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高橋 元喜*; 古山 雄一*; 岡本 将典*; 河津 翔*; 谷池 晃*; 北村 晃*; 久保田 直義; 落合 謙太郎; 西谷 健夫
no journal, ,
トリチウム増殖候補材の一つである40%Li濃縮チタン酸リチウム(LiTiO)表面近傍のLi及びLi密度を調べるために、1.27MeVの陽子及び重陽子を用いたLi(p,)He, Li(p,He)He及びLi(d,)He核反応分析(NRA)を適用した。まず、これらの分析に必要な核データがないため、LiOH標準試料を使って微分核反応断面積を測定した。次にこれらの断面積を用いて、LiTiO試料のNRAを行い、表面から6mまでのLi及びLi深さ密度分布を得た。Liは、表面から2m付近で最大値を示す分布であったのに対して、Liは表面から一様に分布していた。また、表面から5mまでの積分値から、Liの濃縮率を見積もると35%であった。
高橋 元喜*; 河津 翔*; 畝原 翔*; 古山 雄一*; 谷池 晃*; 北村 晃*; 落合 謙太郎; 久保田 直義; 西谷 健夫
no journal, ,
核融合炉ブランケット材料であるチタン酸リチウムの元素組成とリチウム同位体存在比に関する加速器分析手法を検討し、イオンビーム実験による検証実験を行った。元素組成分析に関してはリチウム,酸素,チタン元素の非ラザフォード因子の違いを利用した散乱分析法の適用を提案し、2.6MeV水素イオンビーム照射実験から上記手法がチタン酸リチウム分析に対して有効であることを確認した。またリチウム同位体分析についてはLi(d,2)とLi(p,2)核反応分析法の適用を検討し、断面積データの精度が不十分であるもののイオンビーム実験の結果から最も有用であることを確認した。