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長屋 俊; 倉上 順一; 峯尾 幸信; 米澤 稔
放射線科学, 52(4), p.15 - 25, 2009/04
国際原子力情報機関(IAEA)の行っている原子力文献情報提供活動、特に国際原子力情報システム(INIS)を中心に紹介を行った。
伊藤 透; 倉上 順一; 山本 清明; 北村 隆文; 栗田 一郎; 大内 祐一朗
PATRAM 2001, 0 Pages, 2001/00
サイクル機構は、動燃時代の1984年よりプルトニウム航空輸送容器の開発を開始し、1988年からは米国DOE/SNLとの共同研究として実施してきた。当初は、米国のNUREG-0360基準をクリアすることを目標に開発を進め、129m/secの衝撃試験などの原型試験を実施した。本報告書では、NUREG基準を基に約10年来に渡って実施した、原型試験の結果、改良設計のための解析、最終速度試験の検討、機体構造による衝撃緩和の検討及びエンジン破片による損傷事象の検討などの概要について記述している。
野上 嘉能; 小幡 真一; 倉上 順一; 飯村 直人; 檜山 敏明; 小沼 勝弘*
PNC TN8410 98-109, 118 Pages, 1998/06
(目的及び概要)プルトニウム燃料開発室では、FBRの炉心性能の高度化を目指し、FBR用中空ペレットの開発を進めている。本試験は、中空ペレット製造用の流動性の高い造粒粉の製造条件及び流動性などの工程管理値を得ることを最終目的として、DUO粉末(JCO製)を用いた試験を行ったものである。試験(I)では、造粒条件としてバインダ添加率、粗成形圧、分級サイズを試験因子として、これらが造粒粉の流動性に与える影響及び造粒粉のダイスへの充填性に与える影響を評価した。試験(II)は試験(I)の補足試験及び日欧専門家会議での情報に基づいた無バインダによる中空ペレットの製造を行った。(結果)(1)DUO粉(JCO製)を用いたルブリカント無添加の造粒粉において、(圧縮度と安息角から求めた)流動性指数を分散分析すると、分級サイズ(212850mの間で6サイズ)は流動性指数に影響を与えていると認められなかった。バインダ添加率(0.51.0wt%)と粗成形圧(13t/cm)は、危険率5%で流動性に影響を与えていると認められ、その水準間の母平均の推定値の差は、2.22.4であった。この値は、流動性の程度の幅(流動性指数で10)と比べて十分小さいことから、本試験条件が造粒粉の流動性の程度に与える影響は少ないと考えられる。(2)DUO粉の圧縮率と流動指数の結果は、Carr、坂下らのグラフにほぼ一致したこと、DUO粉の安息角、圧縮度、スパチュラ角と流動性指数は、いずれも相関係数が高かった(r=0.920.99)ことから、これらの測定値から流動性指数を求められることが分かった。(3)無バインダのDUO粉で得られた粗成形タブレットは、取り扱い上支障の無い強度で、重量の標準偏差はバインダ添加率0.5%の場合より、タブレット重量が3%程度少なかった。粗成形タブレットの解砕後の1回目の分級収率(212850m)は、バインダ添加率0. 5wt%の場合と同等であった。焼結ペレット は、外観、金相、寸法密度検査結果から見て問題なく、バインダ添加率0.5wt%の場合より2%T.D.程度、高密度(96%T.D.)の焼結ペレットを得ることができた。
栗田 一郎; 倉上 順一
Proceedings of 10th International Symposium on the Packaging and Transportation of Radioactive Materials (PATRAM '92), p.1397 - 1402, 1992/00
動燃事業団では、ATR実証炉用新燃料集合体を輸送するため輸送容器を開発中である。本輸送容器は、新型転換炉実証炉に必要な燃料集合体数は原型炉「ふげん」よりも多いため、経済的に輸送できるよう設計されている。設計の特長は以下の通り。(1)輸送容器は燃料集合体を多数収納できる。(2)発泡ポリウレタンを衝撃緩衝材として採用している。(3)輸送容器の重量は、約10トンであり、11トントラックに積載可能である。輸送容器は、IAEAのB型輸送物の基準を満足する必要があり、動燃事業団では、設計の妥当性を検証するため、2基の原型容器を製作中である。今後、取扱試験、走行試験、9mからの落下試験、80030分間の耐火試験及びIAEAの基準に基づく他の安全性試験等を実施する予定である。
倉上 順一; 大内 祐一朗; 八巻 孝雄*
PNC TN8410 91-087, 4 Pages, 1991/03
動燃核物質管理室では,輸送物の新たな安全解析書の作成を省力化し,既存の安全解析書については,検索,修正,追加,削除等を迅速かつ正確に行うことを目的とした,輸送容器データベースシステムの開発を行った。これは輸送物の安全解析書に記載されている文書,数値,数式等の情報を対象としている。本システムはキャラクタディスプレイ端末を通して計算機で稼働し,プログラム言語はFORTRANを用いた。機能としてはより簡単な操作で情報の出し入れが可能であり,また情報の検索が容易である。このシステムにより既存の安全解析書については輸送物の設計変更のための修正・追加等が迅速かつ正確に行える。更に,業務の効率化,合理化が図られた。また,新たな安全解析書の作成作業が容易になったと報告した。
倉上 順一
no journal, ,
IAEA/INISではデータベースの収録内容についての参加各国の利用者ニーズを把握するための調査を実施することとなった。本報告では日本で実施した利用者ニーズ調査の概要を報告する。