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論文

X-ray rocking curve study of the strain profile formed by MeV ion implantation into(111)silicon wafers

栗林 勝*; 富満 広; 侘美 克彦*; 井上 哲*; 石田 興太郎*; 相澤 一也; 岡安 悟; 富田 博文*; 数又 幸生*; Y.C.Jiang*; et al.

Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 36(12A), p.7296 - 7301, 1997/12

 被引用回数:6 パーセンタイル:36.78(Physics, Applied)

高エネルギー(80~230MeV)の重イオン(Ni,Cu,Au)を、(111)表面を有するSi単結晶板に打込み(1~50$$times$$10$$^{13}$$/cm$$^{2}$$)、結晶中に生じた照射損傷を、X線回折(三結晶法)で観察した。解析は動力学的理論で行い、結晶中の歪み分布を決定した。その結果、結晶表面付近には損傷がなく、深い部分にだけ歪みが生じること、その分布は、「イオン停止位置」(Stopping Powerによる計算)ではなく、むしろ「はじき出し損傷率分布」に近いこと、照射量と歪み分布の大きさが比例すること、等が明らかになった。なお、照射は原研タンデム加速器で、X線回折はKEKのPF等で行った。

論文

ESR of pyro-graphite irradiated by ions, I; Low energy ion bombardments

数又 幸生; 湯郷 成美*; 木村 忠正*; 中野 嘉明*; 佐藤 洋一郎*

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 47(6), p.617 - 631, 1986/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:38.41(Chemistry, Multidisciplinary)

低エネルギーイオンで照射したパイロ黒鉛のESRを観測した。低エネルギーイオン照射によって、欠陥は、結晶内に不均一に分布するにもかかわらず、1本の鋭い吸収線が観測された。照射量の増大と共に、g値及び幅は、単調に減少した。照射後の熱焼鈍によって、g値は不変であり、幅の変化も少なかった。また、測定温度を減少させると、幅は減少するが、g値は不変であった。吸収線の強度は、キュリーの法則に従っていた。以上の実験事実から、観測されたスピン中心は、局在スピン中心であると結論づけられた。また、ラマン散乱の測定をもとにして、スピン中心とみだれた領域の相関性について議論した。みだれにより、波動関数の縮小が起ると云うモデルを提出した。

論文

ESR of pyro-graphite irradiated by ions, II; High energy ion bombardments

数又 幸生; 湯郷 成美*; 木村 忠正*; 中野 嘉明*

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 47(6), p.633 - 645, 1986/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:15.72(Chemistry, Multidisciplinary)

高エネルギー・イオンで照射したパイロ黒鉛のESRを観測した。ESRスペクトルは、2つのグループより成り立っていた。1つのグループは、低エネルギー・イオン照射した場合に、観測されるスペクトルと同一であった。もう一方のグループは、高エネルギー・イオン照射特有なものであり、スペクトルの型は、照射イオンのエネルギーと照射量に強く依存していた。g値及び幅の測定温度依存性は、1つの活性化エネルギーを持つアレニウス曲線を示した。この事から、スピン中心は、温度の上昇に伴って、ホッピング運動をしているとの結論に達した。

論文

Exchange coupling model in neutron-irradiated graphite

数又 幸生; 中野 嘉明*; 湯郷 成美*; 木村 忠正*

Physica Status Solidi (B), 136, p.325 - 329, 1986/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:26.95(Physics, Condensed Matter)

パイロ黒鉛に中性子照射し、測定温度の変化による、常磁性共鳴吸収の変化を、4Kから300K迄、観測した。実験結果は、モロゾフスキー・モデルとS-d相互作用の理論を用いて、説明された。この事から、中性子照射においても、局在スピンは、生成され、しかもフェルミ面から、非常に浅いレベルに存在することが、明らかになった。

論文

ESR of pyrolytic graphite irradiated by neutrons at a low temperature

数又 幸生

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 44(11), p.1025 - 1031, 1983/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:50.21(Chemistry, Multidisciplinary)

低温で中性子照射したパイロ黒鉛のESRを調べた。室温と窒素温度での吸収強度の比から、局在スピン中心が存在していることが確認された。種々の照射量に対して、局在スピン中心と伝導性キャリアーの濃度比が、g値から求められた。g値及び線幅の照射量依存性が、2つのスピン系(つまり、局在スピン中心と伝導性キャリアー)の間の速い交換相互作用をもとにして、説明された。パルス・アニーリングにより、160k附近で線幅が増大することが見い出された。線幅増大の機構とスピン・フリップの断面積が求められた。300K以上での線幅の減少は、局在スピン中心の減少で説明された。

論文

ESR of pyro-graphite irradiated by high energy ions

数又 幸生; 湯郷 成美*

Journal of the Physical Society of Japan, 51(12), p.3753 - 3754, 1982/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:47.91(Physics, Multidisciplinary)

タンデム加速器を用いて、高エネルギー・イオンをグラファイトに照射した結果の報告である。100MeVCl$$^{8}$$$$^{+}$$イオンを、グラファイトに照射した結果、2つの特徴的な欠陥領域が、ESRにより見い出された。1つは、多量のアクセプターを含む領域であり、もう一方は、非晶質化された領域である。前者の領域には、伝導性キャリアーが存在するが、後者の領域では、局在スピン中心のみより存在しない。格子欠陥によるポテンシャルの乱れと伝導性キャリアーの局在化との間の相関性を定量的に追及する上で、高エネルギー・イオン照射は、有力は手段となり得る事を、この論文で報告している。

論文

Room temperature aging effects of blistering and surface roughening after Ar$$^{+}$$ ion bombardment on Mo single crystals

鎌田 耕治; 楢本 洋; 数又 幸生

Journal of Nuclear Materials, 71(2), p.249 - 255, 1978/02

 被引用回数:8

300keVAr$$^{+}$$イオンをMo単結晶表面に照射すると、100日程度の室温焼鈍により始めてblisterが現われる事を見出した。この事はblisterの形成に打ち込みイオンの集合が不可欠なことを示している。Ar$$^{+}$$イオンはHe$$^{+}$$イオン等に比べるとsputtering yieldが100倍以上に大きい。この事を考慮して結晶中での打ち込みイオンの分布を計算し、blisteringのcritical dose(3.4$$times$$10$$^{1}$$$$^{7}$$ions/cm$$^{2}$$)およびcritical concentration(0.33)を得た。これらの値はHe$$^{+}$$等軽イオン照射の結果と著しく異なり、重イオン照射損傷の特色を示している。結晶表面の粗化(roughening)も著しい焼鈍効果を持ち、イオン打ち込みによる結晶表面でのsputtering yieldの変化を暗示している。

論文

Paramagnetic centers in neutron-irradiated Li$$_{2}$$O

植田 義文*; 数又 幸生; 西 正任*

Japanese Journal of Applied Physics, 16(10), p.1743 - 1745, 1977/10

 被引用回数:17

酸化リチウム(Li$$_{2}$$O)を中性子照射した結果、3つの常磁性中心(F$$^{+}$$,O$$^{-}$$,H$$^{0}$$)とコロイド中心が、ESRにより、観測された。F$$^{+}$$及びO$$^{-}$$中心は、それぞれ、300$$^{circ}$$C及び65$$^{circ}$$Cで消失する。H$$^{0}$$中心の濃度は、200$$^{circ}$$C以上の熱処理で、増加した。F$$^{+}$$中心の電子密度が、hyperfine構造から求められた。また、powder patternについての、吸収線の型を理論的に求めた。

論文

ESR study of Pb$$^{3}$$$$^{+}$$ ions in cubic PbF$$_{2}$$ crystals irradiated with $$gamma$$-rays and neutrons at low temperatures

西 正任*; 原 秀男*; 植田 義文*; 数又 幸生

Journal of the Physical Society of Japan, 42(6), p.1900 - 1905, 1977/06

 被引用回数:11

77Kで、$$gamma$$線照射したPbF$$_{2}$$のESR測定をおこなった結果、スペクトルが観測された。このスペクトルを解析した結果、Pb$$^{3}$$$$^{+}$$の6S電子の約60%が、Pb$$^{3}$$$$^{+}$$イオンの場所に局在し、残り40%は、周囲の弗素イオンに拡がっていることが、解った。周囲のイオンとこの6S電子との相互作用は、1次の摂動計算により説明出来た。その結果、超々微細構造定数は、A$$_{I}$$I=164G、A$$_{L}$$=31Gであった。

論文

Surface erosion of pyrolytic graphite and glassy carbons by ion bombardment

数又 幸生

Journal of Nuclear Materials, 71(1), p.178 - 180, 1977/01

 被引用回数:5

Pyrolyic Graphiteに、Ar$$^{+}$$,N$$^{+}$$及びHe$$^{+}$$イオンを照射し、表面の変化を走査電子顕微鏡で観察した結果、下記の特徴的な変化が観測された。(1)Groovesとflakingが、観測され、通常、金属表面で観測されているDome型のblisterは、観測されなかった。(2)Grooves及びしわのnetworkが、生ずるminimum dosesは、450KeV Ar$$^{+}$$イオンに対して、1$$times$$10$$^{1}$$$$^{4}$$ions/cm$$^{2}$$,1.1MeV N$$^{+}$$イオンでは、1$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$ions/cm$$^{2}$$であり、また1.9MeV He$$^{+}$$イオン照射では、1$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$ions/cm$$^{2}$$であった。Flakingは、上記の各イオンについて、上記の値より、1桁高い照射量で起こった。(3)He$$^{+}$$イオンを照射した場合の、しわのnetworkは、N$$^{+}$$イオンを照射した場合に生成されるnetworkよりも、約14倍大きい。以上の実験実事より、flakingを生成するminimum dosesが、照射エネルギーの関数である事、及び、flakingの形成に、定格子の移動は、あまり重要でない事を明らかにした。

論文

Surface topography of pyrolytic graphite crystals bombarded with Ar$$^{+}$$, N$$^{+}$$ and He$$^{+}$$ ions

数又 幸生

Journal of Nuclear Materials, 68, p.257 - 260, 1977/00

 被引用回数:10

イオン照射によって生ずる固体表面の腐食が、結晶性物質と無定形物質とで、どのように異なるかを実験的に、調べた結果である。実験は、350及び850keVのNe$$^{+}$$イオンを、パイログラファイト(結晶性)とグラツシイカーボン(無定形)に照射し、照射に伴う表面の変化を走査電顕により調べた。その結果、パイログラファイトでは、flakingが、グラツシイカーボンでは、hollowsが、観測された。また、照射イオンのエネルギー変化に伴う、表面腐食の相違をも、報告した。

論文

Interstitial fluorine centers in the neutron-irradiated MgF$$_{2}$$

数又 幸生; 植田 義文*; 西 正任*

Solid State Communications, 19(3), p.181 - 183, 1976/03

 被引用回数:4

格子間弗素が、中性子照射したMgF$$_{2}$$単結晶中で観測された。この格子間弗素は、asymmetric F$$_{2}$$$$^{-}$$分子イオンである。ESRスペクトルの角度依存性から、spin Hamiltonianのparametersが決定された。この格子間弗素分子イオンは、550Kで熱的に不安定となる。

論文

Observation of blistering and amorphization on germanium surface after 450KeV Ar$$^{+}$$ ion bombardment

鎌田 耕治; 数又 幸生; 久保 和子

Radiat.Eff., 28(1-2), p.43 - 48, 1976/02

重イオン照射(450KeV Ar$$^{+}$$)により、初めてGe表面にブリスタリングを作り、走査型電子顕微鏡により観察した。金属表面のブリスタリングと異なり、照射量を増加させてもブリスターの密度は5$$times$$10$$^{5}$$/cm$$^{2}$$以上にはならない。さらに照射することにより、注入されたイオンガスの噴出によると思われる多数の孔が発生する。これらの孔が既に形成されているブリスターを侵食して、ブリスターは観察されなくなる。これらの観察結果は、Ge表面での非晶質化によって、イオンのレインゲが減少し、同時に固体の膨張によって注入されたイオンが動き易くなることを考慮して説明された。非晶質化と同時に、再結晶化も観察された。

論文

A Tri-atomic molecular ion in a $$gamma$$-irradiated CsF crystal

数又 幸生; 加藤 昭七*; 植田 義文*; 西 正任*

Journal of the Physical Society of Japan, 38(1), p.190 - 194, 1975/01

 被引用回数:2

$$gamma$$線を照射した弗化セシウム中に、新しい型の常磁制中心(三原子分子イオン)が、ESRにより見い出された。この中心は、$$<$$100$$>$$の対称性を持ち、115Kで熱的に不安定となる。実験からスピン・ハミルトニアンのパラメーターの値を決定した。hyper fine Tensorを分子軌道法を使って、解析した結果、正孔は、3つのイオン(F、Cs、F)の上にほぼ同じ密度で存在している事が明らかになった。

論文

Coloration of LiF and NaF by N$$^{+}$$ ion bombardment

久保 和子; 数又 幸生; 川面 澄

Journal of the Physical Society of Japan, 37(6), P. 1715, 1974/06

2MV Van de Graoffからの1.1MeV-N$$^{+}$$イオンでLiFおよびNaF単結晶をRT照射し、着色をCary14RでLNT測定した。スペクトルを検討した結果、F帯に対して比較的大きいM、RおよびN帯が区別される他に、LiFで282、373と417nm、NaFで458nmに吸収帯が存在した。これらの波長は電子のプラズマ振動の金属微粒子内での共鳴吸収の計算値と良く一致するので、これら吸収帯は円筒および球状の金属コロイドによるものと考えられる。重イオンの場合は軽粒子と異なり、弾性散乱の役割が大きい。剛体球モデルでの計算をすると格子間正イオンの濃度は充分大きく、F電子を捉えて金属電子となりコロイドを作る公算が大きいことが分る。照射表面に金属薄膜が観察されることや、照射量の増加に伴ないF中心濃度が減少するという実験結果は上述の機構とよく符合する。

論文

Defect formation by N$$^{+}$$$$^{+}$$ ion bombardment in LiF and NaF

久保 和子; 数又 幸生; 富満 広

Journal of the Physical Society of Japan, 34(6), p.1536 - 1540, 1973/06

 被引用回数:3

Van de Graff加速器により得られるN$$^{+}$$$$^{+}$$イオン(0.7MeV)を、LiF及びNaF単結晶に照射し、照射量に対するF中心の生成曲線を求めた。生成曲線は、最大値を示し、その値から、F中心の飽和濃度として、LiFが7.6$$times$$10$$^{1}$$$$^{9}$$個/cm$$^{3}$$、NaFで3.8$$times$$10$$^{1}$$$$^{9}$$個/cm$$^{3}$$が求められた。また、生成曲線の最初の立ち上りの部分から、N$$^{+}$$$$^{+}$$イオン1個について、LiFで、3020個、NaFで1210個のF中心が生成される事が解った。この値をもちいて、F中心1個を作るに要する形成エネルギーを計算すると、LiFで232eV、NaFで578eVとなる。N$$^{+}$$$$^{+}$$イオン照射による結晶表面に金属の薄い折で出層および空洞などの形成が、光学顕微鏡により観測された。N$$^{+}$$$$^{+}$$イオンによる照射損傷は、他のX、$$gamma$$線、電子線、プロトンなどによるものよりも激しいこと、およびこの大きな損傷は、窒素イオンが2価であることによると結論される。

論文

ESR study of neutron-irradiated LiF crystals

数又 幸生

Journal of the Physical Society of Japan, 35(5), p.1442 - 1449, 1973/05

 被引用回数:13

種々の温度条件のもとで、中性子照射を行い、LiF結晶中に生成された常磁性中心をESRを使って調べた。室温照射においては、電子捕獲中心(F中心、交換相互作用で結びついているF中心、空格子集合体に捕えられている電子)が、主な常磁性中心であった。一方80K照射では、電子捕獲中心は、少くなく、分子性イオン中心が主であった。これ等の分子性イオン中心において、新しい型の格子間原子が見い出され、それ等のモデルを提出した。亦80K~0$$^{circ}$$Cの中間温度での照射結果から、熱中性子照射においては、最初、Zoneが形成され、このZoneからの空格子の移動に伴って、F中心が形成されることを見い出した。このF中心形成の機構は、現在迄提出されている機構と全く別種のものであり、荷電粒子線照射の場合にも、同様の機構で、格子欠陥が形成されると考えられ、きわめて一般性のあるものである。

論文

Variation of the defects on change of the irradiation temperature in LiF

数又 幸生

Journal of the Physical Society of Japan, 35(5), P. 1560, 1973/05

LiF単結晶を、照射過度を変えて、中性子照射した結果を、Emission spectrumの測定から調べた。実験結果から(1)室温照射では、点欠陥が結晶内に一様に分散している。(2)低温照射では、Cluster defectが多く、点欠陥が少ないとの結論に達した。

論文

Growth of V$$_{k}$$-centers by $$beta$$-rays from tritons

数又 幸生

Journal of the Physical Society of Japan, 35(4), p.1106 - 1107, 1973/04

 被引用回数:3

トリチウム原子の$$beta$$崩壊により、結晶中に生成されるF$$_{2}$$$$^{-}$$イオン中心の濃度の増加をESRにより調べた。F$$_{2}$$$$^{-}$$イオン中心の成長曲線は、結晶中に存在している電子中心の濃度に非常に依存する事を明らかにした。

論文

Atomic $$^{3}$$H center in neutron-irradiated LiF

数又 幸生

Physica Status Solidi, 25, p.563 - 566, 1968/00

抄録なし

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