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論文

Ultrafast pulse radiolysis methods

Belloni, J.*; Crowell, R. A.*; 勝村 庸介; Lin, M.; Marignier, J. L.*; Mostafavi, M.*; 室屋 裕佐*; 佐伯 昭紀*; 田川 精一*; 吉田 陽一*; et al.

Recent Trends in Radiation Chemistry, p.121 - 160, 2010/05

放射線誘起高速現象を測定するための高速分光装置の開発と応用について、世界各国で進められているプロジェクトも合わせてまとめた。

口頭

パルスラジオリシス法による高分子ヒドロゲル中の活性種挙動の観測

山下 真一*; MA, J.*; Marignier, J. L.*; 廣木 章博; 田口 光正; Mostafavi, M.*; 勝村 庸介*

no journal, , 

本研究では、パルスラジオリシス実験により、天然由来高分子ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)ゲル中における放射線誘起活性種を観測し、その挙動を調べることを目的とした。厚さ1mmに成膜したペースト状HPCに電子線を照射し、得られたHPCゲルを水洗浄・乾燥し、パルスラジオリシス実験に用いた。パルスラジオリシス実験は、パリ南大学の電子線加速器施設ELYSEで行った。30kGyの照射により得られたHPCゲルを純水で膨潤したHPC濃度12%のゲル中における水和電子の時間挙動を調べた結果、水和電子の初期収率は、純水中の値(4.1(100eV)$$^{-1}$$)よりも1割ほど高い値を示すことがわかった。この増加分の水和電子は、高濃度で存在するHPC分子からはじき出された電子由来と考えられる。また、増加分の水和電子は、400ps以内に消失したことから、高分子鎖上の酸化性ラジカルと速やかに再結合していると考えられる。

口頭

ヒドロゲル中における放射線分解ラジカルの観測

山下 真一*; MA, J.*; Marignier, J.-L.*; Mostafavi, M.*; 廣木 章博; 田口 光正; 勝村 庸介*

no journal, , 

希薄水溶液への電子線や$$gamma$$線の照射効果はよく調べられているものの、濃厚溶液や溶質濃度をさらに増加させた分散状態での報告は少ない。がん治療での実用化が期待されるポリマーゲル線量計においては、分散質(高分子)がネットワークを形成した状態である「ヒドロゲル」が利用されている。ヒドロゲルは、数$$sim$$数十パーセントの重量濃度で高分子を含んでいることから、高分子周辺の水分子は、高分子鎖に束縛され、バルク中の自由水とは異なる状態にあると考えられる。そこで本研究では、パルスラジオリシス実験により、ヒドロゲル中における放射線誘起活性種(水和電子やヒドロキシラジカル)を観測し、その挙動を調べることを目的とした。放射線橋かけ技術により作製したヒドロキシプロピルセルロース(HPC)ゲルを用いて、パリ南大学ELYSEでパルスラジオリシスの実験を行った。その結果、HPC濃度が12wt%のヒドロゲル中における水和電子の初期収率は、バルク水中の4.1(100eV)$$^{-1}$$に比べ、およそ1割高い値を示した。また、HPCと水和電子、及びヒドロキシラジカルの反応速度定数は、それぞれ2$$times$$10$$^{7}$$, 4$$times$$10$$^{9}$$M$$^{-1}$$s$$^{-1}$$であることがわかった。HPCとヒドロキシラジカルの反応は、バルク中の拡散律速における反応速度定数と同程度あったことから、今回のHPCゲル中ではヒドロキシラジカルの拡散はバルク中とほぼ同じであることが示唆された。

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