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大林 寛生; 田坂 裕司*; 今 誓志*; 武田 靖*
Flow Measurement and Instrumentation, 19(3-4), p.189 - 195, 2008/06
被引用回数:16 パーセンタイル:55.47(Engineering, Mechanical)本論文は流体中の多次元速度ベクトル計測を実現する新たな計測技術を提案するものである。計測システムとしては、複数の超音波トランスデューサを用いた超音波流速分布測定法を採用した。計測時における流路壁面の影響を考慮するため、2次元波動方程式を解くことにより超音波ビームの焦点位置を予測し、システムの最適化を実施した。最適化されたシステムにより円柱後方流れ(非定常流のサンプル)の2次元速度ベクトル計測を実施した結果、実流動場中の2次元速度ベクトル分布計測に成功した。速度ベクトルの時間変動及び渦度分布は、速度変動と円柱後方に発生するウェイクの縦方向の変動を詳細に捉えるものであることがわかった。
大林 寛生; 山口 浩平*; 今 誓志*; 武田 靖*
日本流体力学会年会2006講演要旨集(CD-ROM), 4 Pages, 2006/09
超音波流速分布計測法は、計測される速度成分が計測線上の1方向に限定されるため流動場全体の挙動を把握する際には、一般的により複雑な計測システムの構築が必要である。これに対し、本研究では簡略化した構成で計測により得られる速度情報量の向上を目的とした新たなシステム(Vector-UVP)の開発を行い、実験計測における有効性について評価を行った。計測対象は定常流(定常回転円筒内流体の流れ),非定常流(円柱後流)とし、理論値との比較,時系列情報からの流動構造変動周期やテイラー凍結仮説を用いての渦度情報の抽出等を行った。