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論文

Effect of strong gravitational field on oriented crystalline perovskite-type manganese oxide La$$_{1-x}$$Sr$$_x$$MnO$$_3$$

徳田 誠*; 真下 茂*; Khandaker, J. I.*; 緒方 裕大; 峯 洋二*; 速水 真也*; 吉朝 朗*

Journal of Materials Science, 51(17), p.7899 - 7906, 2016/09

 被引用回数:2 パーセンタイル:7.58(Materials Science, Multidisciplinary)

We report the effect of a strong gravitational field on oriented crystalline perovskite-type manganese oxide La$$_{1-x}$$Sr$$_x$$MnO$$_3$$ (LSMO). A strong gravitational field can change in crystalline state and the enhancement of usual diffusion. We subjected oriented crystalline La$$_{1-x}$$Sr$$_x$$MnO$$_3$$ with different grain and grain-boundary (GBs) Sr concentrations to a strong gravitational field and investigated the resulting changes in the A-site cation diffusion and physical properties of the material. The quantitative analysis at the grain and GBs indicated that cation diffusion was more enhanced than the annealed one. The temperature dependence of the magnetic susceptibility of the gravity samples changed with the Sr concentration in the grains. The temperature dependence of the resistivity curves of the gravity sample showed several abrupt changes, which corresponded to phase transitions at the grains and GBs, which may be caused by composition changes.

論文

Interference pattern formation between bound solitons and radiation in momentum space; Possible detection of radiation from bound solitons with Bose-Einstein condensate of neutral atoms

藤嶋 浩史*; 奥村 雅彦; 峰 真如*; 矢嶋 徹*

Journal of the Physical Society of Japan, 81(10), p.104003_1 - 104003_7, 2012/10

 被引用回数:1 パーセンタイル:10.8(Physics, Multidisciplinary)

原子物理学分野の最新の進展として、原子ガス集団をレーザー冷却することでボース・アインシュタイン凝縮を起こすことが見いだされており、その凝縮状態を制御することで原子レーザーへの応用等が提案され、多くの研究者の注目を受けている。本論文発表では、上記凝縮体に着目し、得られた研究成果を発表する。具体的な成果は以下の通りである。1次元凝縮系では、ソリトンが安定な存在形態であることが知られているが、そこからずれた初期状態を時間発展させた場合には、「輻射」と呼ばれる微小成分を放出して、最終的にソリトンになることが示唆されている。しかし、これまでこの輻射現象は実験で確認されていない。その理由の一つは、放出される輻射の振幅が小さすぎて観測が大変困難だからである。われわれは、ソリトンと輻射が波動であることに注目し、実空間での輻射自体の観測が難しい場合でも、輻射とソリトンの束縛状態との運動量空間での干渉が観測可能であることを示した。特に、中性原子気体のボース・アインシュタイン凝縮では、運動量分布が主な観測量となるため、運動量空間での干渉はこの系において容易に観測されることが期待される。また、本系において、この干渉を観測するための実験パラメータについても示した。

論文

Decay of resonance structure and trapping effect in potential scattering problem of self-focusing wave packet

藤島 浩史*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 矢嶋 徹*

Journal of the Physical Society of Japan, 80(8), p.084003_1 - 084003_7, 2011/08

 被引用回数:2 パーセンタイル:20.16(Physics, Multidisciplinary)

現在、原子物理学の研究の最前線は、レーザー冷却により得られる超低温の原子ガスである。本研究では、その冷却原子ガス系において、量子多体系における非線形現象を正確に調べるため、ポテンシャル衝突問題における非線形効果を数値シミュレーションによって調べた。初期状態はガウシアンとし、相互作用は引力の場合を考え、ポテンシャルは箱形と井戸型を考えて、透過率と反射率を求めた。その結果、透過率と反射率は相互作用の大きさだけでなく、ポテンシャルの高さ(深さ)や幅に大きく依存することがわかった。加えて、井戸型ポテンシャルによる散乱問題において、井戸型ポテンシャル内部に長い時間波束が捉えられてしまう現象が観測された。なお、この結果は相互作用する量子多体系の情報伝達の基礎を調べたものであり、将来の機能材料開発にも資する成果と位置付けられる。

論文

光学格子中ボース・アインシュタイン凝縮の不安定性の量子場の理論による解析

小林 恵太*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

素粒子論研究, 116(2), p.B64 - B66, 2008/06

本発表は、これまで古典的な解析に終始していた光学格子中ボース・アインシュタイン凝縮体の動的不安定性について、量子場の理論による定式化を初めて行い、さらに数値計算によって崩壊の様子をシミュレートしているなど、完成度が高い。今後、開発した解析法をほかの系にも適用することで、成果が得られると大いに期待できる。

論文

解析的手法によるBose-Einstein condensateにおける複素モード出現条件

中村 祐介*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

素粒子論研究, 116(2), p.B67 - B69, 2008/06

ボース・アインシュタイン凝縮の励起を記述するボゴリューボフ・ド・ジャン(BdG)方程式に複素固有値が現れる条件を解析的に導いた。その条件は、BdG方程式に現れるダブレットの固有値の縮退に起源を持ち、その縮退を解く摂動を加えることにより、導出できることが示された。その応用として、高次渦度を持つ量子渦の崩壊に関係する複素固有値の出現条件を、先行研究で用いられていた近似を用いずに導出することに成功した。

論文

量子力学におけるH定理とゆらぎ定理

峰 真如*; 小出 知威*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

素粒子論研究, 116(2), p.B110 - B112, 2008/06

ゆらぎ定理は近年の非平衡物理学の発展における最も顕著な結果の一つとして注目を集めている。この発表論文では、このゆらぎ定理をネルソン流の量子力学を用いることによって、量子論版のゆらぎ定理の関係式を導出した。現在は研究を進めている段階であり、今後数値シミュレーションによって導出したH関数の増減を調べたり、物理的意味の吟味などが残されているが、非自明な関係式の導出自体が興味深いといえる。

論文

Condition for emergence of complex eigenvalues in the Bogoliubov-de Gennes equations

中村 祐介*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

Physical Review A, 77(4), p.043601_1 - 043601_6, 2008/04

 被引用回数:19 パーセンタイル:65.79(Optics)

本研究では、ボース・アインシュタイン凝縮体の励起状態を記述するボゴリウボフ・ドジャン方程式の複素固有値の出現条件を、原子間相互作用の強さによらず、厳密に求めた。この複素固有値は実験で観測されている「動的不安定性」を引き起こす原因とされており、これまでに高次量子渦を持つ凝縮体の系や動いている光学格子中の凝縮体の系における凝縮体の崩壊として観測されている。先行研究では、それぞれの対象系について個別に考察されていたが、本研究は方程式の一般論を展開したため、対象系によらない議論である点が特長である。また、解析計算であるにもかかわらず、相互作用の強さによらない議論である点も特長である。

論文

Condition for the existence of complex modes in a trapped Bose-Einstein condensate with a highly quantized vortex

福山 絵里子*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 須永 知夏*; 山中 由也*

Physical Review A, 76(4), p.043608_1 - 043608_11, 2007/10

 被引用回数:6 パーセンタイル:33.55(Optics)

中性原子気体ボース・アインシュタイン凝縮系において、高次量子化渦を持つ凝縮体は不安定であり、その崩壊が実験で確かめられていた。一方、高次量子渦度を持つ凝縮体において複素励起モードが現れるという数値計算の結果が数例報告されており、それが高次量子化渦の崩壊率に関係しているのではないかと指摘されていた。しかし、複素励起モードに関する理論は発展途上であり、どのような条件下で複素励起モードが現れるのかもわかっていなかった。本論文は、複素励起モードの出現条件を相互作用定数が小さい場合に解析的に求め、さらに、凝縮体が2以上の任意の渦度を持つ場合に必ず複素励起モードが現れることを示した。

論文

Progress of the ITER central solenoid model coil programme

辻 博史; 奥野 清*; Thome, R.*; Salpietro, E.*; Egorov, S. A.*; Martovetsky, N.*; Ricci, M.*; Zanino, R.*; Zahn, G.*; Martinez, A.*; et al.

Nuclear Fusion, 41(5), p.645 - 651, 2001/05

 被引用回数:57 パーセンタイル:83.02(Physics, Fluids & Plasmas)

ITERを構成する3群の超伝導コイルでは、中心ソレノイド・コイルが最も高い磁場13Tを0.4T/s以上の速度で急速励起するパルス動作が要求される点で、最も技術的難度の高いコイルである。そこで中心ソレノイド・コイル工学設計の妥当性を確認し、併せてコイルの製作技術を開発する目的で、中心ソレノイド・モデル・コイルの開発が進められてきた。約8年をかけて完成したモデル・コイルの実験がこの程、国際共同作業として原研で実施され、技術開発目標をすべて満足する実験成果と貴重な技術データが得られた。

論文

Preparation of pure tritium for a liquid D$$_{2}$$/T$$_{2}$$ target of muon-catalyzed fusion experiments

工藤 博司; 藤江 誠; 棚瀬 正和; 加藤 岑生; 黒沢 清行; 須貝 宏行; 梅澤 弘一; 松崎 禎市郎*; 永嶺 謙忠*

Applied Radiation and Isotopes, 43(5), p.577 - 583, 1992/00

ミュオン触媒核融合($$mu$$CF)実験で必要とする高純度、高濃縮トリチウムを50TBqレベルで調製した。同位体濃縮にはガスクロマトグラフ法を、化学的精製には活性ウランによるトリチウム化物生成反応を利用するシステムを考案し、最終的には同位体純度99.9%以上、化学的純度99.7%以上の高品位トリチウムガスを得た。特に、$$mu$$CF実験の妨害となる$$^{3}$$Heおよび$$^{4}$$Heの混入は、調製直後の値として0.02%以下に抑えることができた。このトリチウムガス(300ml)をD$$_{2}$$ガスと混合(1:2)してターゲット容器に充填し、20Kで液化後$$mu$$$$^{-}$$ビームで照射した。$$mu$$CFサイクルにおける$$alpha$$-付着率として$$omega$$$$_{s}$$o=0.39$$pm$$0.14%を得た。

論文

X-ray observation of $$alpha$$-sticking phenomena in muon catalyzed fusion for a high density D-T mixture with 30% tritium concentration

永嶺 謙忠*; 松崎 禎市郎*; 石田 勝彦*; 渡辺 康*; 坂元 真一*; 岩崎 雅彦*; 三宅 康博*; 西山 樟生*; 鳥養 映子*; 栗原 秀樹*; et al.

Muon Catal. Fusion, 5-6, p.289 - 295, 1991/00

トリチウム濃度30%の液体D-Tターゲットに$$mu$$$$^{-}$$パルスビームを照射し、ミューオン触媒核融合実験を行った。$$alpha$$-付着現象にともない生成する$$mu$$$$alpha$$原子から放出される特性X線(8.2keV)の直接測定に成功した。また、測定したX線のスペクトル幅(0.64$$pm$$0.22keV)は、ドップラー効果を考慮した理論に一致した。X線の強度から、実効$$alpha$$付着率として$$omega$$$$_{seff}$$=0.34$$pm$$0.13%を得た。

口頭

光学格子中Bose-Einstein凝縮における動的不安定性の場の理論的解析

小林 恵太*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

no journal, , 

光学格子中のボース・アインシュタイン凝縮体をとめたまま光学格子ポテンシャルを動かした場合、凝縮体が崩壊する現象が観測されており、その現象を量子場の理論による定式化によって記述し、数値シミュレーションによって凝縮体の挙動を記述した。先行研究で得られていた結果を再現し、さらに、崩壊が加速する場合があるという、新しい現象の発見も報告された。

口頭

Bogoliubov-de Gennes方程式における複素固有値出現条件の解析

中村 祐介*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

no journal, , 

高次量子渦を持つ中性原子気体ボース・アインシュタイン凝縮における渦芯の分裂を記述すると考えられている複素モードの出現条件を、相互作用定数に関する摂動計算を用いて導出したことを報告した。これまで複素モードの関する解析的な計算は少なく、この解析によってこれまで明らかでなかった複素モードの出現条件についての理解が進んだといえる。

口頭

Complex eigenvalues associated with trapped BEC and field theoretical description of unstable behavior

峰 真如*; 奥村 雅彦; 須永 知夏*; 山中 由也*

no journal, , 

不安定状態に関係する複素固有値の問題は以前から議論されているが、近年中性原子気体ボース・アインシュタイン凝縮における複素固有値が問題となっており、その量子場の理論による定式化について発表した。主な結果は、量子場の理論として矛盾のない定式化,高次量子渦を持つ凝縮体における量子渦の崩壊現象への応用である。量子論の枠組みでこの複素固有値を無矛盾に扱う枠組みはほかになく、量子論的に複素固有値を扱った現在唯一の結果である。

口頭

Analytic expression of the condition for the existence of complex modes for a trapped Bose-Einstein condensate with a highly quantized vortex

須永 知夏*; 福山 絵里子*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*

no journal, , 

高次量子渦を持つボース・アインシュタイン凝縮の励起状態には複素モードが現れ、凝縮体が不安定になることが知られているが、どのような場合に複素モードが現れるかは明らかにされていなかった。発表では、相互作用定数が小さい場合に2モード近似を行うことによって、どのような条件で複素モードが現れるかを解析的に求め、任意の高次量子渦を持つボース・アインシュタイン凝縮の励起状態に複素モードが現れることを示した。

口頭

特発性間質性肺炎患者気管支鏡採取組織での、大気microPIXEによる肺内微粒子の元素解析と発症との関与

土橋 邦生*; 清水 泰生*; 松崎 晋一*; 石塚 全*; 森 昌朋*; 佐藤 隆博; 江夏 昌志; 横山 彰人; 大久保 猛; 石井 保行; et al.

no journal, , 

特発性間質性肺炎の発症の原因を解明するため、患者から気管支鏡により採取した微量組織をmicro-PIXEを用いて測定することにより、粉塵吸入の関与を検討した。自動車駐車場の管理人では、Siに一致して、Fe, Mg, Al, Ti, Co, Cr, V, Caなど多種類の金属が検出され、これらはいずれもディーゼル排気中や高速道路沿いの住民などに多く検出される金属であった。本患者では、職場での粉塵吸入と考えられ、これらの金属が線維化の発症に関与している可能性が示された。このように、micro-PIXEを使用すれば、気管支鏡のような微量検体から、患者の粉塵吸入の有無が推定でき、今まで原因不明とされていた患者の中に、職業性粉塵吸入が原因の患者を判別できる可能性が開かれた。

口頭

核融合原型炉におけるトリチウム水の管理・取扱方針の検討

渡邊 和仁; 中村 誠; 染谷 洋二; 増井 章裕; 片山 一成*; 林 巧; 柳原 敏*; 小西 哲之*; 横峯 健彦*; 鳥養 祐二*; et al.

no journal, , 

核融合原型炉では、発電のために冷却水温度を300$$^{circ}$$C前後とするため炉内構造材の温度はITERよりも高くなり、また炉内機器の主要構造材と想定される低放射化フェライト鋼は比較的トリチウムを透過しやすい。これにより冷却水中へのトリチウム透過量が大きくなり、ITERでは必要としなかった冷却水中のトリチウム処理設備の適用を原型炉では検討する必要がある。そこで本研究では、保守的に仮定したトリチウム処理量の観点からトリチウム水処理設備への要求を概算するとともに、核融合炉の特徴を踏まえたその他観点からのトリチウム水管理の課題を抽出する。その結果、冷却水中へのトリチウム透過量を保守的に仮定した場合であっても、トリチウム管理濃度をCANDU炉と同程度にすることができれば既存の設備が適用できる可能性を明らかにした。

口頭

水化学標準の活用事例と要望,1; 水化学標準の活用と改定に向けての意見交換

塙 悟史; 河村 浩孝*; 赤峰 浩司*; 荘田 泰彦*; 長瀬 誠*; 梅原 隆司*

no journal, , 

日本原子力学会では、国内軽水炉の冷却水の水質管理について、BWRおよびPWRの水化学管理指針及び分析標準として制定した。2022年春の年会における水化学部会の企画セッションでは、水化学に関連する各機関の者がこれら指針類の活用例を紹介するとともに、今後の改定に向けた意見交換を行う予定であり、登壇者の一人として、原子力機構が管理する原子炉施設における指針類の活用事例等を報告する。具体的には、現在再稼働しているJRR-3及び高温工学試験研究炉を対象に調査した結果、指針類の活用事例はないこと、しかしながら今後の水質管理の見直しに際しては参考になることを報告する。また、関連する意見として、軽水炉炉内構造物の腐食環境の解析評価技術やオンラインモニタリング技術に係る課題の解決が重要であること、我々も所有する特徴的な実験装置類を活用しながら関連する新たな知見を創出することが重要であることを述べる。

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