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論文

Microbial carbon cycling in oligotrophic regional aquifers near the Tono Uranium Mine, Japan as inferred from $$delta$$ $$^{13}$$C and $$Delta$$ $$^{14}$$C values of ${it in situ}$ phospholipid fatty acids and carbon sources

Mills, C.*; 天野 由記; Slater, G.*; Dias, R.*; 岩月 輝希; Mandernack, K.*

Geochimica et Cosmochimica Acta, 74(13), p.3785 - 3805, 2010/07

 被引用回数:33 パーセンタイル:63.94(Geochemistry & Geophysics)

微生物は地下環境に普遍的に存在しているが、それらが炭素循環に果たす役割については未解明である。微生物細胞膜の脂質分析を行い、炭素の同位体を測定した。その結果、一般的な細菌のバイオマーカーに加えて、メタン酸化細菌(type II)のバイオマーカーが検出された。typeIIメタン酸化細菌の脂肪酸における$$Delta$$$$^{14}$$Cは、溶存無機炭素の$$Delta$$$$^{14}$$Cの値と非常に近い値であることが明らかとなった。この結果は、typeIIのメタン酸化細菌が、そのすべての炭素源を溶存無機炭素あるいは無機炭素から生成されたメタンとしていることを示唆している。一方で、typeII脂肪酸の$$delta$$$$^{13}$$C値は堆積岩地下水と花崗岩地下水で異なっていることから、それぞれの地下水でメタンの炭素同位体比は非常に近い値を示しているにもかかわらず、堆積岩と花崗岩地下水に生息する微生物は異なる炭素同化作用構造を有していることが示唆された。脂肪酸の$$^{14}$$C測定結果から、多くの従属栄養性微生物は古い時代に堆積したリグナイト由来の有機物を利用していることが示唆された。

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