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論文

Dynamics of radiocaesium within forests in Fukushima; Results and analysis of a model inter-comparison

橋本 昌司*; 田中 拓*; 小松 雅史*; Gonze, M.-A.*; 坂下 渉*; 操上 広志; 仁科 一哉*; 太田 雅和; 大橋 伸太*; Calmon, P.*; et al.

Journal of Environmental Radioactivity, 238-239, p.106721_1 - 106721_10, 2021/11

 被引用回数:11 パーセンタイル:56.59(Environmental Sciences)

本研究は、福島の主に常緑針葉樹林内における放射性セシウムの移行について、複数の研究チームによるモデルを用いた解析を行い、比較を行うことで、モデルのパフォーマンスを分析したものである。また、落葉層の除去と樹木更新の2つの管理シナリオ、および落葉広葉樹林を対象とした補助シナリオについても比較、分析した。いずれのモデルも実測の放射性セシウム濃度の変化傾向などを再現できたが、事故から50年後の予測についてはばらつきが大きく、継続した調査、解析による評価が必要である。

論文

Detection and activity of iodine-131 in brown algae collected in the Japanese coastal areas

森田 貴己*; 丹羽 健太郎*; 藤本 賢*; 葛西 広海*; 山田 東也*; 西内 耕*; 坂本 竜哉*; 牛堂 和一郎*; 田井野 清也*; 林 芳弘*; et al.

Science of the Total Environment, 408(16), p.3443 - 3447, 2010/06

 被引用回数:13 パーセンタイル:33(Environmental Sciences)

日本沿岸域で採取した褐藻からヨウ素-131($$^{131}$$I)が検出された。褐藻は高い濃縮係数によって放射性核種を体内に蓄積することから、放射性ヨウ素の生物指標として広く使われている。測定された褐藻に含まれる$$^{131}$$Iの比放射能の最大値は0.37$$pm$$0.010Bq/kg-wetであった。本研究で採取したすべての褐藻からセシウム-137($$^{137}$$Cs)も検出された。これらの海藻における$$^{131}$$Iと$$^{137}$$Csの比放射能には相関はなかった。$$^{137}$$Csの比放射能は0.0034$$pm$$0.00075から0.090$$pm$$0.014Bq/kg-wetの範囲であった。褐藻中$$^{137}$$Csの低い比放射能と変動幅の少ない濃度から、$$^{137}$$Csのソースが過去の核実験であることを示唆している。原子力発電所や核燃料再処理施設は$$^{131}$$Iの汚染源であることは知られているが、$$^{131}$$Iが検出された海域と核関連施設が立地する地域との関連はなかった。$$^{131}$$Iが検出されたほとんどの海域は多くの人口を抱える大都市近傍であった。$$^{131}$$Iは医療の放射線診断や治療にしばしば用いられる。本研究結果から、著者らは褐藻から検出された$$^{131}$$Iのソースは、原子力発電施設起因ではなく、放射線治療行為によるものであると考えている。

論文

Instability of magnons in two-dimensional antiferromagnets at high magnetic fields

益田 隆嗣*; 北岡 修司*; 高見澤 聡*; 目時 直人; 金子 耕士; Rule, K. C.*; Kiefer, K.*; 真中 浩*; 野尻 浩之*

Physical Review B, 81(10), p.100402_1 - 100402_4, 2010/00

 被引用回数:42 パーセンタイル:81.37(Materials Science, Multidisciplinary)

正方格子ハイゼンベルグ反強磁性体Ba$$_2$$MnGe$$_2$$O$$_7$$のスピンダイナミクスを、バルク測定,中性子回折、及び非弾性中性子散乱組合せて研究した。容易面を伴う反強磁性秩序が$$T$$$$leq$$4.0Kで観察された。交換相互作用は$$J_1$$=27.8(3)$$mu$$eV及び$$J_2$$=1.0(1)$$mu$$eVで、スピンフロップの臨界磁場は9.75Tと見積もられた。三軸分光器を用いた高分解能磁気励起測定により、磁場下でマグノン励起の不安定性が0.7$$H$$$$_{rm C}$$ $$_sim^{<}$$ $$H$$ $$_sim^{<}$$ 0.85$$H$$$$_{rm C}$$の範囲で観察された。

論文

Phase behavior of PuO$$_{2-x}$$ with addition of 9% Am

三輪 周平; 逢坂 正彦; 吉持 宏; 田中 健哉; 黒崎 健*; 宇埜 正美*; 山中 伸介*

Journal of Alloys and Compounds, 444-445, p.610 - 613, 2007/10

 被引用回数:14 パーセンタイル:61.53(Chemistry, Physical)

低除染燃料及びターゲットホスト相の相状態評価に資する基礎的データの取得として、(Pu$$_{0.91}$$Am$$_{0.09}$$)O$$_{2-x}$$を調製し、O/M比を調整した(Pu$$_{0.91}$$Am$$_{0.09}$$)O$$_{2-x}$$について、XRD及びDTAを用いた熱分析により相状態の実験的評価を行った。

論文

An Experimental investigation of the effects of americium addition to (U,Pu)O$$_{2-x}$$ on phase relation

逢坂 正彦; 三輪 周平; 吉持 宏; 田中 健哉; 黒崎 健*; 山中 伸介*

Recent Advances in Actinide Science, p.406 - 408, 2006/06

(U,Pu,Am)O$$_{2-x}$$の相状態をXRD、金相観察及びDTAにより実験的に評価した。解析の結果、Amは3価の状態で存在し、電気的中性を補償するためにUが5価になることが示唆された。

論文

Analysis of the fracture behavior of hydrided fuel cladding by fracture mechanics

黒田 雅利*; 山中 伸介*; 永瀬 文久; 上塚 寛

Nuclear Engineering and Design, 203(2-3), p.185 - 194, 2001/01

 被引用回数:14 パーセンタイル:68.97(Nuclear Science & Technology)

反応度事故条件下における軽水炉燃料棒の破損挙動を解明するために、水素吸収管の破壊に関する解析を破壊力学に基づき行った。応力強度因子(SIF)、J積分及び塑性降伏荷重といった破壊力学パラメータを用いて破壊評価ダイヤグラム(FAD)を構築し、被覆管の破壊応力を評価した。FADから予測される被覆管の破壊応力は、原研が実施したNSRRパルス照射試験や高速加圧バースト試験の結果と定量的に一致した。

論文

Influence of precipitated hydride on the fracture behavior of zircaloy fuel cladding tube

黒田 雅利*; 吉岡 邦彦*; 山中 伸介*; 穴田 博之*; 永瀬 文久; 上塚 寛

Journal of Nuclear Science and Technology, 37(8), p.670 - 675, 2000/08

RIA条件下及び内圧負荷時のジルカロイ被覆管の破損挙動に及ぼす析出水素化物の影響を明らかにするために、有限要素法解析により被覆管に負荷される応力-ひずみ分布を求めた。解析に必要なd-Zrと水素化物の機械的性質は超音波音速測定法及び引張試験により測定した。解析結果から、水素化していない被覆管では、内表面で相当塑性ひずみが最も大きくなり、内表面が破損の起点となったと予想される。一方、外表面に水素化物がリム状に偏析した被覆管では、水素化物リム層が比較的低い内圧で破壊することから、破損起点は外表面であったと推測される。水素化した被覆感の応力状態から推定される破損挙動は、NSRRで行われた高燃焼度燃料に対するパルス照射試験結果や高速加圧バースト試験結果と良く一致することがわかった。

報告書

廃棄物ガラスと火山ガラスの溶解挙動比較試験(大阪工業技術研究所-動力炉・核燃料開発事業団共同研究成果報告書)

三ツ井 誠一郎; 山中 裕*

PNC TN8410 95-192, 80 Pages, 1995/10

PNC-TN8410-95-192.pdf:1.5MB

廃棄物ガラスと火山ガラスの化学組成における違いが,それぞれの溶解挙動にどのように影響するのか把握し,性能評価における廃棄物ガラスの長期溶解挙動の予測の妥当性を,火山ガラスのナチュラルアナログ研究によって確認する際に基礎となる知見を得ることを目的として,大阪工業技術研究所-動燃事業団共同研究による,基礎組成ガラスならびに模擬廃棄物ガラスと合成火山ガラスを用いた溶解挙動比較試験を実施した。大阪工業技術研究所が実施した,基礎組成ガラスの溶解挙動比較試験により,アルミナ/ホウ酸比およびアルカリ/アルカリ土類比が,ガラス構造に影響することがわかった。また,これは廃棄物ガラスと火山ガラスの溶解挙動の違いの要因であることがわかった。動燃事業団が実施した,模擬廃棄物ガラスと合成火山ガラスを用いた溶解挙動比較試験により,これらのガラスのSi飽和濃度,溶解速度定数の違いが,化学組成に基づくガラスの水和自由エネルギーの差に起因することがわかった。また,地下水がSiに飽和した条件でのガラスからの可溶性元素の溶出は,いずれのガラスについても,ガラスの水和反応における,元素拡散に律速されることがわかった。本共同研究により,廃棄物ガラスと火山ガラスの溶解機構は本質的には同一であることが明らかになった。また,化学組成に起因する差を考慮したナチュラルアナログ研究をおこなうことにより,廃棄物ガラスの長期溶解挙動の妥当性を評価できる可能性が示された。

口頭

低除染燃料の相状態と物性に関する基礎研究,8; (Pu$$_{0.91}$$Am$$_{0.09}$$)O$$_{2-x}$$相状態の実験的評価

三輪 周平; 逢坂 正彦; 門藤 健司; 石 洋平; 吉持 宏; 田中 健哉; 関 崇行*; 関根 伸一*; 黒崎 健*; 宇埜 正美*; et al.

no journal, , 

低除染燃料の相状態評価に資する基礎的データの取得として、(Pu$$_{0.91}$$Am$$_{0.09}$$)O$$_{2-x}$$を調製し、O/M比を1.90$$sim$$2.00の範囲で調整した(Pu$$_{0.91}$$Am$$_{0.09}$$)O$$_{2-x}$$について、XRD,金相観察及びDTAを用いた熱分析により相状態の実験的評価を行った。

口頭

ひずみ時効硬化特性の方位依存性評価

鈴木 徹也*; 山中 啓輔*; 石野 まゆ子*; 徐 平光; 鈴木 裕士

no journal, , 

フェライト単相鋼材の予ひずみ方向がその後の時効硬化挙動にどのような影響を与えるか調査した。特に結晶方位による塑性異方性に注目し、予ひずみにより導入される加工の結晶方位依存性、その後の引張り変形における結晶方位群ごとの残留ひずみを中性子回折により測定した。また、EBSPにより変形に伴う組織の変化を時効前後について解析した。結果としては、結晶方位ごとに残留ひずみの値が異なり、200粒に引張りの残留ひずみが存在することが分かる。ひずみが大きくなるほどKernel平均方位差(KAM)値が増加している。時効前の試料は200粒のKAM値の増加率が110粒よりも大きい。ひずみ時効後の試料のKAM値の増加率は、110粒は時効前の試料とほぼ変わらないが、200粒はひずみ4%までは時効前の200粒より大きい。このことは時効硬化後の塑性変形挙動にKAM値に影響を与えるような結晶粒異方性が存在することを意味する。

口頭

中性子回折によるフェライト単相鋼のひずみ時効特性評価

鈴木 徹也*; 山中 啓輔*; 長井 健介*; 津留 英司*; 徐 平光; 鈴木 裕士

no journal, , 

ひずみ時効硬化は予ひずみを与えた後に時効処理を施すことで生じる。多結晶材料は負荷方向に対する変形の容易性が結晶粒ごとに異なるため、予ひずみ導入時に各結晶に発生する転位の量には結晶方位により分布があると推測される。このことにより、時効処理によって硬化する粒にも結晶方位による分布が存在すると考えられる。本研究ではフェライト単相鋼を用いて予ひずみ導入後に変形方向を変えて引張試験を行った。時効処理前後における残留応力を中性子回折により測定し、ひずみ時効硬化の方位依存性について検討した。初期材のピーク位置と比較して予ひずみ材のピーク位置が変化している。このことから予ひずみの導入により、結晶粒ごとの強度の異方性から残留ひずみが生じていることがわかった。

口頭

Dynamics of radiocaesium in forests deposited by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident; Long-term monitoring and modelling approaches

橋本 昌司*; 田中 拓*; 小松 雅史*; Gonze, M.-A.*; 坂下 渉*; 操上 広志; 仁科 一哉*; 太田 雅和; 大橋 伸太*; Calmon, P.*; et al.

no journal, , 

森林でのCs-137の過去から将来にわたる動態を評価するためにモデリングアプローチを適用した。構造,プロセス,パラメータ,数値アプローチの異なる6つのモデルがモデル相互比較に参加し、予測と不確実性について分析した。適切なキャリブレーション後のモデル相互比較により、フォールアウト後初期に対して、モデルは実測データを信頼ある範囲で再現することが確認された。一方、50年後の長期予測では大きな相違が示された。本モデル相互比較は、将来予測のためのモデルを改善するために、様々な森林タイプに対して10年オーダーのデータ、および総合的で長期のデータを用いた検証の繰り返しが重要であることを示した。

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