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尾見 昂洋; 瀬川 智臣; 川口 浩一; 石井 克典; 都倉 諒磨*; 佐藤根 大士*; 鈴木 道隆*
no journal, ,
グローブボックスにおける核燃料物質の滞留や外部被ばく線量の低減等を目的とし、グローブボックス構成材へのナノ粒子コーティングによる粉末付着防止技術開発を進めている。本研究では、グローブボックス構成材としてアクリル, ポリカーボネート, ステンレスの各試験片を用いてナノ粒子コーティング方法及びナノ粒子の濃度をパラメータとし、粉末付着防止の測定・評価を実施した。コーティング方法として、塗布, スプレー, 浸漬の各方法について検討し、最も作業性の良好なスプレー方式を選定した。また、各試験片の未処理表面におけるアルミナ粉末の表面被覆率は20%以上であるのに対し、コーティング面においては、被覆率が5%以下に低下し、高い粉末付着防止効果が得られることが明らかになった。
中道 晋哉; 土持 亮太; 尾見 昂洋; 山田 美一
no journal, ,
MOX燃料粉末は放射性物質であり、取り扱いの際は内部被ばくの防止に最も注意を払う必要がある。MOX粉末は負圧管理されたグローブボックス内で取り扱うことが原則であるが、グローブボックス内外の核燃料物質の出し入れを行う際に行われるバッグイン、バッグアウト作業は、可能性は低いもののMOX粉末が飛散するリスクがある。本装置は当該作業時において粉末の飛散を抑制し、作業者の内部被ばく防止のために開発したものである。装置の開発にあたり、一般的な集塵装置の場合、高性能フィルタは装置本体部に取り付けられているため、装置先端と集塵装置本体間のホースに破損があると粉末を作業空間に飛散させてしまう恐れがあるが、本装置はヘッド部に高性能フィルタを備えている点に特徴がある。また吸引力については、バッグイン・バッグアウトの作業性、施設内の放射線管理環境(空気流線)、MOX燃料粉末の特徴を考慮して設定した。
林崎 康平; 尾見 昂洋; 瀬川 智臣; 川口 浩一; 石井 克典; 佐藤根 大士*; 鈴木 道隆*
no journal, ,
グローブボックスにおける核燃料物質の滞留や外部被ばく線量の低減等を目的とし、グローブボックス構成材への表面微細加工による粉末付着防止技術開発を進めている。本研究では、グローブボックス構成材であるステンレス鋼の試験片に対して表面微細加工を施し、付着力および粉末付着防止効果に係る測定・評価を実施した。未加工のステンレス鋼試験片と、その表面に微細加工を施した表面粗さの異なる複数の試験片を使用し、原子間力顕微鏡による表面粗さ測定および付着力測定試験を実施した結果、表面粗さが増加するに従い平均付着力は低下する傾向を示した。本研究により、ステンレス鋼に対して表面微細加工を施すことにより、一定の粉末付着防止効果が得られることが分かった。