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小河原 貴史; 若井 栄一; 菊地 孝行; 山本 道好; Molla, J.*
Fusion Engineering and Design, 86(12), p.2904 - 2907, 2011/12
被引用回数:3 パーセンタイル:26.09(Nuclear Science & Technology)本研究は幅広いアプローチ(BA)協定の下、実施中の国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証・工学設計活動(EVEDA)におけるテストセル施設の一部である照射後試験(PIE)施設の工学設計に関するものである。IFMIF用PIE施設は、核融合原型炉の設計と許認可に必要となる材料照射データベースを取得するため、IFMIFで照射した材料の特性評価試験を実施する施設である。またPIE施設では、照射リグ容器の検査,解体、及び照射した試験片の再装荷作業等も同様に行われる。本研究では、予備的な工学設計の設計方針として、安全性に関するホットセル内作業の指針を作成するとともに、ホットセル設備や機器類の評価を実施し、コンクリートセルや鉄セルの設計評価を実施した。
Molla, J.*; 山本 道好; Polato, A.*; Soldaini, M.*; 竹内 浩; 若井 栄一
Fusion Engineering and Design, 86(9-11), p.2522 - 2525, 2011/10
被引用回数:3 パーセンタイル:26.09(Nuclear Science & Technology)核融合コミュニティの要求仕様に基づいて、IFMIF照射試験施設の運用予測に関する提案を行う。核融合コミュニティの要求仕様をベースとした照射試験体モジュールの照射ボリュームや材料諸特性要求を考慮した想定される照射試験及び照射後試験について、施設要求の観点より検討を行った。
若井 栄一; 山本 道好; Molla, J.*; 横峯 健彦*; 野上 修平*
Fusion Engineering and Design, 86(6-8), p.712 - 715, 2011/10
被引用回数:6 パーセンタイル:44.45(Nuclear Science & Technology)核融合炉材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)の現フェーズにおける主目的は、IFMIF内の各施設を完全に統合した工学設計書を作成することである。IFMIFの役割は、原型炉や将来炉のライセンスのために要求される設計データベースを作成することにあり、これは高,中,低の中性子領域の試験モジュールでの材料試験データから得られる。また、微小試験片による評価では微小試験片試験技術の開発とガイドラインが同様に必要となる。本論文はIFMIFでのこれらの試験モジュールと試験項目に対して設計計画と要件についてまとめた。
若井 栄一; 菊地 孝行; 小河原 貴史; 木村 晴行; 横峯 健彦*; 木村 晃彦*; 野上 修平*; 栗下 裕明*; 齋藤 正博*; 西村 新*; et al.
Proceedings of 23rd IAEA Fusion Energy Conference (FEC 2010) (CD-ROM), 6 Pages, 2011/03
国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証と工学設計活動(EVEDA)の日本の試験施設系活動は照射後試験(PIE)施設の工学設計,微小試験片試験技術と高中性子束領域試験モジュール(HFTM)の工学設計の3テーマがあり、本研究ではこの最近の進捗状況をまとめたものである。PIE施設の工学設計においては各種作業プロセスの機能性解析を行い、照射後試験施設のレイアウト図を作成した後、2次元と3次元の設計モデルを作成した。HFTMの工学設計では、本ヒーター材料としてW-3Re合金とSiC/SiC複合材料の2種類を選択したが、これは高温材料であること、また、製作技術を考慮するとともに、熱衝撃耐性,高温での再結晶化,延性,照射劣化耐性や低放射化材料のような適正な特性を持つ材料であるからである。一方、微小試験片試験技術においては、10mm角程度の微小な破壊靭性試験片を試験できるように装置を設計し、高精度に変位と荷重を制御できる装置を開発した。
杉本 昌義; Garin, P.*; Vermare, C.*; 神藤 勝啓; Grschel, F.*; 中村 和幸; Molla, J.*; Arnaud, J.*
Fusion Science and Technology, 56(1), p.259 - 266, 2009/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)日欧の核融合協力として進められている幅広いアプローチ協定の下、材料開発のための中性子照射施設建設を目指した工学設計及び重要技術の実証活動としてのIFMIF/EVEDA事業が開始されてから約1年間が経過した。活動全体を統括する事業チームが日本の六ヶ所に設立され、現在12名の規模で事業計画の策定と定期的見直し、年度ごとの作業計画の管理・調整活動を実施中である。この1年でWBSをはじめとする各種管理ツールが整備され、本格的な工学設計に着手する準備が整いつつある。目標達成のためには事業チームと日欧の各研究機関との密接な相互連携が必要であるため、ネットワーク通信を介した情報共有・共同作業を実現する手段の確立に努めている。本事業の関係者が一同に会して議論する場としてのワークショップも重要であり、9月上旬に開催された第一回会合では、特に、中性子発生部でのイオンビーム-液体リチウム-照射場条件の間のインターフェースを考慮した要求仕様が詳しく定められた。
日高 興士*; 木村 徹*; Abdel-Rahman, H. M.*; Nguyen, J.-T.*; McDaniel, K. F.*; Kohlbrenner, W. E.*; Molla, A.*; 安達 基泰; 玉田 太郎; 黒木 良太; et al.
Journal of Medicinal Chemistry, 52(23), p.7604 - 7617, 2009/07
被引用回数:19 パーセンタイル:44.87(Chemistry, Medicinal)HIVプロテアーゼのS2'ポケットと相互作用する部位に着目し、アロフェニルノルスタチンを基本構造としてHIVプロテアーゼに対するさまざまな阻害剤を合成した。その中で、比較的小さいアリル基の導入が有効であり、既に臨床薬の候補となっている阻害剤KNI-764(JE-2147, AG-1776, SM-319777)と比較しても同等の活性があることがわかった。KNI-727にanilinic基を導入することで、水溶性と抗HIV活性を改善した。P2'の位置に-methallyl基を持つKNI-1689複合体のX線結晶構造解析の結果、KNI-764の場合と同じく疎水性のアミノ酸のAla28, Ile84, Ile50'と疎水性相互作用していることが明らかとなった。KNI-1689のアリル基中のメチル基の存在によって、KNI-764以上の抗HIV活性が示された。このことは、構造の最小化と膜透過性のための理論的な薬剤設計に関して重要な知見である。
Molla, J.*; 中村 和幸
Fusion Engineering and Design, 84(2-6), p.247 - 251, 2009/06
被引用回数:6 パーセンタイル:41.12(Nuclear Science & Technology)IFMIFは、ITER後の核融合炉開発の主要装置と考えられており、IFMIFでは核融合炉の照射環境下における材料挙動に関する実験が実施される。本事業は、IFMIF建設の前段階である「工学実証工学設計活動」と呼ばれ、2007年7月に開始、2013年6月に設計が完了する。試験設備系は、IFMIFの主要三施設の一つであり、照射試験片技術,遠隔操作技術,照射後試験技術,運転に必要となるさまざまな技術などが主要課題となっている。この設備系で想定されている強力な中性子束,線による発熱,トリチウムとの共存性などは、本施設の設計を複雑かつ困難にしているが、ここではそれらの困難を解決するために要求されている新しい技術の実証や設計の主要課題を報告する。
中村 和幸; Garin, P.*; 杉本 昌義; Molla, J.*; Mslang, A.*; 若井 栄一
no journal, ,
日欧協力の幅広いアプローチのもとで国際核融合材料照射施設/工学実証工学設計活動(IFMIF/EVEDA)の試験設備(テスト)系タスクを日欧の分担及び国内の大学等との連携協力で、2007年より実施中である。本報告では、高中性子束照射装置,計測装置,微小試験片技術などの工学実証タスク、及び照射後試験設備などの工学設計タスクからなる試験設備(テスト)系開発の現状を報告する。
菊地 孝行; 杉本 昌義; 中村 和幸; 若井 栄一; Garin, P.*; Molla, J.*
no journal, ,
IFMIF/EVEDAでは概念設計で検討された照射後試験項目を実施できる照射後試験(PIE)施設の詳細設計を行う。今回予備的作業として実施したハード面での設備機器検討項目の洗い出し、設計境界(取合い)条件に加え、これまで未検討の照射済試料の再装荷,施設の除染作業を含むメンテナンス等を考慮したエリア区分,廃棄物の搬出ルート確保,PIEセル内での機器故障時の線源回収方法等の現状を報告する。
中村 和幸; Molla, J.*
no journal, ,
国際核融合材料照射施設(IFMIF)は、核融合材料開発のための重要な施設であり、その工学実証工学設計活動(EVEDA)が、2007年7月から開始されている。IFMIFは三つの主要なシステムから構成されているが、その内の一つである試験設備系の主な機能は、照射温度などの照射条件を安定に保つこと、及び微小試験片の照射後試験を円滑に実施可能な能力を有することである。EVEDAにおける試験設備系の目標は、試験設備系自身の工学設計を完成させるとともに、IFMIFの設計統合に必要な情報を提供することであり、設計タスクに加え、主要な機器に対して実施される実証タスクや、工学設計を支援するタスクが、さらに必要である。この論文では、本プロジェクトで実施される試験設備系の設計タスク,実証タスク,設計支援タスクの進捗状況と主要な課題について説明する。
小河原 貴史; 若井 栄一; 菊地 孝行; 中村 和幸; Molla, J.*
no journal, ,
工学実証・工学設計活動を行っている国際核融合材料照射施設(IFMIF)の主要な施設として照射後試験(PIE)施設がある。PIE施設では照射されたリグや多数の微小試験片、また、ターゲット背面壁等のさまざまな放射化物を短時間で取扱う作業があり、施設構造や搬送方法等に合理化した設計が必要となる。本研究では、高中性子束試験モジュールに関する照射前の試験片や計装類の組立作業から放射性廃棄物の処分作業,ターゲットの背面壁の取り扱い等について必要とされる作業環境と作業プロセスを評価した。また、TranserUniやAirShooterといった新規搬送設備を用いた作業プロセスも併せて評価した。さらに、試験片を内包するための容器である照射リグに熱媒体として入れられるNaKの取扱い工程,材料特性の試験や観察などをさまざまな作業工程について、各作業工程を詳細に分け、対象物とその移動経路を明確化した。本報告ではPIE施設で想定される作業とそのプロセスを解析した結果をまとめた。今後、実稼働を含め、PIE施設の詳細なプロセスを検討し、工学設計を進めていく。
若井 栄一; 小河原 貴史; 菊地 孝行; 横峯 健彦*; Molla, J.*; 山本 道好
no journal, ,
本発表は、日欧の国際協力で「幅広いアプローチ活動」下で進めている国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証・工学設計活動に関するものである。IFMIFは重水素加速器系施設,リチウムターゲット系施設,テストセル系施設の3つの施設から構成される予定である。ここでは日本側が担当しているテストセル系施設に関する照射後試験施設(略称:PIE)の工学設計及び高中性子束領域試験モジュール(略称:HFTM)の工学実証・工学設計の2つテーマで最近進捗した成果内容をまとめた。PIE施設の工学設計では既存のPIE施設設計及び運転実績をベースに考察を進め、核融合原型炉の実現に重要な役割を果たすことが期待されているIFMIFに適したPIE施設設計の構築を進めた。また、HFTMでは約1,000Cまでの高温照射ができるような照射モジュール及びその構成要素であるヒーター機器の設計とその機能性試験を進め、良好な試験結果を得た。
若井 栄一; 小河原 貴史; 菊地 孝行; 山本 道好; Molla, J.*; 木村 晃彦*; 笠田 竜太*; Kim, B.*; 野上 修平*; 長谷川 晃*; et al.
no journal, ,
日欧国際協力下で2007年から実施している幅広いアプローチ(BA)活動の1つに、国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)がある。IFMIFはD-T核融合反応で発生する中性子を40MeVの重水素とリチウムとの反応過程で模擬する加速器施設,リチウムループ施設、及び試験施設からなっており、核融合原型炉実現のために必要とされる材料照射データの取得を目的とした施設である。この試験施設系テーマの中で、微小試験片試験技術(SSTT),高中性子束領域試験モジュール(HFTM)の工学実証と工学設計,照射後試験(PIE)施設の工学設計の3つを日本側が担当している。SSTTではF82H鋼の疲労試験,破壊靭性試験、及びき裂成長速度測定試験について試験片のサイズ効果や形状効果及び試験技術評価を進めていて、HFTMでは約1000Cまでの核融合材料を照射できるようにHe冷却システムを採用し、その実証試験と設計を行っている。また、PIE施設設計では核融合原型炉用設計データを提供するためIFMIFで照射された材料やブランケットシステム等の試験を実施できるように、施設設計のベースラインを検討して適切な工学設計評価を進めている。