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大野 正剛*; 三塚 哲正; 大野 千左人*
PNC TJ4164 86-002, 258 Pages, 1986/10
本確証試験は,東海再処理工場より発生する除染廃液の処理について,前提条件の検討,基礎試験,処理システムの検討,開発項目の摘出を行い,今後,建設が予定されている減容処理施設内に設置される除染廃液処理設備のシステムの確証を行うとともに,試験で得られたプロセス基礎データを採取することを目的として実施し,以下の成果を得られた。1. 除染廃液の発生元別に使用除染剤の種類,除染手順,および使用量を使用実績,予定等より評価し,除染廃液の組成,発生量を前提条件として整理した。2. 前提条件の検討から明らかになった除染廃液をビーカスケールにて混合処理乾燥試験を行い,最適処理方法を選定した。3. 基礎試験の結果から選定した除染剤処理方法を中規模スケールの試験にて確認し,基礎試験と同様の結果を得た。4. 前提条件,基礎試験,確認試験結果より減容処理施設内に設置される除染廃液処理設備のシステムの検討を行い,PFD,EFD,機器リストを作成した。5. 除染廃液処理に関する,開発項目を摘出し,開発スケジュール等について検討した。
宮原 信哉; 三塚 哲正; 小幡 秀雄*
PNC TN943 84-08, 12 Pages, 1984/12
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宮原 信哉; 三塚 哲正
PNC TN241 83-09, 137 Pages, 1983/04
ナトリウムのスプレー状漏洩に伴う、室内の温度及び圧力変化の解析コード"SPRAY-3"の検証を目的として、21mの容器を用い、ナトリウム・スプレー燃焼試験を計画した。試験容器は、法規上の耐圧制限(1.9Kg/cmg)を受けるので、最高圧力の目安を得ることが必要であり、又、試験条件を選定することを目的として、予備計算を実施した。その結果、以下のことがわかった。(1) スプレーゾーンの液滴個数濃度を一定にした場合は、スプレー拡がり角が大きく、ナトリウム漏洩率が高い程、セル内の温度・圧力の上昇率が大きくなり、そのピーク値も高い。又、セル内温度・圧力はスプレー終了時にピーク値となり、その後は急激に低下する。酸素と水蒸気の濃度は、ナトリウムが燃焼するにつれて減少し、スプレー終了後は一定値になる。水素は、スプレー開始と共に除々に発生するが、雰囲気中に酸素が存在している間は再結合が考慮されているため水素濃度はきわめて低い所でほぼ一定となる。その発生率は、スプレー拡がり角が大きく、ナトリウム漏洩率が高い程、高くなる。(2) 初期酸素濃度が3v/oと21v/oの場合を比較すると、セル内温度・圧力ともに、後者は前者の約2倍のピーク値を示した。又、初期酸素濃度が高い場合の方が水蒸気の減少は少なく、水素の発生量も少ない。(3) ナトリウム漏洩率、又はスプレー拡がり角が大きい方が、セル内温度・圧力ともに高いピーク値を示すが、スプレー拡がり角が一定でナトリウム漏洩率が異なる場合と、ナトリウム漏洩率が一定でスプレー拡がり角が異なる場合を比較すると、その影響は前者の方が明らかに大きい。又、ナトリウム漏洩率は、セル内温度・圧力の上昇率に大きく影響している。