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Laptev, A.; 原田 秀郎; 中村 詔司; 堀 順一*; 井頭 政之*; 大崎 敏郎*; 大釜 和也*
AIP Conference Proceedings 819, p.402 - 406, 2006/03
飛行時間法(Time-of-flight: TOF)法による中性子捕獲実験では、中性子源で強力なガンマフラッシュが発生する。このガンマフラッシュにより検出器は著しい影響を受け、線波高シグナルのベースラインが歪められてしまう。この歪みは、測定される線ピークの収量に影響を及ぼしてしまうという問題が生じてしまう。そこで、ベースラインの歪みに対する補正因子を求める手法を開発し、補正量を定量的に求めた。
古高 和禎; 原田 秀郎; 中村 詔司; 坂根 仁; 山名 元*; 藤井 俊行*; 山本 修二*; 堀 順一*; 井頭 政之*; 大崎 敏郎*; et al.
KURRI Progress Report 2004, P. 16, 2005/09
2004年度に、京都大学原子炉実験所で行った、高エネルギー線分光法を用いた放射性核種の中性子捕獲断面積の測定に関する研究についてまとめた。即発線測定による断面積測定法の開発,飛行時間法を用いた断面積のエネルギー依存性の測定、及びBGO検出器の全エネルギー検出器としての特性試験について記した。
Laptev, A.; 原田 秀郎; 中村 詔司; 堀 順一*; 井頭 政之*; 大崎 敏郎*; 大釜 和也*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 543(2-3), p.502 - 508, 2005/00
被引用回数:5 パーセンタイル:41.08(Instruments & Instrumentation)パルス中性子源を用いた中性子飛行時間法測定におけるガンマフラッシュによるベースライン歪み効果について調べた。CD検出器からの信号を、通常のADCとflash-ADCの2種類の測定モードで取り込んだ。ベースラインのズレによる補正係数を、2つの測定モードのパルス波高スペクトルを比較することにより定量的に求めた。補正係数は、ガンマフラッシュ後の時間に依存している。