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岡下 宏*; 新山 利隆*; 吉田 秀樹*
PNC TJ8508 98-002, 42 Pages, 1998/03
IAEA保障措置の効率的・効果的な適用に資するため、動力炉・核燃料開発事業団(以下「動燃」と略す)のプルトニウム取扱施設に適用されているNRTAデータ評価手法に関する調査を行った。(1)誤差算出手法の調査・計量管理及びNRTAデータ評価に用いられる誤差(偶然誤差、短期系統誤差、長期系統誤差)の概念、算出方法等について調査を行った。(2)NRTA評価手法の調査・NRTAデータ評価に使用される統計手法を体系的に整理するとともに代表的な逐次検定手法(MUF、CuMUF、GE-MUF、ページ・テスト等)の概念及び解析アルゴリズム等について調査を行った。(3)NRTAの統計用語の調査・NRTA評価に用いられる統計用語及びその計算方法について調査を行った。
安達 武雄; 大貫 守; 吉田 伸彦*; 園部 保; 川村 亘*; 武石 秀世; 郡司 勝文; 木村 貴海; 鈴木 敏夫; 中原 嘉則; et al.
Journal of Nuclear Materials, 174, p.60 - 71, 1990/00
被引用回数:40 パーセンタイル:94.49(Materials Science, Multidisciplinary)燃焼度7000から39000MWd/tの使用済PWR燃料の硝酸溶解挙動と不溶解性残渣の化学的性質について調べた。燃料棒を3~5mmの長さで切断して得た燃焼度の異なる試料片は3M硝酸により100Cにおいて2時間以内で溶解した。不溶解性残渣量は7000~30000MWd/tの範囲では燃焼度に比例して増加し、30000MWd/t以上の燃焼度では増加の比率は上昇した。不溶解性残渣の70%以上は核分裂生成物、即ち、Mo、Tc、Ru、Rh、Pdから構成されている。これらの元素の不溶解性残渣中の相対比は、燃料中に生成した元素の相対比とは異なっていること、X線回折により六方晶系のRu合金相が確認されたことから、不溶解性残渣の主成分はRu、Moなどから成る合金と考えられる。
安達 武雄; 岡下 宏
日本原子力学会誌, 30(7), p.589 - 592, 1988/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)TRU元素を発電炉特に高速炉へリサイクルしてその長期的な放射能危険性を減少させるいわゆる消滅処理に関する研究の紹介である。Dr. L. Kochが日本原子力学会昭和63年年会で行なった招待講演の沙訳であり、以下の内容を含む。1)TRUリサイクルの誘因、2)TRUを発電炉でいかにリサイクルするか、3)再処理、4)予測される費用と効果。
岡下 宏
分析化学, 13(1), p.61 - 62, 1964/00
金属鉛および鉛-アンチモン合金中のカドミウムのポーラログラフ定量法はすでにいくつか報告されているが、いずれの方法もかなり繁雑な操作を必要とし、また直流ポーラログラフ法であるためにカドミウム濃度が低くなると定量は困難になる。著者は、試料を硝酸で溶解し、硫酸を加えて大部分の鉛を硫酸鉛として沈殿させたのも、その上溶液を直接ク形波ポーラログラフで測定して良好な結果を得た。