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源 聡*; 加藤 正人; 小無 健司*; 川添 良幸*
Journal of Nuclear Materials, 385(1), p.18 - 20, 2009/03
被引用回数:32 パーセンタイル:88.55(Materials Science, Multidisciplinary)アクチニド酸化物の物性データは取扱いが困難なことから、わずかしか報告がない。アクチニド化合物について計算科学を適用し、物性データを予測することができれば、アクチニド科学の理解が深まり、新たな燃料開発の展開が期待できる。本報告は、第一原理計算及び分子動力学計算を用いてPuOの電子状態,フォノン分散を計算した。その結果、第一原理分動力学計算を行い、格子定数,弾性定数,熱膨張率,比熱などの物性データを得ることができた。
加藤 正人; 小無 健司*; 源 聡*; 中道 晋哉
no journal, ,
原子力機構では、高速炉の実用化に向けてマイナーアクチニド(MA)を含有した低除染燃料の開発を進めている。燃料開発を効率的・効果的に進めるためには、実験的にデータを取得することに加え、理論的に物性データを予測する技術を確立し、広範囲な条件をカバーする基礎データを整備することが必要である。本研究では、実験データをもとに熱力学的データベースを整備し、多元系燃料の物性データを予測する技術と、非経験的な機構論的手法により燃料組成から物性データを予測する技術の開発を目指している。これまでに取得したデータを今後の燃料開発につなげるために、実験データをもとにした熱力学的データベースの構築を進めている。取得した熱力学データは熱力学計算コードを用いることにより多元系燃料の予測評価をすることを目指す。機構論的手法による物性データの予測では、PuOについてVASPコードを用いた第一原理計算を行い酸素欠陥構造に関する評価と物性データの予測評価を進めてきた。
小無 健司*; 加藤 正人; 神戸 振作; 源 聡*
no journal, ,
原子炉炉心燃料の開発にはこれまで多くの時間と予算を費やしてきた。すなわち、想定されるさまざまな使用条件に対する物性値を測定し、その実験データに基づき物性モデルを作成しそれを用いて燃料の設計を行う必要があった。このような経験モデルの適用範囲は、実験データが存在する領域の近くに限られ、その適用範囲を越えて使用する場合は大きな不確定性を伴う。一方、近年電子状態に基づく材料物性の理解が進みこれまでの経験論的物性モデルに代わる機構論的モデルを開発しようとする試みが進められている。プルトニウム酸化物を例に取りこの試みについて概説する。
加藤 正人; 小無 健司*; 源 聡*
no journal, ,
アクチニド酸化物の物性データについて、理論的に評価し、各種物性データのシミュレーションを行うことを目的として第一原理計算による評価を進めている。本研究ではプルトニウム酸化物について第一原理計算を行い、結晶構造及び弾性定数を評価した。
加藤 正人; 小無 健司*; 源 聡*
no journal, ,
プルトニウム酸化物について第一原理計算により得られた計算結果をもとにフォノン解析を行った。さらに、解析結果から、ヘルムホルツエネルギを求め、熱膨張率,比熱の評価を行った。