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大石 保政*
JNC TJ7440 2005-091, 1833 Pages, 2005/03
MIZ-1号孔の試錐調査は、超深地層研究所計画における地表からの調査予測研究段階の調査研究の一環として、岐阜県瑞浪市明世町の市有地(以降、瑞浪超深地層研究所用地と略す)において実施した。本調査は、「超深地層研究所地層科学研究基本計画(2002)」に示された段階目標の内、「地表からの調査研究による地質環境モデルの構築および研究坑道掘削前の深部地質環境の状態の把握」に資することを主な目的として、1)瑞浪超深地層研究所用地内で出現が予測される断層などの大規模な不連続構造および水みちの同定と、その幾何学的特性の把握、2)地質構造区分および同定した水みち毎に花崗岩最上部から深度1,000m以深までの地質・地質構造、水理特性および地下水の地球化学特性の把握、3)水圧の長期モニタリングを実施するための事前情報の取得および長期モニタリングの場の確保の目標に到達するために、三重管オールコアリング工法による深度約1,300mの傾斜孔を、瑞浪超深地層研究所用地の北東側より南西方向に向かって掘削し,岩盤の地質・地質構造、地球物理、水理、および地球化学に関するデータを取得した。