 伸三; 山口 彰*; 岡本 孝司*; 可児 吉男*

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所における重大事故から得られた教訓に鑑み、高速炉特有の安全特性を考慮して、報告書「高速増殖原型炉もんじゅの安全確保の考え方」をまとめた。同報告書につき、独立した客観的な立場からの公正な評価を得るべく、国内外の高速炉安全性に関する主導的専門家によるレビューを実施した。その結果、「もんじゅ」の重大事故の発生防止と影響緩和に関する基本的考え方は、高速炉特有の安全特性を考慮すれば適切であり、また、国際的な共通認識にも一致していることが確認できた。

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