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論文

Quasi-one-dimensional magnetic interactions and conduction electrons in EuCu$$_5$$ and EuAu$$_5$$ with the characteristic hexagonal structure

松田 進弥*; 太田 譲二*; 仲井間 憲李*; 伊覇 航*; 郷地 順*; 上床 美也*; 中島 美帆*; 天児 寧*; 本多 史憲*; 青木 大*; et al.

Philosophical Magazine, 100(10), p.1244 - 1257, 2020/04

 被引用回数:3 パーセンタイル:19.68(Materials Science, Multidisciplinary)

Single crystal samples of EuCu$$_5$$ and EuAu$$_5$$ have been successfully prepared. Using those samples, magnetic and electronic anisotropy has been clarified. Magnetic moment in the ferromagnetic state points to the hexagonal $$c$$-axis for both compounds. Electronic anisotropy was found in both electrical resistivity and Fermi surface topology. These anisotropic characteristics are accounted for by the unique hexagonal structure.

論文

Anomalous ferromagnetic ordering in EuCuP

伊覇 航*; 垣花 将司*; 松田 進弥*; 本多 史憲*; 芳賀 芳範; 竹内 徹也*; 中島 美帆*; 天児 寧*; 郷地 順*; 上床 美也*; et al.

Journal of Alloys and Compounds, 788, p.361 - 366, 2019/06

 被引用回数:6 パーセンタイル:33.98(Chemistry, Physical)

Ferromagnetic ordering of EuCuP is investigated on a single crystal sample grown from tin flux. Application of hydrostatic pressure up to 8 GPa stabilizes ferromagnetic ordering, suggesting divalent Eu is stable. The Hall effect and resistivity measurements show that EuCuP is a low-carrier ferromagnetic metal with a characteristic resistivity cusp appearing at the ferromagnetic transition temperature.

報告書

幌延深地層研究計画における低アルカリ性セメントの適用性に関する研究,2(委託研究)

中山 雅; 小林 保之; 松田 武*; 納多 勝*; 入矢 桂史郎*; 竹田 宣典*

JAEA-Research 2009-035, 70 Pages, 2009/11

JAEA-Research-2009-035.pdf:11.27MB

高レベル放射性廃棄物の地層処分施設では、坑道の空洞安定性などの観点から、支保工,覆工などにセメント系材料の使用が想定されている。セメント系材料が、地下水と接触することで地下水のpHが12$$sim$$13程度に上昇することが考えられ、人工バリア材料や天然バリアを変質させ、処分システムの長期性能に影響を及ぼす可能性がある。このような影響を低減することを目的として、原子力機構ではポゾラン反応を利用した低アルカリ性セメント(HFSC)の開発を進めており、幌延深地層研究計画において、HFSCを地下施設建設工事に実際に使用する原位置施工試験を計画している。平成19年度は、HFSC中の鉄筋腐食挙動の評価,HFSCを用いたコンクリート材料のpH低下挙動の把握及びこれまでの知見の整理を実施した。6年間の海洋暴露試験結果からHFSCを用いた鉄筋コンクリートの腐食ひび割れの発生時期を評価した結果、HFSCを用いた鉄筋コンクリートでは鉄筋径を適切に選定することで最大150年程度はひび割れが発生しないことが示唆された。pH低下挙動については、蒸留水への長期浸漬供試体の分析を実施し、pHが緩やかに低下する傾向であることを確認した。また、これまでに得られた知見を整理し、実施工における品質管理手法を取りまとめた。

報告書

幌延深地層研究計画における低アルカリ性セメントの適用性に関する研究(委託研究)

松田 武*; 納多 勝*; 入矢 桂史郎*; 小西 一寛*; 中山 雅; 小林 保之

JAEA-Research 2007-089, 139 Pages, 2008/05

JAEA-Research-2007-089.pdf:13.57MB

幌延深地層研究センターでは、地下施設の一部において低アルカリ性セメント(HFSC)を用いたコンクリートの施工性確認試験(原位置試験)の実施を計画している。それまでにHFSCが実工事で施工可能な性能を持つことを確認しておく必要がある。本年度は、幌延地下施設内での原位置試験計画を検討するとともにHFSCコンクリート材料のpH低下挙動の把握を実施した。また、HFSCを用いた原位置試験計画では、HFSC424N(普通ポルトランドセメント:シリカフューム:フライアッシュ=4:2:4)を吹付けコンクリートとして使用することを前提とした原位置試験計画を検討した。実施場所は地下施設の140m坑道、試験期間は10年程度を目安とし、普通コンクリート支保工との比較が可能な計画とした。また、現地で調達する材料を使用した場合もその強度を満足できることを確認するため、平成17年度に選定した配合に基づき、現地調達の細骨材・粗骨材を使用して強度試験などを実施した。HFSCコンクリート材料のpH低下挙動の把握に関しては、長期間の密封浸漬試験の供試体について、浸漬液のpH測定及び成分分析並びに固相の成分分析を行った。

論文

Water corrosion resistance of ODS ferritic-martensitic steel tubes

成田 健; 鵜飼 重治; 皆藤 威二; 大塚 智史; 松田 恭司*

Journal of Nuclear Science and Technology, 45(2), p.99 - 102, 2008/02

 被引用回数:5 パーセンタイル:35.07(Nuclear Science & Technology)

酸化物分散強化(ODS)フェライト/マルテンサイト鋼は実用化段階の高速炉燃料被覆管の高燃焼度化や核融合炉の冷却材温度の高温化を達成する材料として開発が進められている。ODSフェライト/マルテンサイト鋼のアルカリ水環境における水腐食挙動評価するために腐食試験を行い、従来材の17mass%Crのオーステナイト系ステンレス鋼(PNC316),11mass%Crのフェライト/マルテンサイト系ステンレス鋼(PNC-FMS)と比較した。その結果、9Cr-ODSマルテンサイト鋼及び12Cr-ODSフェライト鋼は、pH8.4, 10, 12の333K$$times$$1,000h環境においてPNC316, PNC-FMSと同等の良好な耐食性を有することが確認された。

報告書

低アルカリ性セメントを用いたコンクリートに関する原位置試験計画案

小林 保之; 山田 勉; 中山 雅; 松井 裕哉; 松田 武*; 小西 一寛*; 入矢 桂史郎*; 納多 勝*

JAEA-Review 2007-007, 42 Pages, 2007/03

JAEA-Review-2007-007.pdf:3.12MB

高レベル放射性廃棄物の地層処分施設では、建設・操業中の安全性を確保するため、吹付けや覆工コンクリート等、さまざまなコンクリート材料が使用される。コンクリートは、骨材,セメント,混和材等から構成される複合材料であり、これに含まれるセメントの高アルカリ成分がバリアシステムの長期安定性へ影響を及ぼすことが懸念され、日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)では、HFSCと呼ばれる低アルカリ性セメントの研究開発を進めてきている。また、原子力機構では、北海道幌延町にて地下研究施設(Underground Research Laboratory、以下URL)を建設中である。本書は、地層処分施設の建設に用いられるセメント系材料の要求性能について整理するとともに既往の低アルカリ性セメントの研究開発についてのレビューを行いHFSCを用いた吹付けコンクリートのURLにおける原位置試験計画を示したものである。計画の立案に際しては、これまでHFSCを使用したコンクリートの施工実績がないことから、施工性能,力学的性能を十分確認したうえで実施工に適用する計画とした。また、実環境でのポゾラン反応の進行度,劣化外力への抵抗性等、耐久性能についても調査する計画とした。

報告書

酸化物分散強化型(ODS)鋼被覆管の水腐食試験結果

成田 健; 鵜飼 重治; 皆藤 威二; 大塚 智史; 松田 恭司*

JAEA-Research 2006-048, 52 Pages, 2006/07

JAEA-Research-2006-048.pdf:29.48MB

酸化物分散強化型(ODS)マルテンサイト鋼被覆管の実用化見通しを評価する一環で、水プール保管時における耐水腐食性を調査した。一般に耐水腐食性の改善にはCrの添加が有効であるが、Cr添加量が多過ぎると$$alpha$$'相が析出して脆化が促進される。そのため、日本原子力研究開発機構(JAEA)で開発したODS鋼被覆管は、9Crマルテンサイト系と12Crフェライト系として、それらのODS鋼被覆管の水腐食試験を行い、従来材のオーステナイト鋼及びフェライト-マルテンサイト鋼との比較で耐水腐食性を評価した。得られた結果は以下の通りである。(1)腐食速度が非常に小さかったこと,孔食等の局部腐食が特に認められなかったことから、9Cr-ODS鋼及び、12Cr-ODS鋼被覆管は、60$$^{circ}$$CでpH8$$sim$$12の範囲内で使用する場合、良好な耐水腐食性が期待される。(2)pH8, 10においては、9Cr-, ODS鋼, 12Cr-ODS鋼とも良好な耐水腐食性を有し、PNC316, PNC-FMSと顕著な差異は認められなかった。これに対してpH12における耐水腐食性は、M11$$>$$Mm13=F11$$>$$61FS=60MKで、鋼種間で若干の差異が認められた。ただし外観及び表面の凹凸状態に顕著な差異は認められなかった。

報告書

酸化物分散強化型(ODS)鋼被覆管の高温酸化試験

成田 健; 鵜飼 重治; 皆藤 威二; 大塚 智史; 松田 恭司*

JAEA-Research 2006-047, 100 Pages, 2006/07

JAEA-Research-2006-047.pdf:53.38MB

酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼被覆管の実用化見通しを評価する一環で、耐高温酸化性を評価した。一般に耐水高温酸化性の改善にはCrの添加が有効であるが、Cr添加量が多くなり過ぎると$$alpha$$'相が析出して脆化が促進される。このため、日本原子力研究開発機構(JAEA)で開発した9Crマルテンサイト系及び12Crフェライト系ODS鋼被覆管の高温酸化試験を行い、従来材のオーステナイト及びフェライト-マルテンサイト鋼と比較した。得られた結果は以下の通りである。(1)9Cr, 12CrODS鋼は、同Cr量(11mass%)のPNC-FMS及び高Cr量(17mass%)のSUS430と比較して耐高温酸化性が大幅に優れ、オーステナイト鋼であるPNC316と同等であった。(2)ODS鋼の良好な耐高温酸化性は、保護機能の強いCr$$_{2}$$O$$_{3}$$層が母材/スケール界面に形成したことに起因する。これは、ODS鋼の結晶粒は微細であるため、Crの粒界拡散が促進され、Cr$$_{2}$$O$$_{3}$$層が形成された可能性が考えられる。またODS鋼中に分散するY酸化物が、母材/Cr$$_{2}$$O$$_{3}$$の密着性改善に寄与している可能性が考えられる。

論文

JT-60データ処理設備におけるCAMAC制御及びデータ収集の改良

佐藤 稔; 清野 公広; 大島 貴幸; 坂田 信也; 小関 隆久; 松田 俊明; 長坂 康史*; 小畑 敬義*

平成16年度大阪大学総合技術研究会報告集(CD-ROM), 3 Pages, 2005/03

JT-60データ処理設備では、老朽化したCAMACシステムをいかに効率よく温存し、従来と変わらないCAMAC制御及びデータ収集を行うために、上位計算機システムの改良を進めている。従来のVMEシステムからPCIシステムに移行するため、CAMACを制御するモジュールのデバイスドライバの開発、またデバイスドライバを利用したアプリケーションの開発を行った。

論文

High Temperature Strength and Oxidation Resistance of ODS Ferritic Steels.

成田 健; 鵜飼 重治; 大塚 智史; 皆藤 威二; 松田 恭司*

第8回超鉄鋼ワークショップ, 0 Pages, 2004/07

実用化段階のFBRの燃料被覆管材料として有望なODS鋼の高温強度および酸化試験を行った。その結果、ODS鋼は従来のPNC316よりも長時間側でのクリープ特性が優れており、目標強度も達成していること、Ti増量により更に強度が増すこと、および耐高温酸化性もPNC316と同等であることを明らかにした。

論文

Failure pattern in the patients who underwent intraoperative boron neutron capture therapy (IOBNCT)

中井 敬*; 松村 明*; 山本 哲哉*; 柴田 靖*; Zhang, T.*; 阿久津 博義*; 松田 真秀*; 松下 明*; 安田 貢*; 高野 晋吾*; et al.

Research and Development in Neutron Capture Therapy, p.1135 - 1138, 2002/09

原研JRR-4を使って、悪性グリオーマの患者15例に対してホウ素中性子捕捉療法が行われた。このうち2002年4月までに筑波大学が実施した7例の患者について事後の経過を観察し、その結果を報告する。MRIを使った検証では、1例の術野内の再発がみられ、2例の術野外での再発がみられた。また、1例において照射によるネクローシスがみられた。

論文

ITER工学R&Dにおける成果

松田 慎三郎; 辻 博史; 小泉 興一; 秋場 真人; 小原 祥裕; 柴沼 清; 西 正孝; 阿部 哲也; 奥村 義和; 今井 剛; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 75(Suppl.), p.1 - 96, 1999/05

ITER工学R&Dは、核融合実験炉を構成するすべての技術について、設計のベースとなるデータの取得や設計の成立性を実証することを目的として、4極(EU、日本、ロシア、米国)が協力して進めてきたものである。それらは、トカマク炉心を構成する要素機器の技術のほか、周辺機器としての加熱・電流駆動技術(NBI,RF)、遠隔保守技術、トリチウム技術、燃料給気・排気技術、計測診断要素技術及び安全性などにかかわる開発を含んでいる。本報告書は、ITER工学R&Dとして得られた成果の概要がわかるよう、また、我が国の実施分が中心ではあるが、他極の実施分もわかるようにまとめた。

論文

実験炉段階を迎えつつある核融合研究開発の動向とその魅力

関 昌弘; 岸本 浩; 松田 慎三郎; 西川 雅弘*; 礒辺 倫郎*; 斉藤 正樹*; 西 正孝; 吉田 善章*; 徳田 伸二; 吉川 潔*; et al.

電気学会技術報告, 0(613), 102 Pages, 1996/00

核融合炉を発電システムとして捉える立場から、(1)既存の装置、計画中の装置、そして構想段階の将来の可能性を調査し、特に電気技術の面から核融合炉が備えるべき特性を探り、(2)今後50年以上を要する超長期的かつ巨額の予算を必要とする核融合炉の研究開発に各界の支持を維持し、若い有能な研究者の育成を継続することを目指し、研究開発の途中段階での「魅力」を再発見、再認識すること、の2点を目的とした電気学会核融合発電システム調査専門委員会(1993年6月-1996年5月)の技術報告書である。本技術報告書は、委員会での調査活動の結果得られた様々な技術情報をオムニバス形式でまとめる構成をとり、それぞれの技術分野の専門家が最新の情報に基づき論説している。

論文

Primary research and development needs for fusion experimental reactors; Perspectives

柴沼 清; 松田 慎三郎; 辻 博史; 木村 晴行; 小原 祥裕; 関 泰; 多田 栄介; 高津 英幸; 田中 茂; 吉田 浩; et al.

Fusion Engineering and Design, 15, p.377 - 385, 1992/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

過去数年間、概念設計が行われてきた実験炉(ITER/FER)は1991年より、工学設計段階に入る見通しであり、この段階では、実験炉の建設に必要なR&Dが、技術的に外挿可能な規模で実証される「原型級試験」を中心として基礎的なものから応用に至るまで大規模かつ広範囲に展開される予定である。ここでは、実験炉を開発するために必要なR&Dの中で特に工学R&Dについて、その代表的R&Dの現状と今後の見通しについて述べる。

口頭

暴露試験による低アルカリ性コンクリート中の鉄筋腐食に関する検討

小林 保之; 中山 雅; 竹田 宣典*; 松田 武*

no journal, , 

本件は、低アルカリ性コンクリート中に埋め込まれた鉄筋の腐食挙動並びにコンクリート中の塩化物イオンの浸透挙動について海洋環境下における暴露試験によって調査したものである。調査の結果、普通コンクリートに比べ低アルカリ性コンクリートは塩化物イオンの浸透量が少ないものの鉄筋の腐食は早期に開始した。ただし、腐食形態は鉄筋の表層に広がるものがほとんどであり、塩害で観察されるような局部的な腐食は認められなかった。これらの要因としては、低アルカリ性のため、鉄筋表面に不動態皮膜が生成されにくいことが考えられた。今後は、腐食ひび割れの発生時期の予測が必要と考えられる。

口頭

低アルカリ性セメントを用いた吹付けコンクリートの実用性検討,3; 6年間の海洋暴露試験に基づいた鉄筋コンクリートの耐久性評価

中山 雅; 小林 保之; 佐藤 治夫; 入矢 桂史郎*; 納多 勝*; 松田 武*

no journal, , 

一般に、地下構造物の支保工としてセメント材料が用いられるが、セメント材料中に含まれる高アルカリ成分が地下水に溶出するため、高レベル放射性廃棄物処分場においては、条件によっては緩衝材や周辺岩盤を変質させる可能性がある。このような影響を緩和するため、原子力機構では低アルカリ性セメント(以下、HFSC: Highly Fly ash contained Silica fume Cement)の開発を行っている。一方で、HFSCは低アルカリ性であるために、鉄筋コンクリートとして使用した場合に鉄筋が腐食し、耐久性が低下する可能性が考えられる。本報告では、HFSCを鉄筋コンクリートとして使用した場合について、6年間の海洋暴露試験を行い、普通ポルトランドセメント(以下、OPC)との比較を通じて、考察した。その結果、鉄筋径や暴露環境の違いによって、ひび割れの発生時期はOPC: 110$$sim$$170年程度、HFSC: 30$$sim$$150年程度であり、鉄筋径が小さい方がひび割れの発生時期が遅くなると予測された。以上より、鉄筋径や使用部位を適切に選定することで、HFSCを鉄筋コンクリートに適用できる可能性が示された。

口頭

核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発,1; 研究開発の概要とねらい

倉田 正輝*; 太田 宏一*; 稲垣 健太*; 白数 訓子; 野本 祐春*; 澁田 靖*; 松田 哲志*

no journal, , 

核燃料に関する実用的なマルチスケールシミュレーション手法の構築を目的に、平成22年度より3か年の計画で文部科学省基礎基盤戦略研究イニシアティブの戦略的原子力共同研究プログラム「核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発」を進めている。本研究プログラムでは、「計算組織学」手法の中核となるフェーズフィールド(PF)法に関し、核燃料で重要となるさまざまな現象に対応できる解析モデルと解析ツールを開発する。また、組織形成の駆動力評価のためにCALPHAD法による熱力学データベース構築と、基礎試験による熱力学データベースの拡充を行う。研究開発のねらいと現状について報告する。

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