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真弓 正美; 森山 清史; 村松 健
JAEA-Research 2006-022, 94 Pages, 2006/03
PSAでは、環境への放射性物質の早期大量放出寄与因子として、炉内水蒸気爆発による格納容器破損(モード格納容器破損)の発生頻度を現象の不確実さも含めて評価することが重要とされ、また不確実さのある現象の発生頻度評価の有用な方法論としてROAAM法が近年提案されている。本研究はこれまで評価例の少ないBWRのモード格納容器破損を対象にROAAM法による適用方法を検討し不確実さ解析を含む破損確率の評価を実施した。本解析により、ROAAM法の適用性及び各物理変数の分布情報を得ることを確認し、格納容器破損確率として95%値,97.5%値、及び期待値(平均値)それぞれ3.210, 0.03、及び0.012(いずれも爆発発生の条件付き)という評価を得た。また各物理過程のエネルギーの分布をCCDF(補累積分布関数)の曲線としまとめて表示することにより事象全体の把握が容易になることを確認した。