検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

多段型ヨウ化水素分解器を用いた熱化学法ISプロセスにおけるヨウ化水素工程の検討

大橋 弘史; 坂場 成昭; 今井 良行; 久保 真治; 佐藤 博之; 加藤 竜馬*; 橘 幸男; 國富 一彦

日本原子力学会和文論文誌, 8(1), p.68 - 82, 2009/03

熱化学法ISプロセスにおいて、ヨウ化水素分解反応の未分解ヨウ化水素のリサイクルに起因する再生熱交換器による再生熱交換量の低減及び分離回収機器の削減を目的とし、プロセス内のヨウ化水素酸溶液による反応生成物ヨウ素の除去と分解反応を繰り返す多段型ヨウ化水素分解器についての検討を行った。解析の結果、ヨウ素除去による分解率の向上及び未分解ヨウ化水素の回収により、リサイクル量を低減することが可能であり、リサイクル量低減の観点からは、気液の流れは向流とし、電気透析器の濃縮側出口からのヨウ化水素酸溶液の全量を低温で供給することが最適であった。また、多段型ヨウ化水素分解器出口からの分解ガス中に含まれるヨウ化水素及びヨウ素を大幅に低減することが可能であることより、複数の再生熱交換器及び分離回収のために設置していた機器を削除することにより簡素化した新たなヨウ化水素工程の系統構成を提案した。提案したヨウ化水素工程の熱物質収支を評価した結果、再生熱交換器による交換熱量を約1/3以下に低減することが可能となった。

論文

高温ガス炉による水素製造; HTTR-IS水素製造システムにおける化学反応器の概念設計

坂場 成昭; 大橋 弘史; 佐藤 博之; 原 輝夫; 加藤 竜馬; 國富 一彦

日本原子力学会和文論文誌, 7(3), p.242 - 256, 2008/09

来るべき水素社会では大量の水素が経済性を失うことなく必要とされる。原子力機構では、日本初の高温ガス炉HTTRの核熱を用いた水素製造装置の設計を開始した。水素製造装置としては水を熱化学的に分解するISプロセスを有力な候補とし、HTTRのIHX出口温度約900$$^{circ}$$Cの2次ヘリウムから供される10MWの熱がISプロセスとの接続に使われる。本報では、HTTR-IS水素製造システムにおける硫酸分解器,ブンゼン反応器等の化学反応器について新しい構造概念を提案した。硫酸分解器では、従来3つの機器を要していた硫酸分解,三酸化硫黄分解及び予熱器の機能を一つの硫酸分解器に持たせる一体型の構造概念を提案した。また、ブンゼン反応,二層分離器及びポンプの3つの機能を一つの機器に持たせたミキサセトラ型ブンゼン反応器を提案した。提案する新しい構造概念は、建設コストの低減のみならず、機器間の接続部の低減による漏えいリスクの軽減につながることにより運転維持コストの経済性向上が期待できる。

報告書

HTTR-IS水素製造システムの概念設計

坂場 成昭; 佐藤 博之; 原 輝夫; 加藤 竜馬; 大橋 一孝; 西原 哲夫; 國富 一彦

JAEA-Research 2007-058, 31 Pages, 2007/08

JAEA-Research-2007-058.pdf:16.44MB

原子炉に接続する水素製造施設は、ほかの水素製造法と比較し、商用段階において経済的に競合できなければならない。そのためには、水素製造施設は一般化学プラントとして原子炉に接続させることが必要不可欠である。そこで、高温ガス炉HTTRに接続する水素製造施設に関する安全論理の構築を目指し、水素製造施設に要求される安全機能及び非「原子炉施設」化について検討した。また、水素製造装置の建設コスト低減による経済性向上のため、HTTRに接続させる熱化学水素製造法ISプロセスを構成するブンゼン反応器及び硫酸分解器について、複数の機能を一体化した構造概念を提案し、機器の合理化及び高性能化について検討した。さらにプロセス条件を緩和させることを可能とするヨウ化水素分解器を提案し、汎用材料及び汎用技術採用の可能性を追求した。また、HTTRの中間熱交換器から供される10MWの熱を用いて1,000Nm$$^{3}$$/h規模の水素製造が可能となるHTTR-ISシステムの基本的成立性を確認した。本報は、高温ガス炉HTTRの核熱を用いて熱化学法ISプロセスにより水素製造を実証するHTTR-ISシステムの概念設計について報告する。

論文

高温ガス炉水素電力コジェネレーションシステム用中間熱交換器の設計,1; 伝熱管のスペック選定及び1次応力評価

加藤 竜馬; 西原 哲夫; 國富 一彦

日本原子力学会和文論文誌, 6(2), p.141 - 148, 2007/06

日本原子力研究開発機構では、水素製造設備とガスタービン発電システムを組合せた高温ガス炉水素電力コジェネレーションシステム(GTHTR300C)の設計検討を行っている。GTHTR300Cの主要な機器として中間熱交換器(IHX)がある。GTHTR300C用の中間熱交換器は交換熱量170MWtで、高温工学試験研究炉(HTTR)で実績のあるシェル&チューブ型中間熱交換器の技術をベースに設計を進めている。概念設計として、伝熱計算による伝熱管基本緒元の設定,概念構造検討,設計条件での1次応力の評価を行った。その結果、GTHTR300Cに用いられる大型のシェル&チューブ型中間熱交換器の技術的成立性の見通しが得られた。

報告書

HTTR-ISシステムの系統設計のための化学プラントの事故事例研究

本間 洋之; 佐藤 博之; 笠原 清司; 大橋 弘史; 原 輝夫; 加藤 竜馬; 坂場 成昭

JAEA-Technology 2007-006, 60 Pages, 2007/02

JAEA-Technology-2007-006.pdf:15.91MB

化石資源に依存したわれわれの生活は、その化石資源の枯渇や化石資源の大量消費による気候変動や酸性雨などの脅威に晒されている。このため、二酸化炭素のような温暖化ガスの発生がなく、また、環境汚染の心配がない水素が、将来の重要なエネルギー媒体として広く認知されており、近い将来には水素の需要が大きく増大するものと考えられている。大量の水素需要に応えるため、水を原料とした原子力エネルギーによる水素製造、特に高温ガス炉を用いた熱化学法ISプロセスは、ゼロエミッションエネルギー戦略や実用規模への展開において、最も期待できる水素製造法である。しかし、高温ガス炉によるISプロセス水素製造の技術基盤を確立するためには、我が国唯一の高温ガス炉であるHTTRを用いた研究開発が不可欠である。HTTRは、日本原子力研究開発機構(原子力機構)の大洗研究開発センターに建設され、運転試験が行われている。原子力機構では、高温ガス炉によるISプロセス水素製造技術を実証するため、HTTR接続ISプロセス(HTTR-ISシステム)の設計を開始した。HTTR-ISシステムの設計にあたっては、ISプロセスプラントで発生する各種事故に対する予防保全,事後保全などを考慮する必要がある。そこで、ISプロセスプラントに関係する化学プラントでの事故事例を整理し、その結果をもとにISプロセスプラントの系統設計に必要な事故防止対策案を提示した。本報告はそれらについてまとめたものである。

口頭

高温ガス炉による水素製造,5; HTTR-ISシステムの概念設計

坂場 成昭; 加藤 竜馬; 原 輝夫; 佐藤 博之; 西原 哲夫; 國富 一彦

no journal, , 

高温ガス炉HTTRの核熱を用いて、熱化学法ISプロセスにより水素製造を実証するHTTR-ISシステムの実現に向けたシステムの概念設計について報告する。

口頭

熱化学法ISプロセスにおけるヨウ化水素分解工程のプロセスフロー解析

大橋 弘史; 坂場 成昭; 久保 真治; 今井 良行; 加藤 竜馬*; 國富 一彦

no journal, , 

原子力機構では、原子力の利用拡大による二酸化炭素排出量抑制への貢献を目指し、約1000$$^{circ}$$Cの高温の熱を取り出せる高温ガス炉を熱源とした熱化学法ISプロセスによる水からの水素製造に関する研究開発を進めている。熱化学法ISプロセスの課題の1つであるヨウ化水素分解反応の分解率を向上させることを目的とし、プロセス流体であるヨウ化水素水溶液との接触による反応後の混合ガスからの反応生成物ヨウ素の除去と分解反応を繰り返す多段HI分解器について検討した。化学平衡,気液平衡を考慮した解析の結果、反応温度500$$^{circ}$$Cにおける分解率は、多段HI分解器を採用することにより、通常のHI分解器での23%から5段で40%まで向上できることを明らかにした。

口頭

多入力時刻歴の適用による配管耐震評価の合理化に関する解析的検討

高橋 慧多; 加藤 竜馬; 安藤 勝訓; 松澤 秀貢*; 永田 悠也*; 金子 尚昭*

no journal, , 

熱応力低減の観点から長く引き回された配管の耐震評価に、多入力時刻歴解析を採用した場合の合理化について、特徴的な境界条件を有する配管系を例に検証した。

8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1