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報告書

JRR-4中性子ビーム設備の特性測定; 反射体変更後のBNCT線量解析精度の評価

堀口 洋徳; 中村 剛実; 本橋 純; 樫村 隆則; 市村 茂樹; 笹島 文雄

JAEA-Technology 2012-003, 38 Pages, 2012/03

JAEA-Technology-2012-003.pdf:2.55MB

研究炉JRR-4では、悪性脳腫瘍や頭頸部癌等に対するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の臨床研究が実施されている。BNCTは、熱中性子と患者に投与されたホウ素($$^{10}$$B)との核反応を利用した放射線治療法である。JRR-4では、反射体要素の不具合に伴い、全種類の反射体要素について設計仕様の変更が行われた。新たな反射体要素の製作においては、計算解析により中性子ビーム設備への影響を考慮した設計を行っている。反射体要素の据え付け終了後、中性子ビーム設備の性能についてフリービーム実験及び水ファントム実験による確認を実施した。得られた実験結果と本解析手法による結果を比較することにより、BNCTの治療計画に必要となる計算誤差を評価することができた。

論文

Comparison of dosimetry by the realistic patient head phantom and by the patient's brain, and the JCDS calculation; A Clinical dosimetry study

遠藤 聖*; 松村 明*; 山本 哲哉*; 能勢 忠男*; 山本 和喜; 熊田 博明; 岸 敏明; 鳥居 義也; 樫村 隆則*; 大竹 真一*

Research and Development in Neutron Capture Therapy, p.425 - 430, 2002/09

光造形技術を用いて、患者頭部の造形モデルとして写実的なファントムを製作した。この実体ファントムは将来的に線量計画システムの検証に寄与するものである。しかし、外科手術後の脳及び熱中性子遮へい材のモデル化に含まれる困難性のため、線量評価システム(JCDS:JAERI Computational Dosimetry System)を用いた計算,実体ファントム及びin vivo測定(医療照射)との間では十分な一致が見られなかった。幾つか課題があるものの、実体ファントムを用いた実験的シミュレーション技術は、術中BNCTに対してより確実な線量計画のための有効なツールである。

論文

An Application to Intraoperative BNCT using epithermal neutron of new JRR-4 mode "Epi-12"

松下 明*; 山本 哲哉*; 松村 明*; 能勢 忠男*; 山本 和喜; 熊田 博明; 鳥居 義也; 樫村 隆則*; 大竹 真一*

Research and Development in Neutron Capture Therapy, p.141 - 143, 2002/09

1998年よりJRR-4で実施されてきた熱/熱外混合中性子ビームである熱中性子モードIをホウ素中性子捕捉療法に11回使用してきた。より深い腫瘍の治療のため、次の術中BNCTより熱外中性子を使用することを検討している。本研究では熱中性子モードIのカドミニウムシャッタを挿入することによって作られる熱外中性子モード(Epi-12モード)の医療への適用性と安全性を調査した。その結果、Epi-12モードの速中性子混入率の減少は、BNCT、特に術中BNCTに対して優位性があることがわかった。なぜなら、速中性子は正常組織に直接作用するため、BNCTの制限値の1つであるからである。さらに、Th-12とEpi-12モードを混合させることで、線量分布に変化させることができることがわかった。これは個々の腫瘍に対して最適な線量分布に制御する新しい方法として期待される。

口頭

12インチNTDシリコンの特性測定

本橋 純; 八木 理公; 岸 敏明; 樫村 隆則

no journal, , 

JRR-4では、大口径シリコンインゴットへの均一な中性子照射技術開発を目的として、12インチ径NTD (Neutron Transmutation Doping: 中性子核変換ドーピング)シリコン照射実験装置を製作した。この装置を使用して12インチ径NTDシリコンの特性測定を実施した。特性測定は、熱中性子束を測定するための金線モニタ等が設置可能な直径約30cm,高さ約60cmの特性測定用12インチシリコンインゴットを使用した。シリコン径方向の均一な中性子照射を目的としてシリコンインゴットの外周に装着する円筒状に加工した熱中性子フィルタの効果を確認するため、熱中性子フィルタ装着の有無によるシリコンインゴット中における熱中性子束分布の均一性を測定した。熱中性子束分布は、シリコン径方向において中心部に対する外周部の比を1.1以下とすることを目標とした。シリコン高さ方向の中心位置における熱中性子束分布の比は、熱中性子フィルタを装着しない場合で1.09となり、熱中性子フィルタを装着した場合は、0.96となった。この結果、熱中性子フィルタを装着した場合の熱中性子束分布の均一性は大幅に改善することができた。しかし、その比がシリコン径方向の中心に対して若干低下した。この要因は、熱中性子フィルタの効果が過大であることが推測される。このため、シリコン径方向の熱中性子束分布の均一性は、熱中性子フィルタ内の熱中性子吸収材の含有率を低下させることにより向上することが考えられる。

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