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中鉢 海斗*; 横山 賢一*; 石島 暖大; 上野 文義; 阿部 仁
no journal, ,
使用済核燃料再処理施設で採用されているZr/Ta/SUS爆着接合継手について、水素ぜい化挙動に及ぼす熱時効の影響を特に水素の影響を受けやすいと考えられるZr/Ta接合界面部について検討を行った。その結果、Ta部の水素濃度が約20ppmを超えるとZr/Ta界面において脆性的な破断が生じること、そのような水素濃度の試料について300Cで1000時間の熱時効によりTa部の水素濃度が約10ppm以下になると延性が回復する一方、200C以下の時効では水素濃度は顕著に低下せず延性も回復しないことが明らかになった。以上の結果は、Ta/Zr界面のTa部における水素濃度が爆着継手の水素ぜい化挙動に影響を与えるとともに、熱時効により水素の存在状態が変化する事を示唆するものであると考えられる。
中鉢 海斗*; 横山 賢一*; 石島 暖大; 上野 文義; 阿部 仁
no journal, ,
Taについて水素ぜい化に対するひずみおよび熱時効の影響を検討するため、冷間圧延したTaについて水素添加を行い時効した後に引張試験および内部摩擦測定を実施した。その結果、内部摩擦は冷間圧延により増加した。また水素添加でさらに内部摩擦は増加した。しかし、これらの試料は時効すると内部摩擦が低下した。これらの結果は、時効により欠陥の消滅,再配列、あるいは水素の存在状態変化を生じることを示唆すると考えられる。また水素添加した冷間圧延材を熱時効すると延性の低下が示されたことから、熱時効による水素および欠陥の状態変化が機械的特性へ影響を与えることが示唆されると考えられる。