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熊原 忠士; 和田 雄*; 米原 博人; 吉川 博
REAL TIME 91: Proc. of the 7th Conf. on Computer Applications in Nuclear,Particle and Plasma Physics, p.17 - 22, 1991/00
SPring-8は1GeV線形加速器、8GeVシンクロトロン、8GeVストレージリングで構成される大規模施設である。これらの構成要素は、利用者の要請や実験内容に応じて、有機的に結合させ、小人数の運転員によって効率的に運転される必要がある。このため、SPring-8の制御系は多数のメーカーによって製作される上に、柔軟性が強く望まれるため、極力モジュール化や標準化を進めるように考えられている。標準化する要素としては、高速バックボーンネットワーク(FDDI)、設備内ネットワーク(MAP)、デバイスコントローラ(VME)、ユーザーインタフェース(GUI)などである。ここでは、大型放射光施設(SPring-8)の制御系の設計概念について報告する。
熊原 忠士
電子工業月報, 22(3), p.44 - 49, 1980/00
昨年10月17日から10月19日にかけて、サンフランシスコで開催されたIEEE(米国電気電子学会)主催の'79ニュークリア・サイエンス・シンポジウムの中から、CAMACとマイクロプロセサ利用に関するものを中心に概略内容を紹介した。この内容を、1.'79 NSSの概要と総会の話題,2.マイクロプロセサ利用CAMACシステム,3.一般的なCAMACシステム,4.FASTBUS関係,5.一般的なマイクロプロセサ利用機器、に分類して、21件の発表の概要をまとめた。ここでは、拡張型CAMACシステム,FASTBUS,マイクロプロセサ関係の規格など、来る1980年代に向けての新しい放射線計測器分野の標準化の動きを重点的に取り上げた。