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木島 佑一; 山本 洋一; 本橋 昌志*; 乙津 孝之*
no journal, ,
日本のCTBT国内運用体制(NOSJ)は、2つのNDC、すなわち波形データ解析を担当しているNDC-1(日本気象協会)、放射性核種データとATMの解析を担当しているNDC-2(日本原子力研究開発機構)、及びNOSJの事務局である日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センターから成る。日本のNDCはNPE(NDC準備試験)2015に参加した。まず、NDC-2が放射性核種の特定と定量のための人工(模擬)放射性核種データと実測データの解析、及び放出源可能性領域の推定のためにATM解析を行った。次に、その結果を用いて、NDC-1が震源地特定のため地震波形データの解析を行った。そして両NDCは互いに協力して最終的な結論を導いた。