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論文

Effects of aluminum on high-temperature strength of 9Cr-ODS steel

大塚 智史; 皆藤 威二; 井上 賢紀; 浅山 泰; Kim, S.-W.; 鵜飼 重治*; 成田 健*; 酒瀬川 英雄*

Journal of Nuclear Materials, 386-388, p.479 - 482, 2009/04

 被引用回数:19 パーセンタイル:76.21(Materials Science, Multidisciplinary)

9Cr-ODS鋼の高温強度と微細組織に及ぼす微量Al混入の影響について検討した。Al濃度が0.1wt%未満の低い濃度範囲でも、Alの増量とともに973K及び1073Kでの引張強さ及び0.2%耐力はともに低下する傾向が見られた。微細組織観察結果から、この強度低下は、酸化物粒子が微細分散した強化相であるフェライト相の体積分率低下によるものであることが判明した。Alはフェライト生成元素であるが、9Cr-ODS鋼では微量のAl混入により逆にフェライト量が低下する。この特異な相変態挙動のメカニズムは明らかでないが、メカニカルアロイングで製造された非平衡合金に特有の現象と考えられる。$$alpha$$$$rightarrow$$$$gamma$$相変態に関するシミュレーション計算に基づき、相変態中のWとTiのフェライト相への優先的分配が酸化物分散粒子の析出形態に及ぼす影響について議論した。

論文

Nano-mesoscopic structural characterization of 9Cr-ODS martensitic steel for improving creep strength

大塚 智史; 鵜飼 重治; 酒瀬川 英雄; 藤原 優行; 皆藤 威二; 成田 健

Journal of Nuclear Materials, 367-370(1), p.160 - 165, 2007/08

 被引用回数:59 パーセンタイル:95.87(Materials Science, Multidisciplinary)

実用化段階での高速炉用燃料被覆管材料として開発を進めている9Cr-ODSマルテンサイト鋼のクリープ強度と微細組織に及ぼすT濃度と固化温度の影響を検討した。Ti濃度を0.3$$sim$$0.35wt%に増加させることにより、残留$$alpha$$相($$delta$$フェライト)が増加し、クリープ強度が著しく改善されることがわかった。熱間押出温度を上げるとクリープ強度は低下するが、残留$$alpha$$相は逆に増加していることがわかった。これら試料の微細組織観察を実施し、これら実験結果を説明可能な9Cr-ODSマルテンサイト鋼のクリープ変形メカニズムについて検討した。

論文

Methane molecular motion in clathrate hydrate host framework

加美山 隆*; 関 直樹*; 岩佐 浩克*; 内田 努*; 海老沼 孝郎*; 成田 英夫*; 井川 直樹; 石井 慶信; Bennington, S. M.*; 鬼柳 善明*

Physica B; Condensed Matter, 385-386(1), p.202 - 204, 2006/11

 被引用回数:7 パーセンタイル:35.12(Physics, Condensed Matter)

メタンハイドレートの中性子非弾性散乱実験を行い、メタンハイドレートホストネットワーク中に内包されるメタン分子の挙動を解析した。その結果、メタンハイドレートに内包されているメタンは自由回転運動をしてるが、そのほかに10meV以下のエネルギー範囲に自由回転運動以外に起因する散乱ピークが観察された。これらのピークはメタンハイドレートの2種類のカゴ中でのメタンの局所的並進運動によるものであることを明らかにした。

論文

Dose calculation system for remotely supporting radiotherapy

斎藤 公明; 国枝 悦夫*; 成田 雄一郎*; 木村 英雄; 平井 正明*; Deloar, H. M.*; 金子 勝太郎*; 尾嵜 真浩*; 藤崎 達也*; 明上山 温*; et al.

Radiation Protection Dosimetry, 116(1-4), p.190 - 195, 2005/12

 被引用回数:2 パーセンタイル:17.6(Environmental Sciences)

光子・電子を利用した放射線治療を支援するために、患者体内の正確な線量分布を計算するためのコードシステムを開発している。このシステムでは高度人体モデル,詳細加速器ヘッドモデルとモンテカルロ計算を利用してリアリスティックな計算を行うことを目指している。線量計算センターに設置したITBL計算機上で計算を実施し、ネットワークを介して関連したデータの送受信を行う。日本で多数行われている現行の治療の品質保証を支援するとともに、先端的治療へ適用することも計画されている。研究開発プロジェクトは2003年の11月に5年計画でスタートした。システムの基本的な構成部分は既にできあがっており、これを用いて患者の体内と体外の放射線場の特徴が明らかにされてきた。この基礎研究の成果に基づいて最終システムのデザイン,構築が行われる。

論文

XAFS studies of uranium(VI) and thorium(IV)-amide and TBP complexes in ethanol solution

矢板 毅; 成田 弘一*; 鈴木 伸一; 塩飽 秀啓; 本橋 治彦; 大野 英雄; 宇佐美 徳子*; 小林 克己*

Photon Factory Activity Report 1997, P. 81, 1997/00

ウラン(VI)、トリウム(IV)-アミド(N,N-dihexyl-2-ethylhexanamide:DH2EHA,N,N-dihexyl-3-ethylhexanamide:DH3EHA)あるいはTBP錯体のアルコール溶液中での錯体構造をXAFS法により明らかにした。得られた動径構造関数は、おもにウラニルイオンの軸方向の酸素及び配位子及び硝酸イオンの酸素のピークなどからなることが分かった。アミド化合物の配位酸素のウランとの原子間距離において、DH2EHAとの錯体は、DH3EHAとの錯体より短いことが明らかになった。このことは、原子間距離は配位サイト近傍での立体障害より配位酸素のドナー性に依存することを表している。またTBP錯体は、第一配位圏においてDH3EHA錯体と類似した構造をとるが、第二配位圏より外の中距離構造は見いだされなかった。

口頭

Development of optimized martensitic 9Cr-ODS steel cladding

鵜飼 重治; 皆藤 威二; 大塚 智史; 成田 健; 酒瀬川 英雄

no journal, , 

マルテンサイト系9Cr-ODS鋼の最適成分を残留$$alpha$$相(ハード粒)とその周りのフェライト/マルテンサイト相(ソフト粒)の体積バランスの観点から決定した。最適組成である9Cr-0.14C-2W-0.3Ti-0.35Y$$_{2}$$O$$_{3}$$と標準組成を有するマルテンサイト系9Cr-ODS鋼被覆管を製造した。その700$$^{circ}$$Cでの高温強度はナトリウム炉の燃料設計要求を満足していることを確認した。

口頭

Development of ODS ferritic steels for fast reactor

大塚 智史; 鵜飼 重治; 藤原 優行; 皆藤 威二; 成田 健; 酒瀬川 英雄

no journal, , 

JAEAでは、実用化段階でのNa高速炉の高燃焼度燃料被覆管用(250GWd/t, 250doa)に9CrODSマルテンサイト鋼(9CrODS鋼)の開発を進めている。これまでに9CrODS鋼の製造技術開発を行い、数百本レベルの被覆管試作を実施した。これら開発研究の結果、目標強度700$$^{circ}$$C$$times$$120MPa$$times$$10,000hを有する被覆管材料の製造に成功している。近年、さらなる高温クリープ強度改善のための組織制御技術開発、及び大量生産技術開発及び環境効果データベース(中性子照射,腐食)の蓄積を進めている。さらに、MEXT「スーパーODSプロジェクト」のもと鉛ビスマス(LBE)冷却高速炉及び超臨界水(SCW)冷却高速炉被覆管用にODS鋼の改良を開始した。本発表では、JAEAにおける9CrODS鋼開発の現状、特に組織制御技術開発及び9CrODS鋼のLBE共存性評価結果について報告する。

口頭

中性子非弾性散乱によるメタンハイドレートの微分断面積の詳細検討

関 直樹*; 加美山 隆*; 鬼柳 善明*; 岩佐 浩克*; 平賀 富士夫*; 内田 努*; 井川 直樹; 山内 宏樹; 石井 慶信; 海老沼 孝郎*; et al.

no journal, , 

メタンハイドレートの中性子非弾性散乱実験を行い、メタンハイドレート内原子・分子の動的構造を解析した。その結果、メタンハイドレートに内包されているメタン分子の自由回転運動モードのほかに4.0meV, 5.2meV及び7.8meVのエネルギーにピークを持ち、これらは各々、メタンの分子のラージケージ内でのx,y方向,z方向、及びスモールケージ内でのx,y,z方向の並進運動モードであることを明らかにした。

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