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野間 雄一郎*; 小手川 恒*; 久保 徹郎*; 藤 秀樹*; 播磨 尚朝*; 芳賀 芳範; 山本 悦嗣; 大貫 惇睦*; 伊藤 公平*; 仲村 愛*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 90(7), p.073707_1 - 073707_5, 2021/07
被引用回数:1 パーセンタイル:13.57(Physics, Multidisciplinary)Ferromagnetic fluctuation relevant to the pressure-induced superconductivity in UGe is investigated by means of NMR spectroscopy. Longitudinal magnetic fluctuations were observed in the spin-echo decay rate near the ferromagnetic critical point where superconductivity takes place. This result strongly suggests that superconductivity in ferromagnets is universally mediated by anisotropic magnetic fluctuations.
野間 雄一郎*; 小手川 恒*; 久保 徹郎*; 藤 秀樹*; 播磨 尚朝*; 芳賀 芳範; 山本 悦嗣; 大貫 惇睦*; 伊藤 公平*; Haller, E. E.*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 87(3), p.033704_1 - 033704_5, 2018/03
被引用回数:4 パーセンタイル:34.22(Physics, Multidisciplinary)Ge nuclear quadrupole resonance study of ferromagnetic superconductor UGe is reported. Detailed analyses successfully assigned crystallographic sites of Ge atoms. The measurement of the nuclear spin-lattice relaxation rate revealed highly anisotropic magnetic fluctuations.
安岡 弘志; 久保 徹郎*; 岸本 恭来*; Kasinathan, D.*; Schmidt, M.*; Yan, B.*; Zhang, Y.*; 籐 秀樹*; Felser, C.*; Mackenzie, A. P.*; et al.
Physical Review Letters, 118(23), p.236403_1 - 236403_6, 2017/07
被引用回数:33 パーセンタイル:84.23(Physics, Multidisciplinary)Ta四重極共鳴(NQR)法を用いてワイル半金属TaPの微視的磁気特性を調べた。核スピン=7/2のTa核におけるエネルギー準位の四極子分裂間の遷移に基づく3つのゼロ磁場NQR信号を見出した。四重極結合定数= 19.250MHz、および電場勾配の非対称パラメータ= 0.423は理論計算とよく一致する。磁気励起を調べるために、線(遷移)のスピン格子緩和率()の温度依存性を測定した。異なる緩和プロセスを有する2つの領域が存在することを見出した。*30K以上においては、温度に依存する軌道超微細結合とワイルノードによる磁気励起に起因する(の振る舞いが見出された。*の下では、緩和は、()=定数のKorringaプロセスによって主に支配されるが、我々の実験データを再現するためにはの依存性を含まなければならない。我々は、Ta-NQRがバルクワイルlフェルミオンとそれらの励起のための新規プローブであることを示す。
新井 和邦*; 二ノ宮 晃*; 石郷岡 猛*; 高野 克敏*; 中嶋 秀夫; Michael, P.*; Vieira, R.*; Martovetsky, N.*; Sborchia, C.*; Alekseev, A.*; et al.
Cryogenics, 44(1), p.15 - 27, 2004/01
被引用回数:3 パーセンタイル:15.32(Thermodynamics)ITER計画のもとで中心ソレノイド・モデル・コイルの試験を行い、コイルで発生するAE信号を直流運転時に測定した。その結果、コイルで発生するAE信号は、超伝導導体で発生する交流損失と関係があることが明らかになった。このことは、コイルの繰り返し通電時の撚線の動き及び素線間接触の剥がれにより交流損失が発生し、それらの動きをAE信号として測定したことを示している。また、AE信号はコイルのバランス電圧で見られる電圧スパイクとも関係があり、機械的攪乱が存在していることが明らかとなった。このことから、CSモデル・コイルにおいては、機械的攪乱の発生場所はAE信号及び電圧スパイクの情報を用いることで求めることが可能である。
竹内 末広; 石井 哲朗; 池添 博; 大久保 牧夫
Proceedings of 12th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.36 - 38, 1987/00
原研タンデムで加速された重イオンをさらに加速しエネルギーを2~4倍にする後段ブースターとして超電導リニアックを計画しておりその開発を進めている。本報ではリニアックの構成と配置、プロトタイプ空洞の製作とテスト結果、製作開発中の超電導バンチャーの現状; 今後の開発計画について報告する。