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論文

冬季雷活動時における放射線変動の観測とその特徴

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

放射線, 34(1), p.47 - 51, 2008/01

近年、雷活動に起因すると考えられる放射線レベルの上昇が日本の冬季雷をはじめ、山岳雷や米国において夏季雷でも観測されている。本稿では、この放射線の特徴を把握すべく設置した比例計数管を検出器とする放射線測定器により、2006年冬季(2006年12月$$sim$$2007年2月)に発生した冬季雷の活動時に観測された高エネルギー放射線の観測結果とともに、周辺に設置されているモニタリングポストの測定結果との比較、及び電場計による雷活動との相関についてこれまで得られた知見について述べる。

論文

冬季雷活動時に観測される放射線量率の変動; 雷からの放射線発生と逃走絶縁破壊

鳥居 建男; 奥山 慎一; 野崎 達夫; 大久保 浩一; 杉田 武志*; 村木 綏*

地文台によるサイエンス; 極限エネルギー宇宙物理から地球科学まで, p.211 - 217, 2008/00

冬の日本海沿岸で発生する冬季雷の活動時に環境放射線レベルが上昇する事象が観測されることがある。これまでの測定の結果、数10秒程度の緩やかな低エネルギーの放射線レベルの上昇と、その直後に発生する高エネルギー放射線による急峻な上昇という異なる2種類の放射線が観測された。本稿では、冬季雷活動時の放射線変動の観測結果を中心に、放射線が引き金となって発生すると考えられる雷放電の逃走絶縁破壊について概説する。

論文

Observation of the gradual increases and bursts of energetic radiation in association with winter thunderstorm activity

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

Proceedings of 30th International Cosmic Ray Conference (ICRC 2007), Vol.1, p.677 - 680, 2008/00

冬季雷活動時に地上で放射線量率が上昇する事象が観測されることがある。この特徴を把握するために、異なる遮へい材でカバーした長尺比例計数管を用いた放射線検出器によりもんじゅ周辺で放射線変動を測定した。これらの測定結果はもんじゅの環境放射線モニタと比較するとともに、電場計を用いて、雷活動との相関を求めた。その結果、2種類の放射線上昇:落雷前のエネルギーが1$$sim$$3MeV程度の約1分間の緩やかな放射線変動と落雷直後の10MeV以上の高エネルギー光子の入射が観測された。

論文

冬季雷活動時における高エネルギー放射線挙動の観測

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

大気電気学会誌, 1(2), p.73 - 74, 2007/00

冬季雷活動時に環境放射線モニタの線量率が上昇する事象が観測されることがある。この放射線の特徴を把握するために、異なる遮へい材を使用した比例計数管を用いて、冬季雷活動時に観測される高エネルギー放射線挙動について調査した。その結果、雷放電前に緩やかな上昇を示し、雷放電とほぼ同時に放射線バーストが発生する事象が観測された。前者のエネルギーは1-3MeV、後者は10MeV超であった。

論文

冬季雷活動時における高エネルギー放射線の観測

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

大気電気研究, (69), p.30 - 31, 2006/00

冬季雷活動時の放射線と電界強度の変動測定を実施した。その結果、雷放電の数10秒前から放射線レベルが上昇し、雷放電とともに元に戻る事象が観測された。使用した検出器(比例計数管)の特性から、入射した放射線は高エネルギー電子と考えられ、雷雲中で逃走絶縁破壊が発生していること,また放電前の電界強度の上昇とともに電磁シャワーが発生していること,その一部が地表まで達していることを示している。

口頭

冬季雷活動時における放射線レベルの変動観測とその特徴

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

no journal, , 

雷活動時における放射線レベルの上昇が地上でも観測されている。これまで冬季雷活動時には原子力施設周辺に設置されている放射線モニタで数10秒程度の上昇が観測されていたが、より詳細な変動を調査するために、本研究では長尺比例計数管(長さ2.5m,直径10cm、4本)2基を用い、冬季雷活動時の放射線レベルの変動を観測した。2005年12月から2006年1月までの観測では、雷活動に起因すると考えられる放射線強度の上昇が4回観測されている。その結果、以下のことがわかった。(1)急激な放射線バーストが発生する数10秒前から上昇開始する事象があった。(2)いずれの放射線強度の上昇後、10-30秒後に雷放電に伴う急激な電界変動が発生しているが、放射線強度の上昇時には変動は見られなかった。(3)RI線源を用いた測定器の特性試験、及びモンテカルロ計算による感度評価から、長尺比例計数管は3MeV以上のエネルギー領域で電子感度が$$gamma$$線感度より1桁高く、周辺に設置された放射線モニタの応答特性からも雷活動に伴う放射線強度の上昇は高エネルギー電子の放出が大きく寄与していると考えられた。

口頭

Observation of the energetic radiation associated with winter lightning activities

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

no journal, , 

冬の日本海沿岸で、雷活動時における放射線レベルの上昇が観測されている。これまで原子力施設周辺に設置されている放射線モニタで数10秒程度の上昇が冬季雷活動時によって観測されていた。より詳細な変動を調査するために、本研究では長尺比例計数管2基を用いた放射線検出器により冬季雷活動時の放射線レベルの変動を観測した。また、フィールド・ミルを用いて雷活動時の電界変動を測定した。長尺比例計数管は3MeV以上のエネルギー領域において電子感度が$$gamma$$線感度より1桁高いことがわかった。比例計数管、及び他の放射線測定器の応答特性の解析結果から、雷活動に伴う放射線強度の上昇は、高エネルギー電子が直接放射線測定器に入射によるものと考えられた。このことは、雷雲の高電界領域で生成された逃走電子の一部が地上にまで達していることによるものと考えられる。

口頭

Observation of the gradual increases and bursts of energetic radiation generated during winter lightning activity

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

no journal, , 

$$gamma$$-ray dose-rate increase associated with thunderstorm activities was observed on the ground in winter. To investigate the fluctuation profile during winter thunderstorms, the energetic radiation was measured by using 4 set of radiation detectors (LPRCs). The LPRCs have a different response characteristic for the incident particle by mounting shield covers. Moreover, the electric field was measured at the same site by using a field mill. In the observation, the count-rate fluctuation which seem to originate from thunderstorm activity observed. The features obtained by the measurement and the analysis of the counters are as follows: It was observed that the radiation intensity began to increase from before several 10s in which the radiation burst is generated. The gradual fluctuation is caused mainly by the irradiation of photons with energy of several MeV. It was considered that the radiation burst attributed in the injection of high energy photons with the energy over 10MeV.

口頭

Two types of energetic radiation observed in winter thunderstorms

鳥居 建男; 杉田 武志*; 村木 綏*

no journal, , 

冬季雷活動時に観測される放射線挙動を明らかにするために、4基の比例計数管を用いて粒子,エネルギーの特徴を調査した。その結果、落雷前にエネルギーが1$$sim$$3MeV程度の緩やかな上昇が観測され、続いて雷放電とほぼ同時にエネルギーが10MeV超の高エネルギー放射線バーストが観測された。

口頭

冬季雷活動に起因した放射線変動と大気中放射性物質による逃走電子の生成

鳥居 建男; 奥山 慎一; 野崎 達夫; 杉田 武志*; 村木 綏*

no journal, , 

日本海沿岸で発生する冬季雷活動時に空間放射線量率が上昇する事象が観測されることがある。本件は、もんじゅ周辺で観測された事象の特徴とともに、放射線の発生源として考えられる雷雲電界内での放射線挙動について報告する。

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