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C.K.Loong*; 鈴谷 賢太郎; D.L.Price*; B.C.Sales*; L.A.Boatner*
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.890 - 896, 1998/00
被引用回数:27 パーセンタイル:80.04(Physics, Condensed Matter)様々なリン酸塩ガラスの短範囲、中範囲構造及び動的構造(ダイナミックス)を中性子回折及び非弾性散乱によって調べた。五酸化リンガラス中のPO四面体の3次元ネットワーク構造は、非常に不安定で水を吸収しやすい。この構造は、金属酸化物の導入によって、3次元から1次元の鎖状構造へと、さらに孤立PO四面体へと変化する。これは、中性子回折パターンS(Q)のQ4付近に明確に表れる。このような構造変化の動的なレスポンスは、同様に明確であり、例えば、P-Oストレッチングバンドは、五酸リンガラスの170meVから、オルトリン酸塩ガラスの125meVまで大きく変化する。
B.C.Sales*; L.A.Boatner*; 楢本 洋; C.W.White*
Journal of Non-Crystalline Solids, 53, p.201 - 226, 1982/00
被引用回数:17 パーセンタイル:77.39(Materials Science, Ceramics)イオン・ビーム解析法(ラザフォード後方散乱法)及び各種の溶液解析法(原子吸光法、放射化分析法)を併用してU、Sr、Nd、Gd、等を含んだ硼珪酸ガラスの水溶液に対する浸出挙動を調べた。その結果、ガラスの水に対する浸出挙動には、(1)ガラス表面でのU、Sr、Gd、Nd、Ti等の金属元素と水溶液中のOH、COイオン等との化合物形成によりもたらされる緩漫な溶解と、(2)それに引つづいておこるPHの増加(ガラス中の軽元素の浸出による)が引き起こす急速なガラス溶解、の二つの異なった腐食過程が存在する事が明らかになった。これらの実験事実をふまえ、ガラスの腐食過程を律速する金属化合物層の応力変化及び化学的環境変化に対する安定性を議論した。