検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

地下水の地球化学調査にかかわるデータ品質評価手法の提案

水野 崇; Metcalfe, R.*; 岩月 輝希; 彌榮 英樹*

地下水学会誌, 49(2), p.139 - 152, 2007/05

地下水を取得する方法やその品質管理手法は統一されておらず、データの品質にも差が生じている。本稿では、調査時の品質管理や得られたデータを客観的に評価するための、国内におけるさまざまな調査研究機関が利用できる標準的な品質評価手法を確立することを目的とし、多様な環境で取得された地下水試料から得られる地下水データの品質評価手法を提案した。その結果、本研究で用いた品質評価手法は有効であり、品質評価を行ったデータを用いることで、より正確に地下深部の地球化学環境を議論できる可能性を示した。

論文

Hydrochemical baseline condition of groundwater at the Mizunami underground research laboratory (MIU)

岩月 輝希; 古江 良治; 彌榮 英樹; 井岡 聖一郎; 水野 崇

Applied Geochemistry, 20(12), p.2283 - 2302, 2005/12

 被引用回数:54 パーセンタイル:71.59(Geochemistry & Geophysics)

瑞浪超深地層研究所の建設に先立ち、周辺の地下水の地球化学特性について、建設による擾乱が起こる前の初期条件を把握するために調査研究を行った。その結果、地下水の水質分布,形成機構,滞留時間,地球化学的に推測される地下水流動状態などについて概念モデルを構築することができた。

報告書

広域地下水流動研究におけるボーリング調査(DH-15号孔)

鶴田 忠彦; 藤田 有二; 鐙 顕正; 彌榮 英樹; 冨士代 秀之

JNC TN7400 2005-025, 82 Pages, 2005/08

JNC-TN7400-2005-025.pdf:8.63MB

広域地下水流動研究の一環として、地下深部における岩盤、および断層・破砕帯等の地下水流動を規制すると考えられる地質構造や透水性把握のため、瑞浪市民公園において、深さ1,010mabh(meter along bore hole)の鉛直ボーリング孔(DH-15号孔)を実施した。同孔の51.0mabh以深において、掘削水の測定・分析、岩芯の採取・記載、ボアホールテレビ計測、物理検層、流体検層、マルチオフセットVSP探査、水理試験、揚水試料の分析、水圧水質装置の設置等を実施した。その結果、以下のことが明らかになった。同孔では230.9mabh以深に黒雲母花崗岩からなる土岐花崗岩(以下、花崗岩)と、それを不整合に覆う瑞浪層群(以下、堆積岩)が認められた。ボアホールテレビ計測の結果、花崗岩中に1,744本の割れ目が認められるとともに、上部割れ目帯および低角度傾斜を有する割れ目の集中帯を確認した。物理検層や岩芯観察結果等との対比から、DH-2号孔と連続すると推定される比較的規模の大きな2区間の断層を抽出した。流体検層の結果により、花崗岩中の約50カ所において水みちが抽出された。マルチオフセットVSP探査では、花崗岩の上面や断層・割れ目帯に対比される反射イベントが確認された。水理試験は、堆積岩から花崗岩風化帯までの主要な地質層序(5点)、花崗岩中の流体検層等による水みち(7点)、および花崗岩全体を対象とした長区間(8点)において実施した。その結果、水みちにおいては透水係数として概ね10-7オーダーの透水係数が検出された。長区間では概ね10-7ないし10-8オーダーの透水係数が得られ、DH-2号孔と比較すると透水係数のばらつきが小さく、花崗岩全体の平均としては、同孔と比較して1オーダー程度小さい値を示すことが明らかになった。揚水試料の分析では、堆積岩下部層と花崗岩中に分布するNa-Cl型の地下水に関して、既往の調査では得られていない領域である標高約-800mslまでの深度データを取得し、各化学成分の深度プロファイルを検討した。その結果、Na, Ca, Cl, Br等の成分は深度とともに濃度が増加する傾向にあることを確認した。

報告書

広域地下水流動研究におけるボーリング調査(DH-15号孔) 結果速報

池田 幸喜; 鶴田 忠彦; 松岡 稔幸; 彌榮 英樹; 藪内 聡

JNC TN7430 2005-002, 65 Pages, 2005/02

JNC-TN7430-2005-002.pdf:73.33MB

広域地下水流動研究の一環として、地下水流動系に大きな影響を与えるリニアメントとして地表に表れるような断層破砕帯の分布・性状、および各種特性の把握のための調査技術の構築を目的として、DH-15号孔のボーリング調査を実施した。その結果、既存ボーリング孔と同様の方向性、規模などを有する断層・割れ目帯の存在が推定されたほか、堆積岩と花崗岩の水理・地球化学特性に関する情報を取得した。

報告書

広域地下水流動研究におけるボーリング調査(DH-14号孔) 結果速報

池田 幸喜; 鶴田 忠彦; 松岡 稔幸; 彌榮 英樹; 藪内 聡

JNC TN7430 2005-001, 46 Pages, 2005/02

JNC-TN7430-2005-001.pdf:65.66MB

広域地下水流動研究の一環として、地下水流動系に大きな影響を与えるリニアメントとして地表に表れるような断層破砕帯の分布・性状、および各種特性の把握のための調査技術の構築を目的として、DH-14号孔のボーリング調査を実施した。調査の結果、調査実施地域に卓越する北北西走向を有する規模の大きな断層岩が確認されたほか、11箇所において水みちと考えられる地下水の流入点が抽出された。

報告書

広域地下水流動研究における地下水の地球化学特性の調査結果(DH-15号孔)

彌榮 英樹; 岩月 輝希; 古江 良治; 水野 崇; 井岡 聖一郎

JNC TN7400 2004-006, 64 Pages, 2004/10

JNC-TN7400-2004-006.pdf:9.26MB
JNC-TN7400-2004-006(errata).pdf:0.08MB

本報告書は,DH-15号孔で実施した地下水の地球化学特性に関する調査結果をまとめたものである。調査では,土岐夾炭累層と土岐花崗岩中に分布するNa-Cl型の地下水に関して,未調査の領域であった標高約-800mslまでの深度のデータを取得し,各化学成分の深度プロファイルを検討した。その結果,Na,Ca,Cl,Br等の成分は深度とともにその濃度が増加するという特徴があり,既往の調査によって判明している地下水の地球化学的特徴が未調査の深度の領域でも同様であることを検証した。

報告書

試錐孔を利用した地下水の地球化学特性調査手法と品質管理

古江 良治; 岩月 輝希; 水野 崇; 彌榮 英樹

JNC TN7520 2003-001, 74 Pages, 2003/11

JNC-TN7520-2003-001.pdf:1.71MB

東濃地科学センターでこれまでに行ってきた、試錐孔を利用した地下水の地球化学特性の調査に関して、地下水の地球化学データの取得方法についてまとめた。

口頭

瑞浪超深地層研究所における地球化学調査研究

岩月 輝希; 彌榮 英樹; 水野 崇; 天野 由記; 井岡 聖一郎

no journal, , 

岐阜県瑞浪市の瑞浪超深地層研究所において、研究所の建設前及び建設中における地下水の地球化学特性について調査解析を行い、地球化学的初期状態と立坑の建設に伴う擾乱の程度と範囲を把握した。

口頭

地下施設建設に伴う周辺地球化学環境の変化

岩月 輝希; 天野 由記; 彌榮 英樹

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所において、立坑を建設する過程の周辺の地下水の変化について観測した。その結果、立坑の掘削と呼応して周辺地下水の水圧低下とカルシウム・硫酸・炭酸水素イオン濃度の減少及びpHの上昇が確認され、これらの変化は、現時点で立坑の周囲数十mの範囲に広がっていると推察された。

口頭

地球化学調査における地下水の品質評価手法

水野 崇; Metcalfe, R.*; 彌榮 英樹; 岩月 輝希

no journal, , 

これまでの技術開発では調査現場において地下水試料の品質を低下させることなく採取する手法の開発に焦点があてられており、さまざまな条件下で得られた地下水試料の品質を評価する手法は確立されていない。そのため、本稿では、機構が開発した地下水試料の品質評価手法を示し、実際の調査で得られた地下水試料を用いた試行例を提示する。地下水の品質評価にはTESLA(The Evidence Support Logic Application)を用いた。今回はこれまでに採取した地下水のpHについて、試行的に品質評価を行った。TESLAを用いて品質評価を行い、一定以上の品質であることを確認したデータと、品質を評価していないすべてのデータについて、pHの深度に対する傾向を比較した。その結果、品質を評価していないすべてのデータではpHが8$$sim$$12の範囲に分布し、深度との相関は認められなかったのに対し、一定の品質以上のデータでは、深度と負の相関を示し、8$$sim$$10のより狭い範囲に分布した。この結果から、地下水の品質評価結果を研究に反映させることで、より正確に地下深部における地球化学環境を把握できることが示された。

口頭

地下水から得られた地球化学データの品質評価手法の提案

水野 崇; Metcalfe, R.*; 岩月 輝希; 彌榮 英樹*

no journal, , 

本稿では、地下水データの品質を客観的に評価するための品質評価手法を確立することを目的とし、Evidence Support Logicに基づいた品質評価手法を提案した。当該手法を用いてボーリング孔から取得したpHデータの品質評価を行った結果、全データを深度に対してプロットした場合には、pHが8$$sim$$11の広い範囲で分布したのに対し、一定の品質を満たしたデータでは8$$sim$$9のより狭い範囲に分布した。このことから、一定の品質を示したデータは、より正確に各深度のpHを表していると考えられ、本稿で提案した品質評価手法の有効性を示すことができた。

11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1