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Raymond, S.*; Piekarz, P.*; Sanchez, J. P.*; Serrano, J.*; Kirsch, M.*; Detlefs, B.*; Rebizant, J.*; 目時 直人; 金子 耕士; Jochym, P. T.*; et al.
Journal of Alloys and Compounds, 444-445, p.104 - 108, 2007/10
被引用回数:2 パーセンタイル:21.55(Chemistry, Physical)重い電子系超伝導体PuCoGaについて、X線非弾性散乱から室温でのフォノンの分散関係を測定した。実験結果は、5f電子間のクーロン相互作用を3eVとした理論計算と良い一致を示していることを明らかにした。これは、この物質において5電子が部分的に局在していることを示唆している。UCoGaにおけるフォノン分散関係との比較から、UCoGaは完全にf電子が遍歴したモデルによりよく記述されることを明らかにした。
Raymond, S.*; Piekarz, P.*; Sanchez, J. P.*; Serrano, J.*; Kirsch, M.*; Janousova, B.*; Rebizant, J.*; 目時 直人; 金子 耕士; Jochym, P. T.*; et al.
Physical Review Letters, 96(23), p.237003_1 - 237003_4, 2006/06
被引用回数:26 パーセンタイル:74.52(Physics, Multidisciplinary)重い電子系超伝導体について、線非弾性散乱から室温でのフォノンの分散関係を測定した。実験結果は、電子間のクーロン相互作用U3eVを考慮にいれて行った理論計算と良い一致を示していることを明らかにした。
目時 直人; 金子 耕士; 池田 修悟; 松田 達磨; 芳賀 芳範; 大貫 惇睦; Raymond, S.*; Piekarz, P.*; Sanchez, J. P.*; Serrano, J.*; et al.
no journal, ,
PuCoGa及びUCoGaのフォノンを放射光及び中性子非弾性散乱によって測定し、その分散関係を幾つかの対称軸上で決定した。PuCoGaのフォノンのエネルギーはUCoGaに比較して若干小さく、この結果はクーロン反発Uを仮定した第一原理計算によって説明できることがわかった。すなわちPu化合物ではU=3eVの計算がよく実験を説明し、U化合物ではU=OeVが良い。これはこれらの化合物の帯磁率の温度依存性と矛盾しない。