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渡邊 裕貴; 辻 智也; 廣田 誠子*; 外間 智規; 中嶌 純也; 辻口 貴清*; 木村 建貴*; 小池 弘美*; 中村 夏織*; 桑田 遥*; et al.
保健物理(インターネット), 57(1), p.54 - 64, 2022/03
本報告は、2021年12月1日から12月3日の3日間にかけて開催された第3回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会の概要について報告するものである。なお、本大会は、日本放射線安全管理学会第20回学術大会、日本保健物理学会第54回研究発表会にあたり、金沢市で実施される予定であったが、COVID-19の感染状況を鑑み、Webでの開催となった。
山田 椋平; 河野 恭彦; 中嶌 純也; 廣内 淳; 辻 智也; 梅田 昌幸; 五十嵐 悠*; 小池 弘美*
保健物理(インターネット), 56(1), p.32 - 38, 2021/03
本報告は、日本保健物理学会若手研究会・学友会が2010年から取り組んできた社会コミュニケーション活動である千葉市科学フェスタ(2010年は「科学技術カフェシエスタ」)への出展について、10回目の出展を機に、出展当初の経緯を振り返りつつ、近年の活動について取りまとめたものである。
廣内 淳; 谷 幸太郎*; 玉熊 佑紀*; 仲宗根 峻也*; 小池 弘美*
保健物理(インターネット), 55(4), p.185 - 190, 2020/12
本報告は、2020年6月29日から6月30日の2日間にかけて開催された日本保健物理学会第53回研究発表会の一般演題及び企画講演の概要をまとめたものである。また、近年の研究発表会の発表件数の動向、Web開催の利点・課題を述べ、今後の研究発表会のあり方について示した。
桐山 博光; 森 道昭; 中井 善基; 下村 拓也*; 田上 学*; 岡田 大; 笹尾 一; 若井 大介*; 近藤 修司; 金沢 修平; et al.
JAEA-Conf 2009-007, p.97 - 100, 2010/03
レーザー駆動粒子加速をはじめとした超高強度光利用研究を推進するために、高コントラスト・高強度レーザーシステムの整備を進めている。高いコントラストを得るために光パラメトリックチャープパルス増幅器(OPCPA)を前置増幅器として高強度チタンサファイアレーザーに導入している。また、高い集光強度を得るためにレーザー媒質の熱歪みを低減させる必要があり、このため最終段増幅器のチタンサファイア結晶を100Kと低温に冷却している。パルス幅1nsに伸張されたマイクロジュールの高いエネルギーのシード光は、OPCPA前置増幅器により10mJまで増幅され、その後、チタンサファイア前置増幅器で300mJ、チタンサファイア主増幅器で3Jまで増幅される。最後にパルス圧縮器により、30fsのパルス幅まで再圧縮される。OPCPAを用いることで、ピコ秒の時間領域において10桁以上の高いコントラストを達成した。また、結晶を冷却することで、f/3放物面鏡によって8ミクロン(e-2 spot)6ミクロン(e-2 spot)まで集光が可能となり、10W/cmの高いピーク強度を達成している。
桐山 博光; 森 道昭; 中井 善基; 下村 拓也; 田上 学*; 岡田 大; 近藤 修司; 金沢 修平; 匂坂 明人; 大東 出; et al.
AIP Conference Proceedings 1153, p.3 - 6, 2009/07
レーザー駆動粒子加速をはじめとした超高強度光利用研究を推進するために、高コントラスト・高強度レーザーシステムの整備を進めている。高コントラスト・高ピーク出力を両立させるため、前置増幅器に過飽和吸収体によりASEペデスタルを除去された高エネルギー・クリーンパルスをシード光とした光パラメトリックチャープパルス増幅器(OPCPA)、後段にチタンサファイアチャープパルス増幅器を用いたシステムを開発している。パルス幅1nsに伸張されたマイクロジュールの比較的高いエネルギーのシード光は、OPCPA前置増幅器により10mJまで増幅され、その後、チタンサファイア前置増幅器で300mJ、チタンサファイア主増幅器で3Jまで増幅される。チタンサファイア主増幅器では熱負荷を低減させるために、結晶は100Kまで冷却されている。この結果、メインパルス前のピコ秒の時間領域において10桁以上の高いコントラストを達成するとともに、放物面鏡で集光することにより10W/cm以上の高い集光強度を10Hzの繰り返し動作で得た。
上原 知也*; 小池 美穂*; 中田 英夫*; 花岡 宏史*; 飯田 靖彦*; 橋本 和幸; 秋澤 宏行*; 遠藤 啓吾*; 荒野 泰*
Bioconjugate Chemistry, 18(1), p.190 - 198, 2007/01
被引用回数:20 パーセンタイル:55.24(Biochemical Research Methods)抗体を標識母体とする薬剤は、その緩やかな血液クリアランスのため骨髄障害が広汎な応用を妨げる。標識母体を低分子化抗体(Fab)やペプチドに変換することで骨髄障害は解消されるが、腎臓への放射能滞留による腎障害が問題とされる。本研究では、腎臓刷子縁膜酵素の作用で標識Fabから尿排泄性の放射性代謝物を遊離する放射性レニウム標識薬剤を新規開発し、腎障害の解消を検討した。シクロペンタジエニルトリカルボニルレニウム(CpTR)をRe標識試薬の基本構造に選択し、CpTRにカルボン酸とグリシンを結合したCpTR-Glyの体内動態を検討した。その結果、CpTR-Glyは、マウス血清中で安定であること,血漿蛋白との結合が少ないことを明らかにした。また、CpTR-Glyをマウスに投与したとき、いずれの臓器にも滞留することなく、腎臓から速やかに尿中へと排泄されることを認めた。次に腎臓刷子縁膜酵素の作用でCpTR-GlyをFabから選択的に遊離するアミノ酸配列(マレイミド基)を導入した新規薬剤([Re]CpTR-GK-Fab)を設計・合成し、マウス体内放射能動態を検討した。その結果、[Re]CpTR-GK-Fabは、尿排泄性の放射性代謝物[Re]CpTR-Glyを遊離して、腎臓への放射能集積を投与早期から大きく低減することを認めた。以上より、刷子縁膜酵素を利用した標識薬剤の設計は、金属RI標識低分子化抗体の腎臓への放射能集積の低減に有用であることを明らかにした。
池浦 広美*; 関口 哲弘; 小池 正記*
Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 144-147, p.453 - 455, 2005/06
被引用回数:15 パーセンタイル:56.91(Spectroscopy)ZEP520はポジ型電子照射レジスト材料であり、半導体微細加工において最良の空間分解能を与えている。そのため近年PMMAに代わりゾーンプレート素子等のデバイス材料に使われ始めている。さらなるパターンサイズ微細化のためにはラインエッジラフネス,ポリマー凝集など課題を抱えている。本研究においてはZEP520の基礎物性を得ることを目的とし、直線偏光放射光による内殻励起分光を用い、ZEP520/Si(100)の薄膜特性とX線照射効果を調べた。脱離イオン検出による表面偏光解析によりC-Cl結合は最表面においてのみ配向(40)を示した。Cl 1s内殻励起によりC-Cl結合が顕著に切断されCl元素が排除される。Si 1s励起により基板との放射線化学反応生成物が増加する。生成物収量の励起エネルギー依存性測定により反応生成物(SiCHOCl)の電子構造,生成機構を考察した。
羽場 宏光; 塚田 和明; 浅井 雅人; 後藤 真一*; 豊嶋 厚史; 西中 一朗; 秋山 和彦; 平田 勝; 市川 進一; 永目 諭一郎; et al.
Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences, 3(1), p.143 - 146, 2002/06
われわれの研究グループでは、超アクチノイド元素である104番元素ラザホージウム(Rf)の溶液化学実験を進めている。まず、Rfの同族元素Zr並びにHfに加え擬4族元素Thの放射性トレーサーを製造し、バッチ法により1.1-13.1M HNO並びに1.0-11.5M HCl系における陰イオン交換分配係数を系統的に測定した。また、Rfの単一原子の化学実験を行うために、繰り返し実験が可能な迅速イオン交換分離装置(AIDA)を開発した。原研タンデム加速器を用いて、Ge(O,xn),Gd(O,xn)並びにCm(O,5n)反応によってそれぞれ Zr,Hf並びにRfを製造し、4.0-11.5M HCl並びに8.0M HNO系における陰イオン交換実験を行った。塩酸系では、7.0-11.5Mの範囲でRfの分配係数は塩酸濃度の増加とともに急激に増加し、陰イオン塩化物錯体([Rf(OH)Cl],[RfCl])の形成を示唆した。また、樹脂への吸着性の強さは、RfZrHfの順であることがわかった。一方、8.0M HNO系では、Rfは同族元素ZrとHfと同様に陰イオン交換樹脂に対して低い吸着性を示し、ThやPuと全く異なることがわかった。
杉山 僚; 近藤 公伯; 桐山 博光; 越智 義浩; 田中 桃子; 中井 善基; 笹尾 一; 立野 亮; 岡田 大; 小池 雅人
no journal, ,
次世代レーザー開発研究グループは2008年4月に設立され、光量子科学研究におけるレーザー粒子加速や強光子場科学及び高輝度X線発生とその利用研究を広く推進することを目的として、J-KAREN(高強度場生成T3レーザー装置)及びX線レーザー実験装置の高度化に関する研究開発並びに運用を行っている。現在は、J-KARENレーザーにおける高コントラスト・高強度レーザーシステムの構築と利用研究へのレーザービームの供給を実施するとともに、安定供給のための制御技術の開発に着手する計画である。また、X線レーザー実験装置の開発においては、発振繰り返し数0.1Hzのドライバー用スラブ型ガラスレーザー(TOPAZ)の開発を実施してきた。現在、ほぼ完成に近づいている。これらの光源開発と並行して、さらに高効率・高フルエンス・高信頼性などの特長を有する次世代型レーザー光源に必要な要素技術開発についても順次着手する予定である。
岡田 大; 桐山 博光; 中井 善基; 下村 拓也*; 田上 学*; 圷 敦; 近藤 修司; 金沢 修平; 杉山 僚; 大道 博行; et al.
no journal, ,
超高強度レーザーパルスを用いたレーザー駆動粒子加速実験に適したビーム供給を実現するために、高効率で動作し広帯域スペクトルの増幅が可能なOPCPAの開発を行っている。本研究で開発を行ったJ-KARENレーザーに導入している高効率OPCPAは高エネルギー発振器を用いており、発振器から得られる中心波長800nmでパルス幅30fsのMLパルスを、反射型ストレッチャーで時間幅1nsのチャープパルスに伸張している。発振器からのチャープパルスとYAGレーザーからの励起パルスを、タイプI型のBBO結晶中で相互作用させ、3段のBBO結晶の位相整合角度の調整により、広帯域のスペクトルを得ている。一般的に得られるエネルギーよりも4桁以上高い数10JのエネルギーでOPCPAシーディングを行い、最大励起エネルギー300mJ時に出力エネルギー78mJが得られた。このとき得られた励起光からシード光への光-光変換効率は26%となっており、市販の励起レーザーを用いた既存のOPCPAシステム変換効率と比較して3倍以上の効率を達成した。
桐山 博光; 森 道昭; 中井 善基; 下村 拓也; 田上 学*; 岡田 大; 近藤 修司; 金沢 修平; 匂坂 明人; 大東 出; et al.
no journal, ,
チャープパルス増幅(CPA)法により高強度レーザー技術は著しく進展し、現在、相対論領域でのレーザーと物質との相互作用の実験的研究が可能となっている。最近、原子力機構において、60TW, 30fs, 10Hzで動作するJ-KARENレーザーを用いることにより、10桁以上の高いコントラスト、10W/cm以上の高い集光強度を達成した。ここでは、J-KARENレーザーのPWレベルへのアップグレードについて述べる。既存の60TW級J-KARENレーザーからの3Jのチャープパルスは50mmのビーム径にアップコリメーションされ、80mmの大口径チタンサファイア増幅器によりさらに増幅される。励起レーザーにはNd:ガラスレーザーの第二高調波光を用い、高信頼性,高安定性動作のために、回折光学素子を用いて空間パターンの均質化を行っている。圧縮前で30Jを超える高い増幅エネルギーを高いビーム品質で得た。本システムにより、再圧縮することにより、約500TW級の高いピーク強度のレーザーパルスがポテンシャルとして生成可能であることを確認した。
桐山 博光; 森 道昭; 中井 善基; 下村 拓也; 田上 学*; 岡田 大; 近藤 修司; 金沢 修平; 匂坂 明人; 大東 出; et al.
no journal, ,
原子力機構において、開発を進めている高強度チタンサファイアレーザー(J-KARENレーザー)の開発の現状に関する報告である。60TWのピーク出力で動作するJ-KARENレーザーのさらなる高強度化のために、最近大口径チタンサファイア結晶を新たに付加した。100J級のNd:ガラスレーザーの第二高調波光の空間パターンを回折光学素子により制御し、増幅される高強度レーザー光のビーム品質を向上させている。また、時間制御技術として独自に光パラメトリックチャープパルス増幅器を改良・導入することにより、主パルスに付随するノイズ成分を著しく低減することに成功している。本システムにより、500TWを超えるピーク出力で、高い空間一様性,低いノイズ成分を有するレーザーパルスがポテンシャルとして生成可能であることが明らかとなった。本会議の招待講演では、これまでのJ-KARENレーザーと最近新たに付加した大口径増幅器の動作特性について報告する。