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論文

$$beta$$-delayed neutron-emission and fission calculations within relativistic quasiparticle random-phase approximation and a statistical model

湊 太志; Marketin, T.*; Paar, N.*

Physical Review C, 104(4), p.044321_1 - 044321_18, 2021/10

AA2020-0834.pdf:4.84MB

 被引用回数:23 パーセンタイル:96.18(Physics, Nuclear)

$$r$$-processに対する$$beta$$遅発中性子および遅発核分裂の影響は大きな関心を集めている。近年、遅発中性子と遅発核分裂に関する研究報告数は増えてきているが、$$r$$-processシミュレーションにおける遅発中性子と遅発核分裂の不定性は、依然として大きい。このような背景のもと、信頼性のある遅発中性子と遅発核分裂の新しいデータテーブルの作成が望まれている。本研究では、従来モデルよりも遅発中性子と遅発核分裂を精確に計算することができる新しい理論的な枠組みを開発し、それを新しいデータテーブル作成に応用した。計算された遅発中性子の分岐率において、実験値との平均二乗誤差を計算すると、先行の研究報告と同等以上の結果を得ることができた。また、中性子過剰核になるほど遅発中性子放出に伴う先行核からのエネルギーの引き出しが、遅発中性子の分岐比に大きな影響を与えていることが分かった。遅発核分裂の分岐比は、使用する核分裂バリアデータによって、大きく依存することも分かった。今回作られた新しいデータテーブルは、今後$$r$$-process研究や原子力分野に応用することが期待される。

論文

Development of a reference database for beta-delayed neutron emission

Dimitriou, P.*; Dillmann, I.*; Singh, B.*; Piksaikin, V.*; Rykaczewski, K. P.*; Tain, J. L.*; Algora, A.*; Banerjee, K.*; Borzov, I. N.*; Cano-Ott, D.*; et al.

Nuclear Data Sheets, 173, p.144 - 238, 2021/03

 被引用回数:24 パーセンタイル:96.52(Physics, Nuclear)

核分裂の発見以降、核分裂片から放出される遅発中性子の存在には、数多くの関心が集められてきた。原子力発電では、遅発中性子は原子炉動特性の計算や炉の安全運転において非常に重要な役割を演じている。それに加え、遅発中性子は、核構造や天体核、特に新世代のRIビーム施設の中心課題である安定線から離れた原子核でも、大きなインパクトをもっている。現在、ベータ崩壊半減期と遅発中性子分岐比に関するいくつかの文献が利用可能であるが、測定と評価によって実施されるべき十分な考証は、それらの文献ではしばしば抜けている。この欠落部に注目し、遅発中性子の核データ評価とそれに関する新しい文献作成の作業が、国際原子力機関(IAEA)の援助の基に着手され、「ベータ遅発中性子用データベースの開発」に関するCoordinated Research Project (CRP)が結成された。本論文では、CRPで行われたこれまでの結果について報告をする。

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