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大島 宏之; 森下 正樹*; 相澤 康介; 安藤 勝訓; 芦田 貴志; 近澤 佳隆; 堂田 哲広; 江沼 康弘; 江連 俊樹; 深野 義隆; et al.
Sodium-cooled Fast Reactors; JSME Series in Thermal and Nuclear Power Generation, Vol.3, 631 Pages, 2022/07
ナトリウム冷却高速炉(SFR: Sodium-cooled Fast Reactor)の歴史や、利点、課題を踏まえた安全性、設計、運用、メンテナンスなどについて解説する。AIを利用した設計手法など、SFRの実用化に向けた設計や研究開発についても述べる。
熊本 雄一郎*; 荒巻 能史*; 渡邉 修一*; 米田 穣*; 柴田 康行*; 外川 織彦; 森田 昌敏*; 下島 公紀*
Journal of Oceanography, 64(3), p.429 - 441, 2008/06
被引用回数:11 パーセンタイル:25.5(Oceanography)1995年と2000年に、日本海において全溶存無機炭素中の放射性炭素比(C)を測定した。日本海は西部北太平洋における準閉鎖系の縁辺海であり、深層水及び底層水は内部で形成される。これらの測定データを歴史的な放射性炭素データとともにまとめ、2000m以深の底層水における放射性炭素の時空間的変動を明らかにした。日本海盆西部及び大和海盆の底層水におけるCは、1977/79年から1995年までの間に約20‰増加し、1995年から1999/2000年までの間には変化しなかった。これは、前者では底層水交換によって表層の核実験起源の放射性炭素が底層に侵入したこと、後者は底層水交換が停滞したことを示唆した。日本海盆東部では、底層水のCは1977/79年から2002年までの間に約10‰増加し、底層水交換がより弱いことを示唆した。日本海盆東部及び大和海盆における放射性炭素,トリチウム及び溶存酸素の時間的変動は、1979年から1984年までの間に底層水交換が散発的に発生したこと、1984年から2004年までの間に底層水交換が停滞したことを意味した。前者は、1976/77年の厳冬に日本海盆西部で新しく形成された底層水が日本海の深層循環によって輸送されたと考えられる。後者は底層水における核実験起源Cs及フロン-11の時間的変動と矛盾していない。
山崎 和彦*; 近沢 孝弘*; 田巻 喜久*; 菊池 俊明*; 半沢 正利*; 森田 泰治; 池田 泰久*
Progress in Nuclear Energy, 47(1-4), p.414 - 419, 2005/00
被引用回数:3 パーセンタイル:24.22(Nuclear Science & Technology)N-シクロヘキシル-2-ピロリドン(NCP)の沈殿法による使用済FBR燃料の簡易再処理プロセスの開発研究を実施している。工学技術的及び経済的成立性を評価するため、沈殿挙動についての基礎的検討をもとに将来の200tHM/yのプラントの1/20スケールの装置を整備した。おもに沈殿槽及び沈殿分離装置から成る本再処理システムには、経済的理由により連続運転が求められる。試験の結果、沈殿槽は所定の滞留時間(約30分)でウラニルイオンのNCP沈殿を安定に生成することができ、沈殿分離装置は高い効率でスラリーより沈殿を分離できることが確かめられた。さらに、洗浄操作により核分裂生成物元素に対する除染効率の向上が可能なことを見いだした。
菊池 俊明*; 山崎 和彦*; 草間 誠*; 近沢 孝弘*; 田巻 喜久*; 半沢 正利*; 古志野 伸能*; 浅沼 徳子*; 原田 雅幸*; 川田 善尚*; et al.
no journal, ,
本技術開発の目的は、ウラニルイオン選択的沈殿法を再処理主工程に適用することにより、簡易FBR再処理システムを構築することである。本検討では、まず、NCP(N-シクロヘキシル-2-ピロリドン:沈殿剤)の硝酸溶液中での選択的沈殿能の発現機構の解明,沈殿条件の詳細検討,TRU核種に対する沈殿能の把握などを行い、次いでこれらの知見をもとに、提案再処理システムの成立性について安全性,経済性などの見地から検討した。3年間に渡り実施した研究開発の成果を総括して発表する。
甲斐 哲也; 原田 正英; 及川 健一; 酒井 健二; 前川 藤夫; 大井 元貴; 篠原 武尚; 相澤 一也; 高田 慎一; 新井 正敏; et al.
no journal, ,
J-PARCに設置された中性子源特性試験装置(NOBORU)を用いたパルス中性子によるイメージング技術の開発が2008年12月より始まった。最初の3か月における結果,将来の研究計画、及びJ-PARCでの新しいイメージング装置についての議論を紹介する。
関尾 佳弘; 佐藤 勇*; 川島 正俊*; 守田 幸路*
no journal, ,
本プロジェクトで提案する集合体型の受動的炉停止デバイスは、設計基準を超える炉心温度上昇時に固相から液相に変化する燃料物質を封入したピン(デバイスピン)を束ねたものである。過酷事故発生時にはデバイスピン内で反応度価値が低い下部領域 に燃料を移動させることで、原子炉を未臨界状態へ導く安全機能を有する。本研究では、実証炉クラスの高速炉炉心を想定し、炉心熱流動過渡解析による安全評価結果等に基づき、炉停止デバイスの具体的な構造を検討した。また、デバイスピン内で液相化する燃料は過酷事故への進展を防止する時間内で移動する必要があるが、移動時間は主に燃料の粘性に依存することが想定される。本研究では、燃料の組成選定等に資する基礎的知見の取得を目的として、粘性が異なる液体物質を用いて細管内での液相移動の可視化試験を実施し、移動時間に及ぼす粘性の影響を評価した。
関尾 佳弘; 佐藤 勇*; 川島 正俊*; 守田 幸路*
no journal, ,
本事業では、定常運転時に固体であるが、設計基準を超える過酷事故時に所定の温度で液相化する燃料物質を封入したピン(デバイスピン)を束ねた集合体型の受動的炉停止デバイスの開発を進めている。本デバイスは、事故時にデバイスピン内で液相化した燃料を軸方向の反応度価値が低い下部領域に移動させ、原子炉を未臨界状態へ導く安全機能を有する。本研究では、提案するデバイス構造の工学的成立性の評価・検討に資する基礎的知見の取得を目的として、模擬固体燃料及び細管等により構成されたデバイスピン模擬体を試作し、模擬体内における模擬固体燃料の溶融及び液相移動の挙動を可視化試験により評価した。