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山口 徹治; 中山 真一; 川田 千はる*
原子力バックエンド研究, 9(1), p.61 - 66, 2002/09
稲田花崗岩についてBaイオンの透過拡散実験を行い、有効拡散係数()と分配係数()を取得した。実験は、溶液として10, 1, 10 mol m BaCl溶液を用い、25Cにおいてそれぞれ3ランを行った。10 mol m BaCl溶液を用いた実験で得られた有効拡散係数は細孔拡散モデルから予想される値と一致していた。これに対して塩化バリウムの濃度が低い場合ほど、分配係数が高く、有効拡散係数も高くなった。バリウムの溶存形態は同じであり、同時に拡散させたIの挙動から花崗岩試料による間隙構造にも差がないことが明らかになった。それにもかかわらず、有効拡散係数が分配係数に対して正の相関を持っていることは、表面拡散(吸着状態での拡散)の寄与を強く示すものである。
川田 千はる*; 中山 真一
原子力バックエンド研究, 4(2), p.97 - 99, 1998/03
Migration'97が、1997年10月26日から10月31日の6日間、仙台国際ホテルで開催された。この会議の目的は、放射性廃棄物処分の長期安全評価に必要な化学的性質に関する研究発表である。国内から198人、海外から189人が参加する盛況ぶりだった。会議は3つのセッションからなり、(A)天然水中のアクチニド及びF.P.の化学、(B)地球化学的相互作用と輸送現象、(C)データベース開発とモデリングである。どのセッションにおいても活発な議論が行われた。会議に参加してみて感じたことや、勉強になったことを記述し、今後この会議に是非参加してみようと思っている人に参考になるようにまとめた。