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論文

Magnetically navigated protein transduction in vivo using iron oxide-nanogel chaperone hybrid

川崎 陸*; 佐々木 善浩*; 西村 智貴*; 片桐 清文*; 森田 圭一*; 関根 由莉奈; 澤田 晋一*; 向井 貞篤*; 秋吉 一成*

Advanced Healthcare Materials, 10(9), p.2001988_1 - 2001988_8, 2021/05

 被引用回数:8 パーセンタイル:60(Engineering, Biomedical)

機能性タンパク質の細胞内送達である「タンパク質形質導入」のためのシステムは、タンパク質治療の送達可能性の課題に対処するために必要であるが、in vivoでのタンパク質導入は依然として困難である。本研究では、酸化鉄ナノ粒子と多糖類ナノゲルで構成される磁性ナノゲルシャペロン(MC)を使用した磁気誘導in vivoタンパク質形質導入システムを開発した。口腔癌モデルを用いた実験により、本MCシステムが癌治療に有用であることが示された。

論文

Cesium adsorption/desorption behavior of clay minerals considering actual contamination conditions in Fukushima

向井 広樹*; 廣瀬 農*; 甕 聡子*; 菊池 亮佑*; 田野井 慶太朗*; 中西 友子*; 矢板 毅; 小暮 敏博*

Scientific Reports (Internet), 6, p.21543_1 - 21543_7, 2016/02

 被引用回数:133 パーセンタイル:96.62(Multidisciplinary Sciences)

Cesium adsorption/desorption experiments for various clay minerals, considering actual contamination conditions in Fukushima, were conducted using the $$^{137}$$Cs radioisotope and an autoradiography using imaging plates (IPs). An aliquot containing 0.185 -1.85 Bq of $$^{137}$$Cs was dropped onto a substrate where various mineral particles were arranged. It was found that partially-vermiculitized biotite, which is termed "weathered biotite" (WB) in this study, from Fukushima sorbed $$^{137}$$Cs far more than the other clay minerals (fresh biotite, illite, smectite, kaolinite, halloysite, allophane, imogolite) on the same substrate. Cs-sorption to WB continued for about one day, whereas that to ferruginous smectite was completed within one hour. The sorbed $$^{137}$$Cs in WB was hardly leached with hydrochloric acid at pH 1, particularly in samples with a longer sorption time. The presence/absence of WB sorbing radiocesium is a key factor affecting the dynamics and fate of radiocesium in Fukushima.

報告書

汎用小型試験研究炉の概念検討; 平成22年度活動報告(共同研究)

今泉 友見; 宮内 優; 伊藤 正泰; 綿引 俊介; 永田 寛; 花川 裕規; 那珂 通裕; 川又 一夫; 山浦 高幸; 井手 広史; et al.

JAEA-Technology 2011-031, 123 Pages, 2012/01

JAEA-Technology-2011-031.pdf:16.08MB

世界の試験研究炉は、老朽化に伴う廃炉により減少しているが、その一方でアジア諸国においては、原子力発電の導入計画が相次いでいる。このようなアジア諸国では、原子力発電所を建設した後の運転管理ができる技術者の育成が課題となっていると同時に、自国における原子力技術を高めるため、軽水炉の長期化対策,科学技術の向上,産業利用及び原子力人材育成のための試験研究炉の必要性が高まっている。このような背景から、照射試験炉センターにおいては、今後、発電用原子炉を導入する国に向け、各種照射利用や教育訓練に用いる試験研究炉の基本概念検討を開始した。設計活動を通じた本検討は、照射試験炉センターにおける試験研究炉の設計に必要な計算コードなどの環境の整備及び人材育成に貢献するとともに、本概念検討に共同研究として参加する原子力関連会社の試験研究炉にかかわる技術力の維持,向上にも貢献することが期待される。本報告は、平成22年度に設置された「照射試験炉センター汎用小型試験研究炉WG(ワーキンググループ)」と原子力関連会社が行った平成22年7月$$sim$$平成23年6月までの試験研究炉の概念検討結果について取りまとめたものである。

論文

Irradiation history of Itokawa regolith material deduced from noble gases in the Hayabusa samples

長尾 敬介*; 岡崎 隆司*; 中村 智樹*; 三浦 弥生*; 大澤 崇人; 馬上 謙一*; 松田 伸太郎*; 海老原 充*; Ireland, T.*; 北島 富美雄*; et al.

Science, 333(6046), p.1128 - 1131, 2011/08

 被引用回数:130 パーセンタイル:95.22(Multidisciplinary Sciences)

はやぶさが回収した小惑星イトカワの岩石粒子中の希ガス同位体組成を測定した結果、月試料に匹敵する高い濃度の太陽風起源He, Ne, Arを確認した。これらの希ガス組成は繰り返されたインプランテーションと、イトカワ上のレゴリス粒子同士の摩擦によってHeに富んだリムの除去による選択的Heの損失によって説明可能である。イトカワ上のレゴリスの照射時間はわずか1000万年未満であり、小さな小惑星上の物質が容易に宇宙空間に散逸してしまうことを反映している。

論文

水文諸量の空間分布推定に基づく幌延調査流域の流出解析

山本 陽一; 前川 恵輔; 横田 秀晴; 向井 和行*; 石井 啓滋*

土木学会平成22年度全国大会第65回年次学術講演会講演概要集(DVD-ROM), p.525 - 526, 2010/09

幌延深地層研究計画の一環として北海道幌延町で進めている表層水理調査では気象観測,河川流量調査及び地下水位,土壌水分,水質の観測等を行っており、これらの観測値に基づいて地下水流動解析の境界条件や初期条件の把握を行うこととしている。調査・研究の進展により、例えば地下水涵養量の推定では観測点の空間代表性に関して無視できない問題が顕在化した。そこで、幌延町のような積雪寒冷地に適用可能な気象要素の空間分布推定方法を検討し、推定された気象要素を入力データとした長期流出解析を実施した。気象要素の空間分布推定法を検討した結果、降雨量は流域全体でほぼ一様、降雪量は植生や地形に応じて推定する必要があると判断された。タンクモデルによる流出解析は流出量を良好に再現することができたことから、降雪水量・融雪水量の推定手法は妥当と考えられた。また、再現された水収支から、流域間の地下水流動や貯留量の年変動が示唆された。なお、本件の成果は表層水理調査における領域設定や調査手法の妥当性評価の基礎資料に資する。

論文

Usefulness of competitive inhibitors of protein binding for improving the pharmacokinetics of $$^{186}$$Re-MAG3-conjugated bisphosphonate ($$^{186}$$Re-MAG3-HBP), an agent for treatment of painful bone metastases

小川 数馬*; 向 高弘*; 川井 恵一*; 高村 徳人*; 花岡 宏史*; 橋本 和幸; 柴 和弘*; 森 厚文*; 佐治 英郎*

European Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging, 36(1), p.115 - 121, 2009/01

 被引用回数:23 パーセンタイル:57.81(Radiology, Nuclear Medicine & Medical Imaging)

癌性骨転移疼痛緩和に有用であるビスホスホネート骨格に安定な$$^{186}$$Re錯体を導入した$$^{186}$$Re-MAG3-HBPを開発してきた。一方、本薬剤の錯体形成部位MAG3と$$^{rm 99m}$$Tcとの錯体$$^{rm 99m}$$Tc-MAG3は、血清蛋白結合性が高く、蛋白結合阻害剤の併用により、血液及び非標的臓器からのクリアランスの促進に有効であることが示されており、本薬剤においても、同様な効果が期待される。そこで、本研究では、$$^{186}$$Re-MAG3-HBPの血液及び非標的臓器からのクリアランスの促進を目的に、本標識薬剤における蛋白結合阻害剤の影響を検討した。その結果、セフトリアキソンの併用により$$^{186}$$Re-MAG3-HBPのラット血清,人血清及び人血清アルブミン中での蛋白結合率は大きく減少した。さらに、$$^{186}$$Re-MAG3-HBPのラット体内動態におけるセフトリアキソン併用の影響を検討したところ、骨への集積性を損なうことなく、血液及び非標的臓器である肝臓,腎臓からのクリアランスが促進された。これらの結果は、蛋白結合阻害剤が、血清蛋白質と高い親和性を有する$$^{186}$$Re-MAG3-HBPの薬物動態を改善するのに有用であることを示している。

論文

The H-Invitational Database (H-InvDB); A Comprehensive annotation resource for human genes and transcripts

山崎 千里*; 村上 勝彦*; 藤井 康之*; 佐藤 慶治*; 原田 えりみ*; 武田 淳一*; 谷家 貴之*; 坂手 龍一*; 喜久川 真吾*; 嶋田 誠*; et al.

Nucleic Acids Research, 36(Database), p.D793 - D799, 2008/01

 被引用回数:51 パーセンタイル:71.25(Biochemistry & Molecular Biology)

ヒトゲノム解析のために、転写産物データベースを構築した。34057個のタンパク質コード領域と、642個のタンパク質をコードしていないRNAを見いだすことができた。

報告書

超深地層研究所計画 年度計画書(平成15年度)

向井 圭; 小出 馨; 太田 久仁雄; 竹内 真司; 岩月 輝希; 中間 茂雄; 見掛 信一郎

JNC TN7410 2003-005, 22 Pages, 2003/11

JNC-TN7410-2003-005.pdf:1.89MB

超深地層研究所計画における平成15年度の年度計画

報告書

Synthesis of the Shallow Borehole Investigations at the MIU Construction Site

熊崎 直樹; 池田 幸喜; 後藤 淳一; 向井 圭; 岩月 輝希; 古江 良治

JNC TN7400 2003-005, 112 Pages, 2003/08

JNC-TN7400-2003-005.pdf:9.72MB

浅層試錐調査は、反射法探査およびDH-2号孔での再調査とともに、地表からの調査の最初の計画として実施され、研究所用地浅部の被覆堆積岩および基盤花崗岩の風化部において、「間隙水圧の長期モニタリングを実施すること」「地下水流動場の初期(研究坑道掘削前の)状態を把握すること」「不連続構造の地質学的・水理学的特性を把握すること」「地下水および岩石の化学的特性を把握すること」を主な目的とした。2002年4月から10月の間に、研究所用地内の4箇所において、地表から堆積岩層および花崗岩上部までの掘削、採取した岩芯の地質学的調査、水理試験、地下水の採水および分析を実施した。また、各孔においてMPシステムを挿入し、水理モニタリングを開始した。これら調査の結果、堆積岩層および花崗岩上部に関する地質学的および水理学的特性、ならびに地下水の地球化学的特性に関する新たな知見が得られ、適用・導入したJNCの品質管理方法の有効性を確認することができた。また、今後の(特に堆積岩層における)試錐調査に反映すべき調査の項目や手法などを抽出した。

報告書

Working Program for Shallow Borehole Investigations

後藤 淳一; 池田 幸喜; 熊崎 直樹; 向井 圭; 岩月 輝希; 濱 克宏

JNC TN7400 2002-005, 58 Pages, 2002/07

JNC-TN7400-2002-005.pdf:2.18MB

None

報告書

TRU廃棄物処分の人工バリア材中の核種移行挙動に関する研究(研究概要)

入矢 桂史郎*; 久保 博*; 黒木 泰貴*; 向井 悟*; 北尾 秀夫*; 石原 義尚*; 根山 敦史*

PNC TJ1449 96-002, 71 Pages, 1996/03

PNC-TJ1449-96-002.pdf:2.13MB

TRU廃棄物処分システムの人工バリア材として想定されるセメント系材料とベントナイトの核種移行にかかわる化学的評価を行うために、以下の研究を実施した。1.人工バリア材の変質挙動に関する研究として、先ず、各種セメントの特性及びセメント硬化体の化学的性質に関する調査を行い、TRU廃棄物処分場に適したセメント系材料の選定を行った。また、コンクリート間隙水の化学的変遷挙動を解析的にフィードバックできる促進試験法を開発した。さらに、ベントナイトの変質について、pH及び温度による促進試験を実施した結果、ナトリウム型からカルシウム型への転移、C-S-H系化合物の生成が認められた。2.カルシウム型化ベントナイト中の核種の吸着データを取得するために、以下の研究を実施した。(1)高pH、低Ehでの核種の化学形態をプルベー線図に基づいて推定し、雰囲気に依らず安定な核種、種々の酸化状態をとる核種を明らかにした。(2)カルシウム型化ベントナイトに対するCs、Iの分配係数を、雰囲気制御下においてバッチ法により、測定した。(3)圧縮ベントナイトを用いてH-3、Cs-134、I-131、Np-237の拡散実験を実施し、見かけの拡散係数を求めた。その結果、Ca型とNa型でトリチウムの拡散係数はほぼ同じであった。また、CsとNpの拡散係数は、Na型よりもCa型の方が低めであったが、その差は1桁以内であった。3.TRU廃棄物の処分システムの挙動のうち、化学反応と物質移行現象を対象として、前年度に改良した解析コード(TRACE-94)について、複数鉱物に関するコンクリート/水相互作用ならびに高速モデルが取り扱えるようコードの改良、改良したコードの数値的な精度を確認するための検証解析、改良したコードの実現象への適用性を確認するための確証解析、及び検証・確証されたコード(TRACE-95)を用いて人工バリアシステムの化学挙動評価を行い、バリアの緩衝性について検討した。

報告書

TRU廃棄物処分の人工バリア材中の核種移行挙動に関する研究(研究委託内容報告書)

入矢 桂史郎*; 久保 博*; 黒木 泰貴*; 向井 悟*; 北尾 秀夫*; 石原 義尚*; 根山 敦史*

PNC TJ1449 96-001, 379 Pages, 1996/03

PNC-TJ1449-96-001.pdf:14.64MB

TRU廃棄物処分システムの人工バリア材として想定されるセメント系材料とベントナイトの核種移行にかかわる化学的評価を行うために、以下の研究を実施した。1.人工バリア材の変質挙動に関する研究として、先ず、各種セメントの特性及びセメント硬化体の化学的性質に関する調査を行い、TRU廃棄物処分場に適したセメント系材料の選定を行った。また、コンクリート間隙水の化学的変遷挙動を解析的にフィードバックできる促進試験法を開発した。さらに、ベントナイトの変質について、pH及び温度による促進試験を実施した結果、ナトリウム型からカルシウム型への転移、C-S-H系化合物の生成が認められた。2.カルシウム型化ベントナイト中の核種の吸着データを取得するために、以下の研究を実施した。(1)高pH、低Ehでの核種の化学形態をプルベー線図に基づいて推定し、雰囲気に依らず安定な核種、種々の酸化状態をとる核種を明らかにした。(2)カルシウム型化ベントナイトに対するCs、Iの分配係数を、雰囲気制御下においてバッチ法により、測定した。(3)圧縮ベントナイトを用いてH-3、Cs-134、I-131、Np-237の拡散実験を実施し、見かけの拡散係数を求めた。その結果、Ca型とNa型でトリチウムの拡散係数はほぼ同じであった。また、CsとNpの拡散係数は、Na型よりもCa型の方が低めであったが、その差は1桁以内であった。3.TRU廃棄物の処分システムの挙動のうち、化学反応と物質移行現象を対象として、前年度に改良した解析コード(TRACE-94)について、複数鉱物に関するコンクリート/水相互作用ならびに高速モデルが取り扱えるようコードの改良、改良したコードの数値的な精度を確認するための検証解析、改良したコードの実現象への適用性を確認するための確証解析、及び検証・確証されたコード(TRACE-95)を用いて人工バリアシステムの化学挙動評価を行い、バリアの緩衝性について検討した。

口頭

Control of biodistribution of Rhenium-186-MAG3-conjugated bisphosphonate using a competitive inhibitor of protein binding

小川 数馬*; 向 高弘*; 川井 恵一*; 高村 徳人*; 花岡 宏史*; 橋本 和幸; 佐治 英郎*

no journal, , 

癌性骨転移疼痛緩和薬剤には、高い骨集積性とともに、速やかな血液及び非標的臓器中からの消失(クリアランス)が、求められる。これまでに、ビスホスホネート骨格に安定な$$^{186}$$Re錯体を導入した$$^{186}$$Re-MAG3-HBPを開発し、その有用性を明らかにしてきた。一方、本薬剤の錯体形成部位MAG3と$$^{99m}$$Tcとの錯体$$^{99m}$$Tc-MAG3は、血清蛋白結合性が高く、蛋白結合阻害剤の併用により、血液及び非標的臓器からのクリアランスの促進に有効であることが示されている。そこで、本研究では、$$^{186}$$Re-MAG3-HBPの血液及び非標的臓器からのクリアランスの促進を目的に、本標識薬剤における蛋白結合阻害剤の影響を検討した。その結果、血清アルブミンに高親和性を示す薬物セフトリアキソンの併用により$$^{186}$$Re-MAG3-HBPのインビトロにおける蛋白結合率は減少し、ラット体内動態においては、骨への集積性を損なうことなく、血液及び非標的臓器である肝臓,腎臓からのクリアランスが促進された。これらの結果は、蛋白結合阻害剤セフトリアキソンが、$$^{186}$$Re-MAG3-HBP投与時の骨髄被曝等副作用の軽減に有用であることを示している。

口頭

放射性廃棄物の保管・処分に関する研究

山口 徹治; 前田 敏克; 向井 雅之; 飯田 芳久; 邉見 光; 澤口 拓磨; 坂巻 景子

no journal, , 

廃棄物安全研究グループにおいては、放射性廃棄物の保管・処分の安全規制を支援するため、廃棄体,金属容器,緩衝材等のバリア機能材料の特性データの取得、安全評価手法の開発を行っている。バリア機能材料内/材料間の物質移動、拘束条件下での溶液科学など安全の根拠となる現象について、仏IRSNと協力しながら解明を図っている。核種移行解析結果の感度解析や、人工バリア長期変遷解析とのリンクを通じて、重要度を確認しながらテーマを選んでいる。本報告では、緩衝材、炭素鋼オーバーパック、人工バリア長期変遷解析、解析コードの検証、放射性核種の収着・拡散、ガラス溶解それぞれについて研究の現状を示すとともに、それぞれの研究の安全評価へのつながりを図示することにより、研究グループの紹介をした。

口頭

あと施工アンカーの長期付着特性評価のためのJRR-3中性子ビーム利用に関する基礎研究

菖蒲 敬久; 向井 智久*; 有木 克良*; Choe, H.*; 山本 慎*; Han, B.*; 諸岡 聡; 栗田 圭輔; 飯倉 寛

no journal, , 

本研究では、耐震改修工事に利用される技術として一般的であり、増改築などのリニューアル工事等にも広く適用可能範囲が拡大されることが期待されているあと施工アンカーの長期付着特性評価を今後JRR-3からの中性子ビームを利用していくための基礎研究を実施した。実験は、JRR-3,熱中性子ラジオグラフィ装置(TNRF)及び中性子残留応力測定装置(RESA)を用いた。CT画像再構成後のコンクリートの中央付近の断面像では、内径60mm程度鉄缶内部のコンクリートに人工的に作成した複数の穴がきれいに撮影されおり、実測と画像で寸法を比較した結果、ほぼ同じ値を示すことが確認され、穴の先端まで精度よく観察できた。

口頭

あと施工アンカーの長期付着特性評価のための基礎研究

菖蒲 敬久; 向井 智久*; 有木 克良*; Choe, H.*; 山本 慎*; Han, B.*; 諸岡 聡; 栗田 圭輔; 飯倉 寛

no journal, , 

本研究では、材料に対する透過力が非常に高い中性子を用いて、施工後のアンカーの長期接着特性を評価するための基礎研研究を実施した。その結果、CT測定では、約0.2mmの空間分解能で約$$phi$$60mmの鉄筋コンクリート内部の観測が評価できることを明らかにした。一方、負荷中のひずみ分布ではアンカーのひずみ分布に単調な変化を示さなかったため、いくつかの問題があることが明らかにした。

口頭

あと施工アンカーの長期付着特性評価のための基礎研究

菖蒲 敬久; 向井 智久*; 有木 克良*; Choe, H.*; 高野 慶貴*; 諸岡 聡; 栗田 圭輔; 飯倉 寛

no journal, , 

あと施工アンカーは、耐震改修工事に利用される技術として一般的であり、増改築などのリニューアル工事等にも広く適用可能範囲が拡大されることが期待されている。本研究では、接着剤の充填を注入方式で行う静充填型あと施工アンカー長期付着特性評価のための基礎研究を行った。実験は、JRR-3に設置されている、熱中性子ラジオグラフィー(TNRF)及び中性子応力測定装置(RESA)を併用して実施した。試験片は$$phi$$60mm程度のコンクリートの中心に穴をあけ、鉄筋を接着剤で固定した鉄筋コンクリートである。TNRFによる鉄筋コンクリート内部のCT観察から、条件を色々変えて作成した模擬鉄筋コンクリート内部の接着剤の塗布されている様子が観測できた。これは今後接着剤の塗布する方法に関する検証技術として中性子が十分利用できることを裏付けている。一方、RESAにおいては、鉄筋コンクリート中の鉄筋のみに引張荷重を加えた時の鉄筋内部ひずみ分布が観測されたが、そのばらつきは大きく、その原因がゲージ体積の重心移動、及び回折強度が弱すぎるという結論に至った。さらに、接着剤に着目した応力評価については放射光を利用することにより導出できる可能性を見出した。当日は上述をまとめて紹介する予定である。

口頭

放射光・中性子を利用したあと施工アンカー長期付着特性評価のための基礎研究

菖蒲 敬久; 冨永 亜希; 向井 智久*; 有木 克良*; Choe, H.*; 高野 慶貴*; 諸岡 聡; 栗田 圭輔; 飯倉 寛

no journal, , 

本研究では接着剤の充填を注入方式で行う静充填型あと施工アンカー長期付着特性評価のための基礎研究を行った。JRR-3, TNRFでは鉄筋コンクリート内部を非破壊で0.3mm程度の空間分解能による観察が可能であること、RESAでは鉄筋引抜き試験中の鉄筋内部のひずみ分布が導出できる可能性を明らかにした。そしてSPring-8では独立に用意した接着剤に荷重を加えたときの応力とひずみの関係をX線散乱から導出できる可能性を明らかにした。

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