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堀 智*; 菅野 了次*; Kwon, O.*; 加藤 祐樹*; 山田 武*; 松浦 直人*; 米村 雅雄*; 神山 崇*; 柴田 薫; 川北 至信
Journal of Physical Chemistry C, 126(22), p.9518 - 9527, 2022/06
被引用回数:10 パーセンタイル:54.98(Chemistry, Physical)Understanding Li-ion conduction in superionic conductors accelerates the development of new solid electrolytes to enhance the charge-discharge performances of all-solid-state batteries. We performed a quasi-elastic neutron scattering study on a model superionic conductor (LiGe
P
S
, LGPS), to reveal its ion dynamics on an angstrom-scale spatial range and a pico-to-nanosecond temporal range. The observation of spectra at 298 K confirmed the high lithium diffusivity. The obtained diffusion coefficient was in the order of 10
cm
s
at temperatures
338 K and was higher than the reported diffusion coefficient over a longer time scale, as determined by the pulse-field gradient nuclear magnetic resonance method. This difference indicates that there are impediments to ionic motion over a longer time scale. The dynamic behavior of the Li ions was compared with that observed for the Li
P
S
O
phase, which possesses the same crystal structure type, but a lower ionic conductivity. The LGPS phase possessed a high lithium mobility over a distance of
10
, as well as a larger fraction of mobile Li ions, thereby indicating that these features enhance lithium conduction over a longer spatial scale, which is important in all-solidstate batteries.
矢島 健*; 日沼 洋陽*; 堀 智*; 岩崎 類*; 菅野 了次*; 大原 高志; 中尾 朗子*; 宗像 孝司*; 廣井 善二*
Journal of Materials Chemistry A, 9(18), p.11278 - 11284, 2021/05
被引用回数:29 パーセンタイル:81.66(Chemistry, Physical)Herein, we studied the crystalline compound LiGeP
S
with the largest Li-ion conductivity thus far via a novel route based on a combination of single-crystal neutron diffraction experiments at low temperature and first-principles calculations, and found that a correlated migration of the densely packed Li ions governs the overall Li-ion conduction. The correlated migration mechanism provides us with guidelines on how to design efficient superionic conductors for more efficient batteries.
安藤 真樹; 山本 英明*; 菅野 隆*; 斎藤 公明
Journal of Environmental Radioactivity, 190-191, p.111 - 121, 2018/10
被引用回数:19 パーセンタイル:51.81(Environmental Sciences)福島第一原子力発電所から80km圏内での2013年から2016年までのKURAMA-IIを用いた歩行サーベイにより、生活環境での空間線量率が測定された。歩行サーベイ測定地点では42ヶ月間に38%にまで線量率が低下した。放射性セシウムの物理半減期による線量率の減少は55%に比べて明らかに早い減少となった。避難指示区域の区分ごとに空間線量率減少を調べた結果、人間生活の活発な地域において減少速度がより早いことが分かった。歩行サーベイにより測定した空間線量率は走行サーベイによる測定結果とよい相関を示しており、道路上の走行サーベイ結果は歩行サーベイによる道路周辺での空間線量率を反映したものとなっている。また、走行サーベイでの100m四方において、歩行サーベイによる空間線量率は大きく変化していることが分かった。歩行サーベイによる測定結果は、走行サーベイと攪乱のない平坦地上での測定結果の中間に位置した。歩行サーベイによる空間線量率は平坦地上での測定結果に比べて減少が早いことが分かった。
安藤 真樹; 菅野 隆; 斎藤 公明
JAEA-Technology 2015-060, 40 Pages, 2016/03
測定地域(土地利用状況の違いや当初空間線量率の高低)による空間線量率の経時変化の違いを調べるため、第1次走行サーベイ(実施時期: 平成23年6月)から第4次走行サーベイ(同: 平成24年9月)及び第7次走行サーベイ(同: 平成25年11月)までの空間線量率の変化を福島県, 栃木県及び宮城県について調べた結果、福島県と栃木県の空間線量率(各県平均)変化率は類似しているが、空間線量率0.5Sv/h未満の比較的低い範囲では、宮城県の空間線量率の減衰が福島県や栃木県より早い特徴が見られた。3県内での100mメッシュごとの空間線量率の比(第1次走行サーベイに対する第7次走行サーベイの比率)をマップ化して調べた結果、地域により、また道路によっても空間線量率の減少傾向が異なることが分かった。特に人口の大きな市街地では、人口密度が高く自動車の走行量が多い中心部ほど空間線量率の減少が物理減衰に比べて早いことが分かった。他方、第1次走行サーベイ時点の空間線量率が低い地域の道路では空間線量率の減少率は小さいことが分かった。
井上 修一; 山浦 高幸; 斎藤 隆; 菅野 勝
UTNL-R-0475, p.2_4_1 - 2_4_10, 2010/03
軽水炉燃材料の研究・開発において、JMTRでは、沸騰水キャプセル(BOCA)を開発し、燃料棒の中心温度及び内圧を測定しながら、出力急昇中における燃料のふるまいを評価している。3種類のBOCAが設計・製作されているが、中心温度及びFPガス圧力を計測するためのBOCAには、燃料試料に計装機器を直接溶接する構造である。このため、BOCAの製作費や放射性廃棄物の低減の観点から、新たなBOCAとして燃料試料への計装機器の取付をメカニカルシール構造とする検討を開始した。本発表では、メカニカルシール構造の設計製作,試作したメカニカルシール構造の熱サイクル条件下や高温高圧水環境下でのヘリウム漏れ試験,耐圧試験等により健全性を確認した。この結果、燃料試料と計装機器の間のОリングの装荷方法を改善することにより、良好な気密性を確保できることがわかった。
小沼 勇一; 石田 卓也; 阪田 生馬*; 小平 顕*; 坂井 純*; 大場 誠一郎*; 菅野 勝; 斎藤 隆; 木名瀬 宗之*; 石塚 悦男
JAEA-Technology 2008-078, 39 Pages, 2008/12
核分裂生成物や腐食生成物で汚染されたループ照射設備の解体方法及び解体によって発生する廃棄物の分別を合理的に行う方法の検討を行った。検討に際しては、JMTRに設置されたループ照射設備の炉外装置の解体を想定し、装置が設置されているキュービクル内の空間及び機器の表面線量率測定、並びに配管内に沈着した放射性核種濃度の評価を行った。この結果、有意な放射性核種はCoであること、解体によって発生する廃棄物は、トレンチ処分となるもの、クリアランスレベル以下になり得る可能性のあるもの、放射性廃棄物でない廃棄物に分類できることが明らかになった。さらに、汚染防止及び二次廃棄物発生量を最小限にするための切断手法の検討を行い、切断部を囲い込む切断機の試作開発により、汚染物が飛散しない切断機を開発した。
山崎 千里*; 村上 勝彦*; 藤井 康之*; 佐藤 慶治*; 原田 えりみ*; 武田 淳一*; 谷家 貴之*; 坂手 龍一*; 喜久川 真吾*; 嶋田 誠*; et al.
Nucleic Acids Research, 36(Database), p.D793 - D799, 2008/01
被引用回数:52 パーセンタイル:70.84(Biochemistry & Molecular Biology)ヒトゲノム解析のために、転写産物データベースを構築した。34057個のタンパク質コード領域と、642個のタンパク質をコードしていないRNAを見いだすことができた。
平山 雅章*; 園山 範之*; 安部 武志*; 箕浦 真知子*; 伊藤 真純*; 森 大輔*; 山田 淳夫*; 菅野 了次*; 寺嶋 孝仁*; 高野 幹夫*; et al.
Journal of Power Sources, 168(2), p.493 - 500, 2007/06
被引用回数:92 パーセンタイル:90.15(Chemistry, Physical)パルスレーザー堆積法により作成したLiCoOエピタキシャル薄膜を電極として、X線反射率測定により、電極/溶液界面の構造解析を行った。薄膜成長後に形成された不純物層が溶液に浸漬することで溶解し、新たなSEI層が形成されることがわかった。(110)面では、充放電によりラフネスが増加するが、(003)面では変化がないことがわかった。
菅野 勝; 鍋谷 栄昭; 森 雄一郎*; 松井 義典; 飛田 正浩*; 井手 広史; 板橋 行夫; 小森 芳廣; 塚田 隆; 辻 宏和
JAERI-Tech 2001-080, 57 Pages, 2001/12
高経年軽水炉の信頼性,安全性を確保するうえで、炉内構造物に発生するおそれのある照射誘起応力腐食割れ(IASCC)は、重要かつ緊急な検討課題とされており、このための材料照射研究が計画されている。このために、軽水炉(BWR)の炉内環境を模擬した照射試験を行うことができる高度材料環境照射装置をJMTRに設置するための設計検討を進めている。高度材料環境照射装置は、照射試験片を収納し炉内に装荷される飽和温度キャプセル,飽和温度キャプセルに高温高圧水を供給する水環境制御装置から構成される。本報告は、このうち、水質制御機能を備えた水環境制御装置に関し、各構成機器の仕様・性能等,主に、1999年に行った設計検討の結果をまとめたものである。
斎藤 公明; 三上 智; 安藤 真樹; 松田 規宏; 津田 修一; 吉田 忠義; 吉村 和也; 佐藤 哲朗*; 菅野 隆; 山本 英明
no journal, ,
福島第一原子力発電所から80km圏内で継続的に実施してきた大規模測定結果に基づき、空間線量率及び放射性セシウム土壌沈着量の経時変化の特徴をまとめる。事故後4年が経過したことにより、走行サーベイにより測定した道路上の空間線量率は2011年6月に比べて約5分の1に、撹乱のない定点上の空間線量率は約4分の1に減少した。これらは物理減衰による空間線量率の減少や航空機モニタリングで観測される空間線量率の減少に比べて顕著に速い減少傾向を示している。一方、平坦地における放射性セシウム沈着量は、ほぼ物理減衰に従って減少してきている。これらの減少傾向について議論を行う。
小沼 勇一; 石田 卓也; 斎藤 隆; 菅野 勝; 伊藤 治彦*
no journal, ,
大洗研究開発センターのJMTRは、平成23年の再稼働に向けて改修中であり、改修に伴う照射設備の整備の一環として、JMTRに設置されたOWL-1照射設備(Oarai Water Loop -1:大洗水ループ1号)の炉外装置の解体について検討を行った。本装置の機器内部は、核分裂生成物(fission products:FP)や腐食生成物(crud)で汚染されているため、設備の解体を安全かつ迅速に行う解体手法及び解体によって発生する廃棄物の分別を合理的に行うための検討を行った。
椎名 和弘; 菅野 崇; 坂本 文徳; 香西 直文; 山崎 信哉; 大貫 敏彦
no journal, ,
糸状菌を用いた除染を目的として、糸状菌の一種である担子菌類を用いてリター層への植菌と生育、さらには放射性Csの濃集について予備的検討を行った。バット内での生育試験では、菌糸の生育が目視により確認できた。菌を1か月程度生育した結果、落ち葉層1g当りのカウント数が約2倍高かった。一方、屋外試験では、現在生育試験を継続中である。これまでの結果から、植菌した種菌からは菌糸が落ち葉中に伸びていることを確認した。
菅野 崇; 香西 直文; 坂本 文徳; 山崎 信哉; 椎名 和弘; 大貫 敏彦
no journal, ,
放射性Csの環境中での移行挙動を明らかにするためにオートラジオグラフィによる放射能測定と植物に付着した放射性Csの化学状態を検討した。この実験から杉の枝や雄しべの成長時期の違いにより、放射性Cs濃度並びに化学状態が異なるという結果が得られた。
大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; 山崎 信哉; 椎名 和弘; 菅野 崇; 江幡 大蔵*
no journal, ,
放射性Csの糸状菌への濃集挙動を解明するため、Cs濃度を変えて2種類の糸状菌について培養試験を行い、濃集挙動を検討した。生育した菌糸を電子顕微鏡により分析した結果、菌糸表面には鉱物の生成は認められなかった。また、時間の経過とともにCs/K比が大きくなったことから、Csは糸状菌が生育する過程で菌糸内に取り込まれていることが明らかとなった。
大貫 敏彦; 江幡 大蔵*; 坂本 文徳; 香西 直文; 山崎 信哉; 椎名 和弘; 菅野 崇
no journal, ,
担子菌へのCsの濃集について、電子顕微鏡による分析により調べた。その結果、菌糸内にCsが取り込まれていることがわかった。さらに、元素分析からCsとKとの濃度比から、LentinulaへのCsの濃集がKよりも大きいことを明らかにした。この結果は、LentinulaがCsの濃集性に優れていることを示唆している。
佐藤 哲朗*; 安藤 真樹; 宇野 騎一郎; 中野 雅和; 菅野 隆; 山本 英明; 松元 愼一郎; 斎藤 公明
no journal, ,
放射性セシウムの分布状況を詳細に調査するため、KURAMA-IIモニタリングシステムを背負って歩行しながら空間線量率を測定する歩行サーベイを実施した。走行サーベイによる道路上の空間線量率及び平坦地上1m高さの定点測定による空間線量率との関係を調べた。