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市村 真*; 檜垣 浩之*; 柿本 真吾*; 山口 裕資*; 根本 健樹*; 片野 誠*; 石川 正男; 森山 伸一; 鈴木 隆博
Nuclear Fusion, 48(3), p.035012_1 - 035012_7, 2008/03
被引用回数:40 パーセンタイル:82.3(Physics, Fluids & Plasmas)本論文では、JT-60Uにおけるイオンサイクロトロン周波数帯の自発的励起波動の実験的観測に関して報告する。磁場閉じ込めプラズマ中では、非等方速度分布に起因して不安定性が駆動される。中性粒子入射による高エネルギーDイオンによる励起波動と核融合反応イオン(He, T)による2つのタイプの揺動が観測されている。これらの揺動は、JET, TFTRで観測されるイオンサイクロトロン放射(ICE)と呼ばれるものと同じものと考えられる。本論文では、初めてこれらの励起波動の空間構造を明らかとした。ICRF加熱用のアンテナを磁気プローブとして用い、ポロイダル方向の空間構造を測定し、観測される波動が揺動磁場成分を持つことが明らかとなった。また、トロイダル方向の空間構造からDイオンに起因する揺動は磁場方向の波数が零付近、核融合反応イオンに起因する揺動は有限な波数を持つことが明らかとなった。さらに核融合反応イオンの
HeとTに関しても異なる構造が観測され、異なるアルベン波動が不安定になることが示唆された。
市村 真*; 檜垣 浩之*; 山口 裕資*; 根本 健樹*; 片野 誠*; 茂木 ゆき美*; 小澤 功*; 室 大志*; 石川 正男; 森山 伸一; et al.
no journal, ,
境界条件に強く依存するプラズマ中の固有モード励起に着目して、イオンサイクロトロン周波数帯(ICRF)の波動を用いたプラズマ診断法の確立を目的としている。GAMMA10装置においては、低電力ICRF波動を外部から入射し、プラズマ応答を磁気プローブを用いて観測する能動的診断法の初期的実験結果を報告する。また、JT-60U装置においては、中性粒子入射に起因する高エネルギーイオン、及び、核融合反応イオンに起因するイオンサイクロトロン放射からプラズマパラメタ等を推定する受動的診断法について議論する。