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村瀬 清華*; 片岡 龍峰*; 西山 尚典*; 西村 耕司*; 橋本 大志*; 田中 良昌*; 門倉 昭*; 冨川 喜弘*; 堤 雅基*; 小川 泰信*; et al.
Journal of Space Weather and Space Climate (Internet), 12, p.18_1 - 18_16, 2022/06
被引用回数:3 パーセンタイル:32.76(Astronomy & Astrophysics)巨大な太陽フレアによってもたらされる太陽風により磁気圏内にエネルギーが溜まり、そのエネルギーが一気に解放されるサブストームが発生する。そのサブストームが発生する際、高エネルギー電子が大量に中間圏まで降り注ぐ事象(EEP)がしばしば観測されるが、その詳細な発生メカニズムは解明されていない。本研究では、あらせ衛星により観測された2つのEEPに対して、3次元グローバル電磁流体力学的(MHD)シミュレーションや放射線挙動解析コードPHITSを使った解析によりその発生メカニズムを検討した。その結果、カレントシート散乱とwave-particle散乱がEEPの初期及びサブストーム発生後に重要な役割を果たしていることが示唆された。
中田 響; 小川 翔也*; 茶園 亮樹*; 緒方 一介*
no journal, ,
粒子を原子核に入射することによって核内の陽子をたたき出す陽子ノックアウトは、中性子過剰な原子核を生成する方法の1つとして注目されている。近年、陽子を用いた場合と、重陽子(陽子と中性子が弱く束縛した粒子)を用いた場合の陽子ノックアウト反応の断面積が実験的に測定された。単純に考えると、陽子と重陽子では粒子数が2倍異なるため、重陽子を用いた場合の断面積は、陽子を用いた場合のそれと比較して約2倍になると期待される。しかし、実験の結果、実際には1.5倍程度であることが明らかになった。この直観との差異は未だ明らかではなく、理論モデルに基づく詳細な分析が必要である。本研究の目的は、重陽子を用いた陽子ノックアウト反応の断面積が、陽子を用いた陽子ノックアウト反応の断面積の2倍以下となる原因を分析することである。反応の記述には、標準的な方法である歪曲波インパルス近似(Distorted Wave Impulse Approximation: DWIA)を用いる。DWIAは、入射粒子が原子核内の特定の陽子のみと散乱し、それ以外の粒子の状態は変化しないとする近似に基づいている。また、重陽子は弱束縛粒子であるため、反応過程で構成粒子である陽子と中性子に分解する可能性がある。そのため、本研究では散乱における重陽子の分解を取り入れ、反応機構を分析することで、断面積比が直観的な値より小さくなる物理的背景を明らかにする。